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キャリアカードライバー(運転手)の仕事がまるわかり!

この記事の目次
  1. キャリアカーとは
  2. キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたいキャリアカーの種類
  3. キャリアカードライバー(運転手)の主な仕事内容
  4. キャリアカードライバー(運転手)の仕事の1日の流れ
  5. キャリアカードライバー(運転手)の仕事の魅力とは
  6. キャリアカードライバー(運転手)の仕事って大変なの?
  7. キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたい運転のコツ
  8. キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたい積み下ろしのコツ
  9. キャリアカードライバー(運転手)に向いている人の特徴
  10. キャリアカードライバー(運転手)になるにはどんな免許/資格が必要なのか
  11. キャリアカードライバー(運転手)の仕事に就職/転職するにはどうしたらいい?

キャリアカーとは

キャリアカーは車を積載して運搬するトラックの総称です。キャリアカーには一般家庭で使用する乗用車や、小型車、中型車、大型車などの商用のトラック、建設業で使用する特殊車両などの車両を運搬する仕事などがあります

積載する車両総重量により積載できる台数は多少変わってきますが、主に自走可能な車両を運びますので、フォークリフトなどを使用しての積み込みではなく、実際に積載する車両をドライバーが自身で運転して1台ずつ積載して積みつけていくという仕事の特徴があります。

キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたいキャリアカーの種類

ローダー

ローダーはキャリアカーの中でも積載台数が最も少ない1台積載のタイプで、トランポと呼ばれることもあります。ロードサービスのJAFなどで良く見かけるタイプです。

積載車両がトラックの場合は、運ぶトラックの車両総重量の積載が可能なキャリアカーを運転することになりますので、ドライバー(運転手)は中型免許や大型免許など、それぞれ必要なものを保有しなければ運転できません。

単車

大型免許を保有しているドライバー(運転手)が、運転できるキャリアカーです。車体と荷台は分かれていないタイプの車両のため、単体という意味で『単車』と呼ばれます。

積載車両の種類や大きさで積載可能な台数が変わりますが、一般的な乗用車で2台~5台程度積載することができます。パズルのように、前後や斜めに組み合わせて効率的に積むことができます。

トレーラー

牽引免許を保有しているドライバー(運転手)が、運転できるキャリアカーです。車体と荷台が分かれていて、牽引しているタイプの車両ですが、キャビンに荷台をつなげるセミトレーラータイプと大型トラックに荷台をつなげるフルトレーラータイプがあります。

積載できる台数は5台から9台で、キャビンの上にまで載せるタイプもあります。

キャリアカードライバー(運転手)の主な仕事内容

キャリアカーのドライバー(運転手)は車両を積んで運ぶことが仕事です。新車でも中古車でも、積んだ車両自体は走行させませんので、車両の価値を下げることなくお客様までお届けすることができます。また、車検切れになってしまった車も移動させることができますので、とても便利です。

新車であれば、工場からディーラーや、ディーラーから顧客へ、中古車であれば、オークション会場などから運搬するのが主な仕事内容となります。

キャリアカードライバー(運転手)の仕事の1日の流れ

キャリアカーの仕事は、1日の運行指示に従って仕事を進めていきます。運行を指示するのは各企業です。

点呼や指示内容の確認などを終え出発後、積込み場所の工場などで積み込みます。1か所で積込が完了することも、複数か所で積み込むこともあるでしょう。

その後、荷下ろし場所へ運行し、1か所から複数か所で荷下ろしをするのが1日の流れです。積み下ろしはドライバー(運転手)が自分で1台ずつ自走させて行います。

キャリアカードライバー(運転手)の仕事の魅力とは

年収が高い

キャリアカーのドライバー(運転手)は、積荷の車両を自走させて積卸する作業が魅力の仕事です。発売して間もない新車に乗ることもありますので、車好きにはもってこいです。但し、繊細な作業ですので、その分、運転に対する高い力量が必要にもなります。

