2t(トン)トラックとは?
2tトラック(小型トラック)の車両総重量と最大積載量は下記になります。
車両総重量:5トン未満
最大積載量:2.0~2.9トン
2t(トン)トラックの車両総重量
小型トラックに分類される2トントラックの車両総重量の多くは、5t未満で、定員は3名までとなっています。宅配便などでよくみかけるウォークスルータイプやバンタイプがありますが、日本の住宅街のような狭い道でも進入できるので生活圏で多く見かけるトラックのうちの一つでしょう。
車体の重さに架装部分と乗車定員分の重量を足した全体の重さですので、荷物は積む前の状態で計量します。
2t(トン)トラックの最大積載量
一般的に2tトラックの最大積載量は2.0トン~2.9トンです。2tトラックでは車両総重量が少ない分、中型車や大型車と比べると架台の種類などにより積載可能な容量に大きく影響を与えてしまいます。
例えば次に説明するトラックの形状にあるようなバンやダンプ、クレーン付きや冷蔵冷凍庫付きなどは、平ボディの荷台に比べ重量のある架台を装備していますから、積める量も少なくなってしまうのです。
2t(トン)トラックのサイズ・車両寸法と荷台寸法は?
2t(トン)トラックの一般的なサイズ・車両寸法と荷台寸法
一般的な2tトラック(小型トラック)の車両法による寸法の標準は下記になります。
車両寸法
- 全長(長さ):4.7m以内
- 全幅(横幅):1.7m以内
- 全高(高さ):2.0m以内
荷台寸法
- 荷台長:3100mm程度
- 荷台幅:1600mm程度
- 荷台高:380m程度
2トントラックは全長によりショートやロング、幅により標準やワイドなどのサイズ種類があります。トラックの長さ・幅の寸法は車種によって様々で、上表は2トンショート(平ボディ)の寸法になりますが、使用者はそれぞれ運搬する荷物の特徴により、最も適切な大きさでメーカーに発注します。
なお、車両法と道路交通法によっても、トラックの車種区分と対応する長さ・幅・高さ等が定められています。
2t(トン)トラックショートの全長、全幅、全高について
ショートは全長が短い寸法の車両で、集合住宅や寮などの密集地で、狭い道路を通行する必要がある比較的コンパクトな引っ越し用として使われたり、架装次第では、魚屋や肉屋の商店の商用車なども多く、とても身近です。
コンパクトさが優位で、全長5m弱、全幅2m弱です。5ナンバー車の全長が4.7m、車幅1.7mですので長さが30cm程度、横幅が20cm程度大きくなった感じです。
乗用車と違い、荷物を積みますので高さはあります。全高は3m弱となっており、同様に5ナンバー車と大きさを比べると、1m程度高いのです。
職人さんが多く使用しているハイエースと比較すると、長さも横幅もほぼ同じくらいですが車高は2m30cm程度ですので、トラックのほうが50cmほど高いのです。
2t(トン)トラック平ボディショートの荷台長、荷台幅、荷台高について
2トントラック平ボディショートの荷台寸法は、荷台長3.1m前後、荷台幅約1.6m前後、荷台高0.38m前後といった大きさです。メーカーや車種により多少サイズは異なります。
運転席と荷台の間に鳥居という架装があることが多く、5cm程度の支柱を避けて積載する必要があります。荷台にシートと呼ばれるカバーを付けるための架装で、上部を包む様にしてシートを止めることにより雨水や粉塵の付着を防ぐことができ、荷台からの荷物の落下防止にも役立ちます。
荷台の幅は車幅とは異なり、荷台の『あおり』部分の厚みを引いた寸法になります。こちらも大体5cm程度の厚みのタイプが多いので先述の全幅1m70cmから左右のあおりの厚みを差し引いた1m60cmといった具合です。
荷台高はあおりの幅ですが、もちろんあおりの高さを越える品物も積載可能です。法令で定められているのは地上高3m80cmを越えないことですので、地面から荷台までをおよそ80cmと考えると3m程度の高さの品物が積載可能ということになります。バランスよく積んでしっかり固縛する必要がありますね。
2t(トン)トラックのサイズ/寸法とボディ
