トラック運転手の仕事内容
トラック運転手の仕事内容は基本的に商品を荷主へと届ける事であり、案件内容によっては品物の荷積み荷降ろしも行います。配送ドライバー業の種類としては、近距離ドライバーと長距離ドライバーでまずは大きく分かれます。
まず近距離を配送先とする近距離ドライバーの仕事には、地場配送、個人宅への宅配、決まった配送先へ決まった商品を配送するルート配送などがあります。これらは1運行が50~200㎞で、1つの案件も1日あれば終わるものが大半になります。主に小型トラックや中型トラックを用いて配送します。加えて配送業務以外にも集金や営業を行う職種は、セールスドライバーと言います。
次に、長距離配送ドライバーの場合は大型トラックを使用した長距離配送の仕事が主となります。平均配送距離も1運行2618㎞で移動に2日~1週間かかる事があります。
他にも、切り離しができる荷台によって貨物を運ぶトレーラー(牽引車)のドライバー業などもあります。
なお、これらの配送業のドライバーになるには、普通免許だけでなく、中型免許、大型免許、けん引免許等の免許や資格が必要となってくるときもあります。
トラック運転手になるには
トラック運転手の給料・平均年収
全日本トラック協会の調査による最新のトラック運転手の職種別平均給料はドライバー平均年収で381万円~516万円となり、詳細は以下のようになります。
給料(月収平均・賞与除く) | 年収平均・賞与含む | |
けん引トラック運転手 | 39.0万円 | 516万円 |
大型トラック運転手 | 36.6万円 | 482万円 |
中型トラック運転手 | 30.3万円 | 407万円 |
準中型トラック運転手 | 29.4万円 | 382万円 |
普通車トラック運転手 | 29.1万円 | 381万円 |
トラック運転手が勤務する会社のタイプ
トラック運転手になるには運送会社に勤めるか、トラックによる自社便を行うメーカーに勤務するか、2つの方法があります。
- 運送会社や物流会社に勤務のトラック運転手の場合:他社の品物の配送を行う仕事で賃金を得ています。基本的に荷主の指示で配送業務を行う会社になります。
- 製造業等のメーカー勤務のトラック運転手の場合:自社が保有するトラックを使用し、自社便にて配送業を行います。自社の商品配送のため前者と比較し、安定して仕事がある所が特徴です。
トラックドライバーに学歴や経験は必要か?
現在、トラック運転手による配送を中心とする運送業は深刻なドライバー人材不足の状況にあり、ドライバーの高齢化も進んでいます。
さらに物流・配送業の仕事は現場作業を中心とした肉体労働的な側面があること、能力よりも成果(どれだけ運んだか)が重視されること、などの理由により、トラック運転手になるには高い学歴は必要ないことが多いです。実際の求人案件でも、中卒や学歴不問といった募集が出ている会社もあります。
なお、未経験でもトラック運転手にはなれる事はありますが、基本的にはドライバー職は経験者が優遇されることは覚えておきましょう。特に高い技術が必要となる大型トラックの運転手やトレーラ運転手に関しては、未経験からいきなりなることは不可能なので、経験を積みながら免許を取得してステップアップしていくことが必要です。そこで、まずは普通自動車免許があれば、就職可能な職種から就く事が推奨されます。
トラックドライバーになるのに年齢制限はあるのか?
全ての運送会社が該当するわけではありませんが、トラック運転手に年齢制限を設けていない会社もあります。人材不足な運送業界では、実際の会社の求人でも40代、50代の募集をしている会社もあります。
実際に60歳で現役の運転手の方もおり、仕事柄多くの経験値が重宝される事から40代以上のベテラン運転手も活躍できる業界であると言えます。その事からトラック運転手は40代以降の転職先として、穴場であると言われています。
トラック運転手には女性でもなれるか?