年収はその分だけ割高に設定されている企業が多く、ローダーより単車、単車よりトレーラーといったように、積載車両が多い大きな車ほど高い年収であると考えて良いです。

重い荷物の積み下ろしがない

キャリアカーの仕事は重い荷物の手積み、手卸しがなく、力にあまり自信のない方にも魅力がたくさんあるお仕事です。決められた手順で積み込み前の準備を施してから、決まった位置まで積載する車両を運転して移動させます。手順通りの作業でも、積み込む車両の順番を間違えてしまうと、積み替えを余儀なくされたりします。

キャリアカーのドライバー(運転手)は力というよりは、テクニックや経験などが求められるでしょう。

様々な車を扱うチャンスがある

ローダーは1台ずつですが、単車やトレーラーのキャリアカーには、一度に何台も積載し運搬しますので、いろいろな自動車を扱うことができるのが一番の魅力のポイントです。車が好きなドライバー(運転手)には積卸しの仕事こそが一番楽しい業務でしょう。『何車種も乗ったことがある』という経験は、自分がユーザーになるだけでは得られることがない貴重な経験となります。

人間関係上のトラブルが少ない

キャリアカーの仕事は、お客様との直接的な折衝や、積極的な営業活動などはあまりありません。荷積み前に簡単な確認事項や伝票類の受け渡しなどはありますが、基本的にはドライバー(運転手)は黙々と積み込み作業や荷下ろし作業に集中することができます。コミュニケーションをとることが苦手な方や、一人で集中して作業を行いたい方には、とても魅力のある仕事です。

やりがいがある

キャリアカーのドライバー(運転手)は日本の代表的な産業の一つである、自動車産業を支える仕事です。発売後間もない新車や、滅多にお目にかかれない高級車などを運転できることが魅力である一方、作業の集中力や緊張感は、マイカーの運転とは比べ物にならないでしょう。万が一の事態でも、すぐ代替品を用意して納品というわけにはいきませんので、安全配慮の点をとっても、大変やりがいのある仕事と言えます。

キャリアカードライバー(運転手)の仕事って大変なの?

朝出発してその日の夕方帰庫するという仕事ばかりではなく、2日間~数日間にわたる、宿泊を絡めた長距離運行をすることがあります。かといって、長距離輸送ばかりではなく、1日の所定労働時間である8時間を大幅に割った短時間で終了することもあります。その運行の計画に従って走らないといけないので、慣れるまでは不規則な勤務時間に体調を順応させることが難しいかもしれません。

また、キャリアカーに積載する車が高価であればあるほど、『傷をつけてはいけない』という大変なプレッシャーを感じるでしょう。そのプレッシャーをやりがいと感じ、運転技術の向上や危険を察知するアンテナへと変換すれば良いのです。積み込みや荷下ろし時以外の走行中にも、万が一の事故が発生しないよう、ドライバーは常に気を遣うことになります。

キャリアカーの仕事では運転手の不注意だけでなく、不幸にも事故に巻き込まれることもあるかもしれませんし、走行中にも気が抜けません。

キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたい運転のコツ

大型や牽引のキャリアカーを運転するドライバー(運転手)は特に丁寧な仕事を心がける必要があるので、次のようなコツを抑えておくとよいでしょう。

  • 走行ルートにあまり狭い道路を選択しないようにするのも、安全に運転するコツの一つです。
  • また、空車時よりも積載時には車両の重心点が高くなるため、バランスを崩さないよう気を付けましょう。上段に車を積載した状態では、高さが更に高くなりますので、高架下などの高さ制限も、常に確認しながら走行すると良いです。
  • 路面の状況があまり良くない場合には、スピードは控えめに、ハンドル操作もゆっくりと行います。カーブなどでは曲がり始める前にスピードをしっかり落としておくと、バランスを崩さず走行することができるので効果的です。
  • 車を積載した後は後方や、側面に死角ができます。特に難しいポイントですが、死角になる部分などにはカメラを装着し、目視のほか、モニターでも画像を確認するとより安心です。カメラに頼りすぎず、必ず目視や音で安全確認をしながらバックするのが基本ですので、バック時には必ずオーディオを切り、窓を開けて安全確認をすると良いでしょう。