2トンロングの車両寸法(車長/車幅)と荷台寸法(荷台内寸長/荷台内寸幅)
2tトラック(2トンロング)の寸法は下記になります。
車両寸法
- 全長(車の長さ):6000mm程度
- 全幅(車の幅):1900m程度
荷台寸法
- 荷台長(荷台内寸の長さ):4300mm程度
- 荷台幅:(荷台内寸の幅)1700mm程
2トントラックには長さが短くとても小回りの利くショートと長いものでも楽々積めるロングのタイプがあります。ショートが車長5m弱なのに対し、ロングは約6mと約1m程度長いです。
ショートが単身の引越に便利なのに対し、ロングではファミリーやカップル同士の引越に最適なサイズです。夫婦と子供一人などの少し物が増えてきた頃の荷物量に適した大きさのトラックです。
荷台寸法は車の横幅が1.9m程度、車幅は外側の一番出っ張っている部分で測りますので、あおりの幅が約5cmと考えると両側から約5cmずつ内側に入る計算で荷台内寸幅は1.7m~1.8mとなります。
車長が6m程度で、荷台の長さは4.5m、キャビンがおよそ1m80cmといった寸法です。荷台の長さのうち、横幅と同じように荷台の厚みが約5cmと考えると、前部と後部がそれぞれ約5cmずつ内側に入りますので荷台内寸長は4.3m~4.4mです。
ですので、1m×1mの箱は横に並べて積めません。前から一列に並べて4個積めて、両端と前後に余裕があるイメージです。
2トンワイドロング車両寸法(車長/車幅)と荷台寸法(荷台内寸長/荷台内寸幅)
2tトラック(2トンワイドロング)の寸法は下記になります。
車両寸法
- 全長(車の長さ):6000mm程度
- 全幅(車の幅):2100m程度
荷台寸法
- 荷台長(荷台内寸の長さ):4300mm程度
- 荷台幅(荷台内寸の幅):2000mm程
2トントラックには車幅が標準タイプのボディと、幅広のワイドボディがあります。先述の2トンロングのうちの幅広タイプが2トンのワイドロングと呼ばれます。
車幅は標準タイプより20cm広い2.1mです。あおり部分を加味すると、荷台寸法から10cm引いた2mが荷台内寸幅となります。
長さは2トンロングと同じく、車長が6m程度で荷台内寸長がキャビンの1m80cmを差し引いた4.3m~4.5mです。車幅がワイドだと20cm広い寸法となりますので、周辺道路などの使用環境や取扱貨物の特徴などに応じ寸法を選択すると便利です。
先ほどの標準幅の2トントラックとは違い、1m×1mのサイズの荷物を横に並べて積むことが可能なので、前から二列に並べて合計8個積めて、両端にはスペースがあまりなく、前後に余裕があるイメージです。荷台スペースを有効活用することができるでしょう。
小型2トントラックと中型、大型トラックのサイズの比較
中型トラック・大型トラックの全長、全幅、全高
中型トラックと大型トラックの標準的なサイズを比較してみましょう。中型とは4トン、大型は10トンのことです。
中型トラックの寸法
- 全長:7,600mm
- 全幅:2,200mm
- 全高:2,700mm
大型トラックの寸法
- 全長:12,000mm以内
- 全幅:2,500mm以内
- 全高:3,800mm以内
それぞれの大きさを順に比べると、まず、同じ数値なのが車高です。中型と大型では高さは同じです。
次に近いのが横幅ですが、こちらは寸法の制限は同様でも、実際は大型のほうが35cm程度車幅が広くなります。片側に手のひら一つ分ずつ大きい間隔です。
そして最大の違いが長さです。車種平均でみると3.3mも大型のほうが長いため、小型の軽自動車一台分程度の差があります。
小型2トントラックとサイズを比較するとどうか
中型車や大型車の大きさを小型の2トントラックと比較してみましょう。2トンの中でも小さいサイズのショートボディの場合、車の全長は5m、プラス3m67cmで中型、プラス7mが大型となります。2トンショートを2台半つなげた長さが大型と同等です。
次に車の横幅は小型トラックが1m70cmですので、プラス50cm弱が中型、プラス80cmで大型と同じサイズになります。