トラック運転手の女性比率は2.4%と、世の中の産業平均と比べると、女性のトラックドライバーの割合は低い数字になっています。
しかし昨今のドライバー不足とトラック運転手の労働環境改善を図るために、女性の雇用を運送会社に促進させ労働環境の見直しを行い、新たな人材確保という目的で女性トラック運転手、通称トラガールの雇用が活発化してきています。
専業主婦が子育てと仕事の両立のために、パート職員として活躍するトラガールもいれば、正社員として働き大型トラックの操縦までこなすトラガールもいます。
トラック運転手になるのに必要な免許・資格
トラック運転手になるにはまず最低限必要な免許が普通免許です。最大積載量2t未満・車両総重量3.5t未満の小型トラックの運転は普通免許さえあれば運転可能です。よって、近距離配送の業務でしたら普通自動車免許のみでトラック運転手になる事はできます。
そこから仕事の幅を広げたり、大型トラック運転手になるには、準中型免許、中型免許や大型免許が必要になり、これらの免許を取得すると
- 準中型免許は最大積載量4.5t未満・車両総重量7.5t未満
- 中型免許は最大積載量6.5t未満・車両総重量11t未満
- 大型免許は最大積載量6.5t以上・車両総重量11t以上
のトラックの運転ができるようになります。
他にもトレーラーの運転にはけん引免許が必要になり、配送商品の幅を広げてタンクローリーを運転できるようになるためには危険物取扱者の資格が必要となります。
もちろん、これらの免許・資格はすべて就職時・転職時に保有している必要はないので、会社からの支援や都合あるいは、自身のキャリアアップの過程で取得してからでも遅くはないものもあります。ただし、最初から所有していると就職や仕事で有利になるでしょう。
普通免許で運転できるトラック
現行の普通免許で運転できるトラックは最大積載量2t未満かつ車両総重量3.5t未満のトラックですが、過去の免許制度変更で運転可能な車種区分が複数回数変更されたため、普通免許の取得時期によって乗れるトラックの範囲が変わってきます。
普通免許の取得時期 | 最大積載量 | 車両総重量 |
平成19年6月1日以前 | 5t未満 | 8t未満 |
平成19年6月2日~平成29年3月11日 | 3t未満 | 5t未満 |
平成29年3月12日以降 | 2t未満 | 3.5未満 |
過去の違反が多いとトラック運転手になりにくいときも
運送会社は新たにトラック運転手を雇う場合、国土交通省の指示で運転記録証明書を取得する事が義務付けられており、運転手の過去の事故、違反歴を確認します。
安全を第一とする業務である以上は無事故・無違反が望ましいですが、軽度の違反なら企業によっては採用される事もあります。しかし大手の企業の中には無事故・無違反を採用条件として事故・違反歴のある運転手の採用を嫌う事もあるようです。
大型トラックドライバーになるには
大型トラックドライバーの仕事内容
大型トラックは車両総重量が11tまたは最大積載量が6.5tのトラックのことを指します。
トラックの規格のうち最も大きな大型トラックは、建築に使われる重量物や土砂、産業廃棄物や大量の雑貨等の配送で利用されます。他にも、タンクローリーによる燃料の運搬、ミキサー車でのコンクリートの運搬、大型キャリアカーによる乗用車の配送も大型トラック運転手の仕事内容になります。
なお大量の商品を効率よく一気に輸送するという目的のもと、大型トラックによる配送業の配送距離は中距離から長距離がメインとなります。
そして大型トラックは小・中型トラックと比較して操縦難易度が高い事から、大型トラックの運転手には高度な操縦技術やスキルが求められます。
また配送物が重量物ではなく大量の雑貨の場合、品物の手積み・手降ろしを行う事もあり、重労働に対応できる体力や腕力が必要になる場面もあります。
大型トラックドライバーに必要な免許・資格
大型トラックの運転手になるにはまず大型免許が必須になります。
大型免許の取得条件は最初に普通免許を取得し、そこから普通免許取得から通算3年経過する事が条件として必要になります。また取得可能年齢も21歳以上である事が求められます。その他の条件として、メガネ・コンタクト可で視力が0.8以上(片眼で0.5)であること、深視力2.5mの距離で平均誤差が2.0㎝以内であること、等の身体機能の事も免許取得の条件に求められてきます。