最後に、日々の始業前点検のほか、事業用車両は3ヶ月ごとの定期点検が必須と定められていますので、定期点検の際には日ごろの気になるか所などを列記しておき、点検業者にメンテナンスしてもらいましょう。

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キャリアカードライバー(運転手)なら知っておきたい積み下ろしのコツ

キャリアカーの仕事は経験や知識が必要です。ドライバー(運転手)が自ら積み下ろしをしなければいけないからです。

満車になるまで積載の場合、まず始めに積む場所は上の段の一番奥です。上の段を下げた状態で積み進めていきます。上の段を積み終えたら確実に固定してから上にあげて、下の段を積んでいきます。

下すのはその逆順です。降ろす順番があるならば、この積込時に積む場所を考慮しなければいけません。慣れればだんだんコツをつかみ、手順良く積み下ろしすることができますので、先輩ドライバーの積下しをどんどん観察し、技術を早く習得できるようにすると良いです。

全て積み終えたら、もう一度きちんと固定されているか確認をしましょう。ワイヤーなどを使用して確実に固定すると、がたつきや揺れなどの不安定な振動が少なくなり、安心して走行することができます。

キャリアカードライバー(運転手)に向いている人の特徴

運転が嫌にならない

キャリアカーは、その運行内容により、近場の積み込み地と荷下ろし場所を回り、その日のうちに運行終了する場合と、数日かけて長距離を走る場合があります。

長距離の宿泊を絡めた勤務が難しい方は、面接の前にどのような仕事に携わるのか、確認を取っておく必要があるでしょう。長時間の運転が苦にならないドライバー(運転手)のほうが、就職先企業の幅が広がります。

車が好き

キャリアカーの積荷はいろいろな種類の車です。車が好きであることや、いろいろな車を運転してみたい方にとっては最も適した仕事でしょう。

ドライバー(運転手)の面接を受ける際、企業への自己アピールとしても、『車が好き』であることは、非常にプラスの評価となります。好きなことへの関心や知識を高めることはスキルアップにもつながるので、とても向いている仕事です。

丁寧に仕事ができる

単車やトレーラーなどの特に大きな車を運転するときには、必ず周囲の環境を把握し、安全に配慮しながら、走ることが求められます。

また、キャリアカーのドライバー(運転手)は走行時以外の、積荷の積み下ろしの仕事も運転です。全然タイプの違う車に乗り換えて運転するので、意識の切り替えがとても重要です。万が一傷をつけてしまうと、途端にその車の価値が下がってしまう為、丁寧さが命なのです。

責任感がある

キャリアカーのドライバー(運転手)には責任感をもって仕事ができるタイプの人が求められます。積み込み、運行、荷下ろし全てを一人で実施する必要があるからです。

2車線道路に停車して、ディーラーなどに荷下ろししているキャリアカーをよく見かけますが、そのような場所で荷下ろしする際にも、お届け先の指定場所までドライバーが積荷の車を自走させて納品するのです。

キャリアカードライバー(運転手)になるにはどんな免許/資格が必要なのか

仕事で運転する車に適した運転免許を取得しておこう

キャリアカーのうち、ローダーは比較的小さいサイズの車両がありますので、普通免許や中型免許で乗ることができます。

単車やトレーラーを目指すならば、就職前に大型免許を取得しておくことをお勧めします。仕事に就いてしまってからでは、計画どおりに自動車学校の過程が進まず、自動車学校に通う期間も長くなりがちですし、合宿免許で取得するには、まとまった休みをとる必要があるからです。