道路の幅が概ね3mから3m50cmですから、小型車で道路の中央を走った時の対向車までの幅が、対向車も小型車なら2m弱の余裕があるところ、大型車同士の場合では1mと、半分程度しか余裕がなく、対向車と接近して走行する感覚に慣れるまでは、相当な圧迫感があるでしょう。
最後に車の高さだと、小型トラックで3m弱、中型と大型も3m80cmですのでそれほどの開きはありません。ただし、通行するルートによっては、高架下などに高さ制限が設けられていたりします。低いところでは3m以下などもあるようです。
トラックの座席から見てくぐれそうに感じても、実際は荷台の高さのほうが高く、通過不可能な場合があります。車検証などで事前に自分の運転する車両の全高を把握しておかないと、高架下やトンネルなどを通行する際に天井に荷台が引っかかってしまったりという事故が多発していますので、必ず運転する前に車両の寸法を知っておく必要があります。
2t(トン)トラックはどこで使用されているのか?
2トンショートの特徴と使われ方
2トントラックのショートは小回りが利く特性上、幹線道路より比較的道幅の広い、生活道路圏内の宅配に使われることが多いです。
ハコ車やウィング車など荷台が埃や雨濡れから守られているような車は、センターから各家庭へ食材の配達や、スーパーの店舗に納入や棚入れをしたり、センターからその車両のコース内の契約企業の集荷及び配送業務などです。単身の引越し等貨物の比較的少ない引越輸送にも使われる傾向にあり、取扱い貨物の種類も多岐にわたります。
積載量が大した量ではないので、配送範囲を狭めてセンターへ戻り2回目、3回目の配送をしたりと各企業で工夫もみられます。また、平ボディは新築住宅の現場に建築材料のボードや断熱材などをを運んだりします。いずれも比較的近距離の配送ルートとなる場合が多いでしょう。
2トンロングの特徴と使われ方
2トントラックのロングタイプでは、ショートに比べ積載スペースが広く確保できていることが特徴です。少々小回りが利かなくなりますが、こちらのタイプも住宅街でも生活道路圏内でも比較的よく見かける車両です。
多少大きいものでも、数量が多い届け先でも対応が可能でしょう。例えば住宅街にある街の電気工事屋さんに電線ケーブルなどを運んだり、医薬品のルート配送だったり、ゲート付きの車両ではかご台車などに詰められた雑貨品などを店舗に配送することが多いです。
かご台車というのは背丈ほどの網状で金属製のかごに滑車とストッパーが付いている搬入用の台車で、中には品物が詰め込まれているものです。このような手で動かすことができる運搬物でない場合、比較的フォークリフトなどの荷役機器を使用しての積み込み作業や納品作業が必要となるケースが多いです。
2トンワイドロングの特徴と使われ方
2トントラックの一番大きいサイズでワイドロングがあります。2トントラックの中で最も積載スペースの広さを確保できていることが特徴で、大きなロットの輸送がある企業間の輸送などに適しています。
幅にも長さにも段階があり、セミワイドとフルワイド、またセミロングとロングなどといいます。いずれも標準幅やショートとワイドロングの中間のサイズになります。
ワイドロングでも同様に日々決められた店舗や企業を決められた順番で回るルート配送が多いです。コンビニの指定店舗へ決められた時間に配送したり、工場間輸送だったり、取り扱い物も広い範囲で対応可能な車両です。各企業の取り扱い品を知ると、積み込みや納品で立ち寄る企業の傾向も知ることができるでしょう。
2t(トン)トラックの形状と特徴
平ボディ2トントラックの使われ方
フラットな荷台が特徴の2トントラックです。荷台に帆布などでできた耐候性に優れたシートをかぶせないと走行中に荷物の落下の危険があったり雨風を防げませんので、積載に不向きな物があるのがデメリットです。
しかし、特殊な架装が無い分、安い費用での導入ができますし、低い形状を活かし、施設の地下駐車場へ搬入の場合など高さ制限が厳しい状況では最も柔軟に対応することができます。また、新築や改築工事現場などの現地で、荷揚げをするクレーンが待機している場合などにも重宝される形状です。