そして大型トラックの運転手の中でもガソリンや灯油等の燃料物の配送業務の場合は、危険物取扱者の免許も必要になってきます。この他にも、大型免許に加えてフォークリフトや危険物取扱者や玉掛けなどの資格を保有していれば仕事の幅が広がります。
フォークリフト運転技能講習を取得していると便利な理由
大型トラックによって配送される荷物は重量物以外にも、パレットに積んだ大量の雑貨等が挙げられます。よって大型トラックについては多くの場合、荷積み・荷降ろしにフォークリフトが必要になってきます。
また、トラック運転手も現場でフォークリフトを操縦し荷積み・荷降ろしの業務を行う事が求められる場合もあります。その事から大型トラックの運転手になるにはフォークリフトの資格を取得している事が推奨され、会社によっては採用条件として必須としている所もあります。
大型免許がなくても資格取得支援制度でステップアップ
仮に大型トラック運転手になろうとして、大型免許を取得していなくとも資格取得支援制度というトラックドライバーの助成制度を活用する方法もあります。
資格取得支援制度は運送会社等が中・大型免許を保有していないドライバー未経験者に対して、免許取得の費用の全額か一部を負担するという制度になります。
ドライバー業は人気職ではない事から、採用を成功させるためにこのような制度を積極的に導入している企業は増加傾向にあります。その事から、大型トラック運転手になるには免許を常に自力で取得する必要はないと言えます。
長距離トラックドライバーになるには
長距離トラックドライバーの仕事内容
長距離トラックドライバーの仕事は、トラック運転手の中でも最も稼げる反面、大変で辛い職種だと言われます。
まず配送に使われるトラックの多くは大型トラックになるので、必然的に高度な運転技術が必要になります。
そして長距離配送の平均走行距離は、1運行2618㎞で2日~1週間と言われています。その事から配送の合間にはパーキングエリア等で休憩時間を挟み、その上で荷主の指定時刻丁度に到着出来るようスケジュール管理も徹底する必要があります。
加えて、労働時間が長い事から、集中力と体力そして自己管理能力も重要になってくる場面もあります。しかしハードな内容である分、長距離ドライバーの職種を全うできる人材は業界的に重宝され、歩合給の割合も多いため収入はトラックドライバーの中でもトップクラスとなります。
長距離トラックドライバーに必要な免許・資格
まず長距離配送には大型トラックが使われる事が多いので、大型免許は必須と言えます。他にも操縦できる車の車種を広げるために、けん引免許も保有していると重宝されます。
その他、配送する荷物の多くが重量物やパレットに積んだ多くの小物になるため、フォークリフト免許も必要になってきます。また、クレーン車に荷物を掛ける玉掛け免許も保有していると、トラック運転手として活躍の幅が広がります。
長距離トラックドライバーの大変なところ・辛いところ
長距離ドライバーは労働時間と拘束時間が非常に長くなります。厚生労働省から運転時間は2日の平均で9時間と上限が決められてはいますが、それでも長時間にわたっての運転は大変で辛いときもあります。
配送においても荷主の指示で到着時間を指定され、その時間丁度に到着される事を厳守しなくてはならない事からプレッシャーも大きいと言われています。
長距離トラック運転手になるには、こうした苦労を乗り越える忍耐力も必要になります。
長距離トラックドライバーは歩合が大きく給料がよいので稼げる
トラック運転手の賃金体系は固定給の場合もありますが、長距離トラック運転手の場合は特に歩合の比重が大きい給与体系である事が多いです。
まず必要最低限の基本給が設定され、歩合給(運んだ荷物の数、走行距離、運搬回数、売上等の実績によって変動)や手当が加算され、総支給額が決定します。
そして長距離ドライバーは運ぶ荷物の数や走行距離の長さから歩合の金額が大きくなり、その結果として給料が高額になります。ただし稼げるトラック運転手になるには、より多くの歩合給を得るために、多くの仕事をこなすことが最低条件と言われています。
トラック運転手になりたい人へのアドバイス
トラック運転手は人手不足で就職のチャンス
トラックドライバーの多くは40代以上で、全体の45.2%を占めています。一方で、29歳以下の層は全体の10%以下しか占めておらず、ドライバー業界も高齢化の煽りを受けている状態です。
