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大型(10トン)トラック

大型トラックドライバーの仕事情報がまるわかり!

大型トラックとは

大型トラックとは、トラックの中でも最大の寸法となるトラックで、最大積載量6.5t以上、車両総重量11t以上のものを指し、10トントラックとも呼ばれます。

形状も多種あり、通常よく見る、荷台が箱型の『バン』『ウィング』車や、箱に冷蔵や冷凍機能を設けた『冷凍冷蔵車』、箱のついていない『平ボデー』、その他『タンクローリー』や『キャリアカー』また『ダンプカー』なども、ほとんどで大型トラック仕様が存在します。

なお大型トラックの運転には大型免許が必要となります。

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大型トラックの仕事内容

バン・ウィングでの仕事内容

バン・ウィングは大型トラック輸送の中心となる仕様ですので、仕事内容はかなり多彩と言えますが、主に中距離~長距離を走行する都市間物流がメインとなります。

中距離はだいたい200㎞~300㎞程度、400㎞以上は長距離といった感じです。

積み荷は日用品から廃棄物まで様々なものがありますが、魚や野菜などの生鮮食料、また冷凍食品などを運ぶための冷凍車を運転することもあります。また、競走馬や家畜など、動物を運ぶケースもあります。

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平ボデーでの仕事内容

バン・ウィングと比較して走行距離は短いケースがほとんどですが、大型トラックの中でも、特殊な積み荷を運搬できることが平ボデーの仕事と言えます。

バン・ウィングは、積み荷を箱の横または後ろから搬入しますが、平ボデーは、箱がないため、上から搬入することができます。

大型の建築資材や建材、木材や鉄鋼などの重量物などをユニック(クレーン)を使って搬入据付できる仕様と言えます。ですので、仕事は工場間輸送や工事現場間輸送などが中心となります。

タンクローリーでの仕事内容

タンクローリーの仕事は、石油などの燃料輸送や、液化天然ガスなど危険物輸送が中心となります。

大型トラックを運転できるだけでなく危険物取扱免許も必要になるため、比較的難易度の高い仕事と言えます。

仕事の内容としては、石油などの燃料輸送であれば、燃料供給拠点から、ガソリンスタンドなどへの輸送がメインとなります。

基本的には、決まったルートの日帰り勤務となりますので、走行距離は比較的短いと言えます。

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キャリアカーでの仕事内容

キャリアカーとは自動車を運搬する車両のことで、トレーラータイプと、そうではない大型トラックタイプがあります。

トレーラータイプを運転するには、大型免許のほか、けん引免許も必要となります。

仕事の内容としては、自動車生産工場から販売拠点への輸送、また、自動車を海外へ輸出するため、生産拠点から主要港湾への輸送など、かなり多様となります。

大型トラックの仕事の中でも比較的高収入の仕事でもあります。 

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長距離トラック運転手とは

地場~中距離であれば日帰り圏内でだいたい200㎞~300㎞程度長距離であれば2泊3日程度で400㎞以上500㎞を超える3泊以上を超長距離と言ったりしますが、すべてをまとめて大型トラック運転手と言われているのが現実と思います。

仕事内容は多様ですが、何を運ぶかによって勤務の形態がかなり変わるのが、この仕事の特徴と言えます。

ある程度決まった荷物を決まったルートや時間で運ぶ定期便であれば、日帰り勤務や週休2日も可能となります。

一方で、雑貨便と言われる、ルートや時間が決まっていなく、下ろし地でまた別の荷物を積んで輸送するような形であれば、家に帰れるのは週に1回程度、といったことになります。

しかし、昨今、ドライバー不足を解消するため、女性ドライバーも増えており、彼女たちが安心して働けるよう雑貨便の仕事は減りつつ、比較的、時間が固定しやすい定期便のニーズが高まっています。

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長距離ドライバーの1日の仕事の流れ

長距離ドライバーの仕事は、大きく分けて、『出勤』→『点呼』→『安全点検』→『出発』→『配送』→『帰社』→『日報提出』→『退社』という流れになります。

点呼では、まずはタイムカードを押して、本日の配送ルートの確認をします。

確認後、アルコールチェックと、上司との健康面談を済ませ、上司のオッケーがでれば出発となります。ただし、出発の前に大型トラックの安全点検を行います。ブレーキであれば、ブレーキペダルの踏みしろや効き具合、エアブレーキの空気圧力計の上がり具合と排気音に異常がないか?など、点検は100項目程度に及びますが、どれも基本的なものばかりで慣れてくれば15分程度終わる簡単なものです。

続いて配送となるのですが、大型トラックの場合ですと、積み込み地、下ろし地とも、1日/2~3ヶ所程度といったところです。ざっくりいうと、午前中に2ヶ所積み込み、午後から2ヶ所おろすといったイメージです。途中、昼食をとったり、休憩をしたりまた事故や渋滞に巻き込まれたりすると、スケジュールはタイトになります。特に、台風や雪などの悪天候時はその傾向は顕著となります。

無事に配送が終わると、帰社し、簡単な日報を作成します。このあと、会社によっては洗車をするところもあります。洗車のありなしや、どの程度まで洗車をするかは、かなり差があります。あるドライバーの方は通算3社で勤務したところ、一番楽なところは機械洗車のみだったとのことです。一方、厳しいところは、内装やタイヤフレームも含めてというところもありました。