バン2トントラックの使われ方
アルミ製の箱を荷台に積んだ2トントラックです。雨風から荷物を保護することができますし、走行中に落下する心配がない形状です。
後部に設置されている開閉のための観音扉から積卸する箱タイプと横から荷卸し可能なウィングタイプ、精密機械などをスムーズに積卸できるパワーゲート付きのタイプなどがあります。いずれも架装に重量がかかるので平ボディ車よりは積載量が確保しにくい形状です。
また、アルミ製の荷台部分は特別な遮熱加工などしない限り非常に高温となるため、夏場の日中などは熱に耐性のあるものを積みます。
ダンプ2トントラックの使われ方
ダンプの2トントラックは運転席に座っていながら荷卸しをすることができます。専用のレバーとアクセルワークで自由に荷台を傾けたり元に戻したりすることができます。運転席のすぐ後ろ部分を高く持ち上げて荷台を斜めにするダンプアップ方法と、片側の側面を高く持ち上げて横から卸す方式が用途によって採用されています。
建屋の解体作業や左官業などで多く使用されており、建築材料の運搬や産業廃棄物の回収運搬などを多く扱うのです。2トンダンプのドライバーは土木建築業ではトラックを運転するだけでなく数人のチームで解体作業を行ったりと作業も兼務で行うことが多いようです。
クレーン付き2トントラックの使われ方
クレーンが付いているトラックをユニック車といいます。2トントラックのユニック車は小回りが利き、狭い場所でも進入することができるので、建築材料を新築住宅の建築現場に運んだりします。
積むものは材木や鉄筋、スレートボードなどの壁材や屋根材、床材が多いです。造園業では材料の大きな岩なども運びます。材木などは荷卸し時に吊りやすいように、1束ずつ梱包して角材などを挟んで隙間を開けながら荷台に積み上げます。荷卸しの際には吊り上げ用のワイヤーを隙間に通し、重量の平均を取ってクレーンで吊りあげて卸します。
冷蔵冷凍庫付き2トントラックの使われ方
宅配便などでよく見かけるクール便のトラックや鮮魚店、食肉店などの食材用のトラックが冷蔵(冷凍)庫付き2トントラックです。荷台の中は冷蔵冷凍庫になっていて荷台を一定の低温で保つよう設定することができます。
保温機能の無い車両と違い、外気や直射日光などで荷台内の温度が設定温度で一定に保たれますので、生鮮食品を新鮮なまま運搬することができます。冷凍食品も融けることなく冷凍のまま運ぶことができますので鮮度を維持するのに役立ちます。
トラックの各サイズ(車両寸法/荷台寸法/積載量)と特徴
いすゞの2トントラック:エルフ(フォワードジャストン)
いすゞ自動車の中型トラック『フォワード』のシャーシに『エルフ』のキャブを載せたモデルの2トントラックです。
エルフ(フォワードジャストン)のキャブを採用することで、よりキャブの小型及び軽量化となったため、架装に有効で、中古車市場にも平ボディ車よりごみ収集のパッカー車やユニック車が多く出回っています。
積載量2トンのエルフ平ボディ車の車両寸法(最大サイズの型式)
- 全長:4690mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1980mm
積載量2トンのエルフ平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3120mm
- 荷台の幅:1620mm
- あおりの高さ:380mm
- 床面までの地上高:855mm
三菱ふそうの2トントラック:キャンター (キャンターガッツ)
キャンター(キャンターガッツ)は、ドライバー視点で設計された利便性と収納性に富んだ快適キャビンが特徴の積載量1.5トンの三菱ふそうの2トントラックです。
街中でも小回りの利く最小回転半径で設計されており、Uターンも駐車も楽々の機動性です。頻繁な乗り降りを考慮した街乗り集配に着眼しているのですが、パワーの4WDもラインアップにあります。
積載量2トンのキャンター (キャンターガッツ)平ボディ車の車両寸法