さらにネットショッピングの普及が年々強まっている事から、配送業(配送ドライバー)の需要はとても高い状況にあります。
こうした中、トラックドライバーは人気職ではない事から新規参入者も少なく、配送業界の現状としてトラック運転手は世間の需要の高さに対し深刻な人手不足の状態にあります。
よって業界や運送会社は、労働環境の見直しや未経験者のサポートの導入を行う等で、若者等の新規参入を呼びかけている状態になっています。
その事から今からトラック運転手になりたい、という人にとって就職はしやすい状況にあります。
トラック運転手は未経験可の会社が増えている
トラック運転手の仕事は豊富な経験値が要求される事から、転職等では経験者が優遇されやすい職種ではあります。
しかし近年のドライバー不足の状況から新規の人材を確保するため未経験可の会社も増えています。その上で資格取得支援制度等を導入し、必要な免許を保有していない未経験者に対してサポートを行う企業も出てきています。
転職等で改めてトラック運転手になりたい人は、このような企業を探してみる事が推奨されます。
トラック運転手で手に職が就けば転職もしやすい
前述のとおり、人手不足とはいえど人気職種においては当然、トラック運転手という仕事でも経験者が即戦力という意味で優遇されやすくなります。経験者であれば業務経験と同時に業界への理解もある事から、別のドライバーの職種でも受け入れられやすいためです。
その事から、先にドライバーになってしまってから多くの免許の取得を行い、なりたい別のドライバー職へステップアップするのも1つの手です。例えば地場配送を経験したトラック運転手が、長距離ドライバーのトラック運転手に転職し収入をより上げる事も不可能ではないと言えます。
トラックドライバーの働き方改革が進んでいる
トラック運転手の大半の会社は、重労働で拘束時間も長い割には低賃金である事が多く、いわゆるブラック物流な会社となってしまうことがしばしば起こります。しかし昨今では、若手人材の呼び込みや確保のため、ドライバーの働き方改革による労働環境の改善が急務と言われています。
昨今ではホワイト物流推進運動に協賛する会社や、女性のドライバー雇用を積極的に行い、女性でも働ける環境である事を率先してアピールするような運送会社も増えている傾向にあります。
したがって、良好な職場環境の中でトラック運転手になりたい人にとっては今が好機となるかもしれません。
大手と中小の会社ではメリット・デメリットに違いがある
大手運送企業は仕事量が安定し、福利厚生や教育制度が充実している企業が多くあります。加えて荷物の手積み・手降ろしを行わなければならないような仕事も少ないと言われています。
ただしその分規則も多く、横乗りによる教育時間も長く、早めに独り立ちはしにくい環境と言われています。
一方、中小運送企業は荷物の手積みや手降ろしが多かったり、仕事の下請け割合が多いことから労働時間の長さの割に給料が安いというデメリットはあります。
しかし操縦するトラックは固定である事から自分なりにトラックを調整しやすい、独り立ちしやすい、案件を多くこなせばその分稼げる等、大手と比較し自由度が高い点が魅力であると言えます。
トラック運転手のキャリアステップ
トラック運転手の職業のステップアップは多くの免許や資格の取得によって、配車業務等の管理職に就くことが一般的と言われています。
その第一歩になる資格として運行管理者が挙げられます。国土交通省大臣指定試験機関が行う試験に合格すれば資格の取得ができますが、運行管理者試験の合格率自体は29%前後とやや高い難易度の資格になります。
他の資格としては衛生管理士や消防設備士、危険物取扱者といった資格もステップアップに活用出来ます。
物流会社や運送会社に就職するには
まず最初は人材紹介のサイトなどから、トラック運転手の求人広告を出している企業、会社を探してみるのが第一歩になります。その中で条件に合う或いは興味が持てる会社をピックアップし、その会社のサイトにアクセスをします。
そしてその会社の採用ページにある募集要項から応募し採用までの流れに沿って志望動機書の作成や面接へ移る流れになります。
その際には必ず自己分析を行い、どんな経緯と理由でトラック運転手を志すのか明確にする事が望ましいです。また企業研究と業界研究を行い、その会社が求めている人材を定めて、その内容に合わせて対応していければ採用に近づけると思われます。