大型免許は大型車を希望するドライバー(運転手)には必須な免許です。普通免許を取得してから、3年間の有効免許保有期間が経過した後であれば、挑戦することができます。トレーラーを希望する場合は大型免許を取得したあとのステップで、牽引免許を取得すると良いです。

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牽引免許は必要とされる場合が多い

キャリアカーの仕事内容や使用車種は企業によって大きく異なりますのが、トレーラーを目指すのであれば必要とされる免許が牽引免許です。

企業の中には、中型免許からステップアップして取得制度を整えている企業もあるほど、育てる価値がある免許ですので、牽引免許を持っていれば採用率は高いでしょう。このように、免許がないドライバー(運転手)にとって、仕事をしながら上位免許を取得できることはとても助かる制度です。選択肢の一つとするのも良いでしょう。

小型移動式クレーンの免許や巻き上げウィンチ資格も取っておくと有利

事故や故障で自走できなくなった不動車などをキャリアカーで運搬する際に必要な資格として、小型移動式クレーンや巻き上げウィンチがあります。車両のフロント部分などを吊り上げたり、引っ張り上げたりする作業に必要なものです。

いずれも運転免許センターで取得する免許ではなく、技能講習センターで受講して取得する資格です。取得しておくと修理車の運搬業務や、ロードサービスなど事故や故障車の運搬業務に就くにあたって有利となるでしょう。新車や中古車の運搬の仕事では、車体に傷がついてしまうので、そのような作業はありません。

企業の求人サイトにも必要条件として記載されていませんので、ドライバー(運転手)が目指す職務内容の求人条件を調べると良いでしょう。

キャリアカードライバー(運転手)の仕事に就職/転職するにはどうしたらいい?

キャリアカードライバー(運転手)の求人の探し方

ハローワークや転職サイトなどの求人情報の中から、条件に合わせて検索していきます。例えば『キャリアカー ドライバー』などです。様々なキャリアカーに関する求人情報が結果として表示されますので、勤務地やトレーラーに限るなど、検索欄に詳細を入力すると検索結果を絞り、見やすくすることができます。

人材紹介を活用して職業を斡旋してもらうのも効率的です。人材を募集している企業も費用をかけて探しているので、より質の良い求人に出会える可能性が高いです。

採用される率を高めたいのであれば、同じ仕事をしている知人のドライバー(運転手)などからの紹介です。企業も現職中の従業員や、親戚などの身内からの紹介だと、全く初対面の人より人材に対する情報量が多いので、安心して採用を決めることができます。募集中ではない企業でも採用してもらえることがあるかもしれません。

キャリアカードライバー(運転手)の求人を選ぶ際に注意したいこと

現在、スマートフォンやパソコンで『キャリアカー 求人』と検索すると、大量の求人情報があることがわかります。検索ワードには、求める職種や勤務地、希望賃金などを入れ求人情報をある程度絞りましょう。

検索された結果の企業情報の中には、仕事内容や取扱品目、使用する車種や必要免許、1日の仕事の流れなどが細かく記載されていますので必ず確認すると良いです。中には現職中のドライバー(運転手)のコメントとして、仕事をしている上での辛さや楽しさ、どのような仲間と働いているのか、などが載っていますので、こちらも大変参考になります。

インターネット上に掲載されている求人情報の中で、一番気を付けなければいけないのが、『現在募集中かどうか』ということです。気になる企業があれば、まず問い合わせ先の電話番号に電話をして、募集中かどうかの確認をとりましょう。

未経験でもキャリアカードライバー(運転手)になれるの?

未経験でもキャリアカーのドライバー(運転手)として受け入れを行う企業は珍しくありません。中型免許(旧普通免許を含む)さえ保有していれば、入社後の研修や資格取得支援等で、仕事が出来るように育成しようということです。経験者は優遇されますが、経験だけでなく、『この仕事がしたい、車が好きだ』という意欲がとても大切なのです。

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