- 全長:4690mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1960mm
積載量2トンのキャンター (キャンターガッツ)平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3120mm
- 荷台の幅:1615mm
- あおりの高さ:380mm
- 床面までの地上高:840mm
日野の2トントラック:デュトロ
デュトロ(レンジャー)は日野自動車の2トントラックです。トヨタとの共同開発で生まれた車で、電気と軽油の両方を効果的に使うパラレルハイブリッドが仕様としてある積載量2トントラックから3トントラックがあります。
その燃費性能を高く評価され、現在では多くの宅急便集配車として採用されています。ドラマチックで洗練された運搬・輸送を提供するという意味の英語の頭文字をとってデュトロと名付けられ、グッドデザイン賞を取ったこともあります。
積載量2トンのデュトロ平ボディ車の車両寸法
- 全長:4685mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1980mm
積載量2トンのデュトロ平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3115mm
- 荷台の幅:1615mm
- あおりの高さ:380mm
- 床面までの地上高:830mm~970mm
日産の2トントラック:アトラス
アトラスは日産自動車の2トントラックで、積載量は1.5トンから2トンです。
ドライバー視点で設計された室内は、毎日の運行を快適に、安全に行うことができるように工夫が盛り込まれています。収納が豊富で雑多な書類もすっきり格納でき、すぐに取り出すことができるデザインはドライバーが効率的で安全に仕事ができるよう、サポートしています。環境面もランニングコスト面も信頼のある車両です。
荷台の材質がスチール製か木製かにより車の長さと荷台内幅が多少前後します。
積載量2トンのアトラス平ボディ車の車両寸法
- 全長:4685mm
- 全幅:1695mm
- 全高:2500mm
積載量2トンのアトラス平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3100mm
- 荷台の幅:1620mm
- あおりの高さ:380mm
- 床面までの地上高:815mm
日産UDトラックスの2トントラック:カゼット(コンドルの後継車)
2014年にリリースされたカゼットは日産UDトラックスの2トントラックです。
環境と燃費性能はトラックの中でもトップクラス、毎日の運行で実感できます。稼働シーンを研究し、乗り降りや運転席内の移動などがストレスなくできるよう、設計されています。『風』が語源になっている『カゼット(コンドルの後継車)』は省燃費とパワフルな走りを同時に追求して作られています。安全機能も充実で、総輪ディスクブレーキの標準装備やブレーキアシストもあります。
積載量2トンのカゼット平ボディ車の車両寸法
- 全長:4690mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1990mm
積載量2トンのカゼット平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3120mm
- 荷台の幅:1615mm
- あおりの高さ:380mm
マツダの2トントラック:タイタン
動力性と積載性がとても高いマツダの2トントラックのタイタンは、積載性を上げるため、荷台のあおりを45mm高くしたり、積載量を上げるための研究が重ねられたトラックです。
積載量2トンのタイタン平ボディ車の車両寸法
- 全長:4685mm
- 全幅:1695mm
- 全高:1980mm
積載量2トンのタイタン平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:3120mm