ただ、時間がないトラックドライバーの方や転職に慣れていない方の場合はドライバー専門の人材紹介会社を使うことをおススメします。
理由として人材紹介サービスは基本的に企業側からお金をもらうため求職者に費用が一切発生しないシステムであることと、自分の希望条件さえ伝えれば何もしなくてもおススメの案件や、企業の実際の雰囲気などを詳しく教えてもらえるからです。
また、人材紹介会社にはキャリアカウンセラーや転職アドバイザーと呼ばれる担当者が履歴書の書き方や面接のコツも教えてくれます。
運送会社の面接で聞かれる内容
未経験者の場合、面接では何故トラック運転手を志したかといった志望動機を中心に聞かれます。そのため志望理由は明確にしてさらに暗記もして、何も見ずに答えれるように対策をする事が推奨されます。
次にどのような免許を保有しているかも必ず問われる項目になります。大型免許やフォークリフト、けん引免許と幅広い範囲で持っていれば有利になります。
最後に違反歴を問われます。運転手である以上安全運転を行う事が望まれる以上、重要視されるポイントになります。
経験者の場合は過去の実績や経験談についても質問されることを頭に入れておきましょう。
トラック運転手に向いている人
トラック運転手に向いている人は、第一に運転が好きである事が望ましいと言えます。仕事の都合上大半が運転であり一人でいる時間が多くなるため、孤独が苦ではない人にとっては非常に楽しめる職種と言えます。
他にも体力仕事の側面から腕力が強い人や体力がある人、長時間の運転がある事から事故を起こさないよう運転ができる集中力がある人も向いています。
そして責任感がある人も向いている要素になります。トラック運転手の仕事は1人でいる場面が多く手を抜ける状況もあります。その上でも事故を起こさず荷物を指定の時刻に配送を行う事が求められます。
トラック運転手に向いていない人
トラック運転手に向いていない人の性格は、まず短気で忍耐力があまりない人です。
配送中は渋滞や荷待ち時間といった、待たされるという場面があります。その事で気が立って危険な運転をし事故を起こすパターンもあります。
他にも孤独に耐えられない人もトラック運転手には向いていない要素にはなります。基本は一人で運転している時間が大半なため、集団で行動しないと落ち着かないという人にとっては苦痛な職種とになります。
あとは運転が苦手、決められ事が守れない、単純作業が嫌い、体力仕事が得意ではない、という要素も挙げられます。
トラック運転手のやりがい・楽しさ
トラック運転手の仕事の楽しさと言えば、1人でいられる気楽さにあると言えます。多くの仕事は集団で行うのが常であり、人間関係に気を遣う場面が多くあります。
トラック運転手にもそういった場面は多少はありますが、他の職種と比較し的対人ストレスは少なく、マイペースに仕事をこなす楽しさがあるのではないかと言えます。
そしてトラック運転手とういうのは社会になくてはならない仕事です。現状の日本はトラックによる物流が91.5%を占めている事から、トラック運転手は社会の役に立つ仕事で、誰かのために大切な荷物を届ける事のできる、やりがいのある仕事であると言えます。
トラック運転手の大変なこと・辛いこと
一方でトラック運転手の大変な事として挙げられるのは拘束時間が長い事です。トラックドライバー限定で法的に許される拘束時間にしても13時間であり、一般的に許される労働時間である8時間を大きく超えています。
また地近距離配送業は別としても、長距離配送になると不規則なシフト等で取得できる休みが少ない事も辛い点に挙げられます。
そして運送会社の大半は下請けで荷主への配送を行う業者が大半であることから、立場が弱くなりやすい傾向にあります。どのように過酷な要求が荷主から下されても、従わざるを負えない状況もトラック運転手の辛い所になります。
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今の世の中はどの業種も人手不足で年齢に関わらず未経験者も積極活用中です。ドライバー経験者の方は体力もある方が多く採用でも有利なため、全く別の業界で活躍される方も多くいらっしゃいます。
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