一通りの作業をこなしたあと、帰社となります。

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https://www.youtube.com/watch?v=4CmHFHf_igQ&t=18s

大型トラックの運転手の給料/年収

大型トラック運転手の給料は、会社によってかなりばらつきがあります。平均的な金額としては年収400万程度といったとろです。月収で30万程度です。ただ、会社によってはもっと低い会社も、逆にもっと高い会社もあるようです。

雇用形態もマチマチで、正社員、契約社員、アルバイトなどもあるようです。

形態によっては日給いくらといった支払いをしている会社もあります。

また基本的には走行距離に応じた歩合制なので、病気などで運転できなくなる期間が長くなると、給料は減ることになります。一方で、体力のある若いうちはかなり距離を走れるので、同世代と比較し、かなり稼ぐことができます。いずれにしろ体調が給料に直結するので健康管理は他の職業よりしっかりとないといけません。

また、大型免許だけではなく、けん引免許やフォークリフト、危険物取扱なども所有していれば、仕事の幅が広がって給料アップを狙うことができます。 

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大型トラックドライバーの働き方や休み

残業は多い業界と言えます。拘束時間が長いためどうしても労働時間が長くなりがちです。

また、休みは日曜休み、土曜は月2回といったところが平均的です。

ただ、大型トラックドライバーの仕事は、早朝や深夜の運転が中心となり、また渋滞や事故、台風等の天候事情などの外部的要因にかなり左右されるので、お盆休みや年末年始を含め、普通のサラリーマンのように定期的に土日休みということはなかなか難しい仕事です。

大型トラックドライバーの仕事に必要な免許/資格

大型トラックドライバーを運転し、仕事をするためには、最低限、大型免許が必要となります。

また、荷物の積み込みや荷下ろしで、フォークリフトを運転するケースもありますので、フォークリフト免許を所有していれば仕事の幅は広がりますその他、けん引免許を所有していればトレーラーも運転することができるようになります。

変わったところで言えば大型特殊免許です。道路工事現場などへの出入りが多い場合は、一時的に重機を動かさなければならないケースもあり、所有しているとかなり求人は多くなります。

また免許には、一種と二種がありますが、大型トラックドライバーになりたいと思っている方はとりあえずは一種だけで十分です。

ただ、将来的に人を積んで運転したいと考えておられる方は二種免許の取得を視野にいれておいた方がいいと思います。なお、いきなり大型二種は取得できませんので、大型一種の取得は必修となります。

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大型トラックの仕事のきついこと/大変なこと

大型トラック運転手の生活はかなり不規則になります。深夜から早朝までが運転時間となりますので、朝夕逆転生活になり、きつい仕事と言えます。

そして明るい内に睡眠をとれればいいのですが、渋滞や事故等、また、駐車できるスペースがなかったりと、なかなか昼間の睡眠もうまくとれないケースが多いです。

精神的プレッシャーも多く、積み荷の延着は基本的に認められていなく、よほどの特殊な事情でない限り、会社からなんらかのペナルティがあります。よくあるのは〇日間運行停止とかです。運転手の給料はほとんどが、走行距離による歩合なので、運行停止は死活問題となります。延着に対する運転手の精神的ストレスはかなり大変と言えます。

その他、トイレに苦労することも多いです。女性の場合は、他の男性ドライバーのようにお手軽に済ませるわけにはいかず、あらかじめトイレマップを作成する、上司に理解を求め、トイレに対応できる配車をしてもらう、など正直苦労があります。

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大型トラックの仕事のメリット

大型トラックの仕事のメリットは、やはり他人に気遣うことなく仕事ができることです。

荷物を積みこんでしまえば、あとは到着まで、一人で運転するだけです。予定時間に荷物が届くのであれば、会社によっては、途中寄り道をして買い物に行こうが、何をしてもかまわないといった会社が多いです。

上司から「ああだの、こーだの」と言われることもないので対人的なストレスがないことがメリットと言えます。 

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大型トラックの仕事に向いている人

『孤独でいるのが好き』『車の運転が好き』『対人関係が苦手』『体力に自信がある』『昼夜問わずどこででも寝ることができる』といった人は、大型トラックの仕事に向いていると言えます。

また、運転技術に関して言えば、最初はみんな初心者なので、経験が増えていくことで技術は上がっていきますので、『私は運転がヘタ、自信がない』と思っている方でも、そんなに心配はありません。

また、大型トラックは普通自動車とは車両感覚がまったく違う乗り物で、普通自動車は苦手、でも大型トラックはうまい、という人がいるのも事実です。

大型トラック_仕事_アイキャッチ
大型トラックのドライバー(運転手)の仕事がまるわかり国の血液とも言われている運送業界ですが、「仕事がきつい」、「拘束時間が長い」、「資格をとらなければならない」といった印象を持たれている方...

大型トラックの仕事に向いていない人

『体力がない』『一人が苦手』『家の布団でしか寝れない』といった人は大型トラックの仕事には向いていません。

長距離がメインになってきますと、1週間家に帰れないといったこともありますので、例えば、介護があるなど、長期間家に帰らないといけない事情のある方にはあまりおすすめしません。

あと、対人関係はほとんどない職業ですが、積み込み地での荷主とのやりとりや、倉庫担当者とのやりとりなども、少ながらず発生しますので、極度に対人関係が苦手な方も向いていないと言えるでしょう。

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