- 荷台の幅:1620mm
- あおりの高さ:380mm
トヨタの2トントラック:ダイナとトヨエース
トヨタレンタリースのラインナップにもある、レンタカーで引越をするなどの用途で人気のトヨタの2トントラックです。ダイナとトヨエースはフロントグリルに多少の差があるものの、他は同じ仕様ですが、販売店が分かれていて、ダイナはトヨタのお店、トヨエースはトヨペットのお店で扱っています。
積載量2トンのダイナとトヨエース平ボディ車の車両寸法
- 全長:4690mm
- 全幅:1690mm
- 全高:1980mm
積載量2トンのダイナとトヨエース平ボディ車の荷台寸法
- 荷台の長さ:2850mm
- 荷台の幅:1615mm
- 床面までの地上高:840mm
2t(トン)トラックの運転に必要な免許
2017年3月12日以降に普通自動車運転免許を取得した場合
2トントラックを運転するにあたり、必要な免許は普通自動車免許です。
ただ、普通免許を取らずに準中型免許が取れるのです。18歳以上であれば普通免許も準中型免許も取得することができるので、教習期間と料金に余裕があって、将来中型や大型、またはそれ以上の大きな車へとステップアップを目指す方は、準中型の取得に挑戦すると良いでしょう。次の段階の免許取得時に免除事項が増えることもありますのでお得です。
普通免許で運転できるトラックは積載量3トン未満、総重量5トン未満まで、準中型では積載量4.5トン未満、総重量7.5トン未満の車両が運転できます。乗れる車の枠が広がると、早く多くの経験を積むことができるでしょう。
2017年3月12日以前に普通免許を取得した場合
2007年6月1日の改訂以前に普通自動車免許を取得した場合は、中型車で総重量8トン未満、積載量5トン未満のトラックまで運転できます。免許証の条件欄には『中型は中型車(8t)に限る』という表示があります。
2007年6月2日以降、2017年3月12日までの期間に取得した人は、普通免許で総重量5トン未満、積載量3トン未満のトラックまで運転できます。免許証の条件欄には『準中型で運転できる準中型車は準中型(5t)に限る』という表示があります。
2トントラックは総重量5トン未満、積載量3トン未満ですので、10年前の免許改訂前の取得者も、そのあとから2017年の免許改訂までの間に取得した方も、いずれも普通免許を所持していれば運転することができます。
2t(トン)トラックのまとめ
2トントラックは小回りが利くので、乗用車がメインで走行する道路などを利用し、狭い路地などでも通行することができる特徴を持ちます。
車種により多少誤差がありますが、2トンショートのサイズであれば乗用車と変わらない最小回転半径で、大きさもとても運転しやすい車両です。また、2トンロングトラックになると2m程度最小回転半径が伸び、4トントラックと変わらなくなりますから少々経験が必要かもしれません。ですが、横幅の寸法では標準幅でもワイド幅でもその数値は変わらないので、曲がりやすさには影響が無いことがわかります。ワイド幅の車両は運転席から見た左側の位置が遠くなりますので、要注意ポイントでしょう。
普通免許や準中型免許の取得から2年以上の経験があり、20歳を超えると中型免許が取得可能です。大型免許は普通免許や準中型免許の取得から3年以上の経験があり、21歳を超えると取得可能です。2トントラック乗務は、18歳で普通免許や準中型免許を取得し、4トントラックや大型トラックの運転手を志す若者にとって、良い経験の一歩目となるでしょう。
人手不足が深刻化している中、大手運送会社などではドライバーを確保すべく、2トントラックを増車して若い世代の免許所持者を呼び込もうとしたりしています。また、運送会社が地域のつながりを保つための組織として活動しているトラック協会などでも、地域の交通安全教室などのイベントを通じ、トラックの仕事を知ってもらおうと、自社マーキングを施したトラックを持ち込んだりしてPR活動を進めているのです。
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