大型トラック

大型トラックの運転は難しい?運転のコツと免許情報まるわかり!

大型トラック運転手として一人前になるのにかかる時間

トラック会社で大型トラックを運転する場合、特に未経験者で4トントラックなどの経験がないと最初は横乗りからスタートすることになります。

横乗りとは、大型トラックの助手席に乗って先輩ドライバーやベテラン運転手の補助をすることですが、これによって運転手にとっては負担軽減にもなり、横乗りしているドライバーは大型トラックの難しい運転技術を学ぶよい機会にもなります。

大型トラックの運転は乗用車よりも難しく、さまざまな技術が要求されるため、横乗りしているときに、先輩やベテランの運転テクニックを間近で見ることが大切です。その際に、先輩やベテランから運転する際の注意点やコツなどを教えてもらえるでしょう。

1か月~の横乗り期間が終わり、運転を任されるようになる前にも、公道ではなくトラック会社の敷地内で練習するケースがあります。そこでは先輩ドライバーやベテランの運転手が横乗りして、運転に関する指導をしてくれるときもあります。

横乗り機関も含めて難しい運転技術などを少しづつ覚えていくと、ドライバーとして公道を走らせてもらえるようになり、近場の仕事から始まり、最終的には遠くの目的地に向かって大型トラックを走らせられるようになるでしょう。

大型トラックの運転が難しいとされる理由

車体が大きいため死角がある

大型トラックは車体の長さは12m、幅2.5m、高さ3m以上と、乗用車と比べるとかなり大きく、あらゆる部分に死角が存在しています。特に大型トラックの運転が難しいのは、後方を確認しにくいからという理由があります。

もちろん、ミラーが設置されているのですが、ミラーを確認しても車体が大きいために後ろをはっきりと見ることは難しいです。特に日本では右ハンドルのため、左後方は死角になりやすいです。左後方を確認するための補助ミラーもあるのですが、それでも限界があります。

死角が多いということは、事故が起きやすいということです。特に小さな子供などがいると、運転席から確認できない場合があり気をつけないと大事故につながります。突然、子供が飛び出してきて、それに気がつかないケースもあるのです。

運転席が高いため真下が見にくい

大型トラックの運転が難しい理由には、運転席が3m近くの高さにあって座っている状態では真下がほとんど見えないという点もあります。

たとえば、トラックの目の前で小さな子供がいても、運転席から確認することが難しいため、真下が死角になっていることを意識しないと大事故を引き起こす可能性があります。

歩行者の方もトラックの死角を意識しないケースが多く、信号が変わった瞬間に原付が横を通り抜けたことに気がつかず、巻き込み事故が起きそうになることもあります。

そのため、大型トラックの運転手は、常に細心の注意を払いながら運転することを要求されます。

ルームミラーが使えない

大型トラックには基本的に荷台があるため、ルームミラーが装備されていても後方は何も見えません。

乗用車の運転をしていると、ルームミラーを頼りにバックしています。それが、大型トラックの場合は、バックする際にはサイドミラーで確認するか、窓から顔を出して直接見るしか方法はありません。

大型トラックならではの難しい運転が求められるため、それを身につけるために時間がかかります。

危険なときには、誰かに後方で誘導してもらいながらバックすることになります。これも慣れていないと難しいでしょう。

ブレーキが強い

大型トラックのブレーキは、エアブレーキが採用されています。

これは、大型トラックや大型バスといった大きな車両で使われているブレーキであり、通常のものよりも強いです。車体が大きいと停止するためにより大きな力が必要となるため、強力なエアブレーキが用いられています。

このエアブレーキは、圧縮した空気を使って制御力を発動させます。したがって、何度もブレーキを踏み続けてしまうと、圧縮空気を使い切ってしまいます。これでは、いざというときにブレーキが効かなくなることがあります。いわゆるバタ踏みをすることで、大型トラックのブレーキが効かなくなり起きる事故は多発しています。

このようにエアブレーキの特性を理解してブレーキを操ることが求められるため操作が難しいという点も、大型トラックの運転が難しい理由です。

内輪差・外輪差がある

大型トラックの内輪差は1m以上あり、巻き込み事故を起こしやすいです。どのタイミングでハンドルを切るべきか見定める必要があり、難しい運転判断が常に要求されます。

また、大型トラックは外輪差が大きく、オーバーハングも大きいため、はみ出しにも注意しなければいけません。内輪差に気を取られていると、オーバーハングによって後輪の外側が反対車線にはみ出してしまう、後方車両に衝突されてしまうといった事故が起きます。

このように大型トラックは内輪差と外輪差があることを常に意識して運転することが求められるため、難しいです。大型トラックならではのコツを習得する必要があります。

大型トラックのドライバーに必要な免許

大型免許取得の条件

大型免許の運転資格年齢は21歳以上であり、普通免許経歴が3年以上あることです。ただし、普通免許経歴は免停期間を除きます。普通免許はMT車が条件で、AT車限定では不可です。

また、視力が重視され、一般的な視力検査だけではなく、深視力検査を受けなければいけません。深視力とは、奥行きや遠近、立体感を正しく捉えることができる能力のことです。

一般的な視力検査では、遠くのものをどれだけよく見えるのかを検査します。一方、深視力検査では、物体の距離感を検査します。これは運転をするときに周囲の物体の位置状況を正確に把握するために重要です。

通常の視力の条件は、両目で0.8以上、片目で0.5以上、また、深視力の条件は2.5mの距離で平均誤差が2.0cm以内です。コンタクトレンズは使用可能です。

大型トラックでは聴力の検査も実施されます。これは、10mの距離にある警音器からの90デシベルの音が聞き取れるかどうかをチェックされます。

以前は補聴器を使っている人は第二種免許を取得できなかったのですが、平成28年4月1日より、補聴器条件でも運転可能となりました。ただし、補聴器を外した状態では運転できません。

ほかには、赤と青、黄色の3色が識別できる必要があります。

また、運転に支障が生じるような身体障害がないことも条件です。もし、何らかの障害を抱えているならば、事前に運転免許試験場の窓口で相談しましょう。

免許取得にかかる費用

大型免許を取得するための方法は、合宿免許通学免許一発試験の3種類があります。一発試験は、免許教習を受けずにいきなり試験を受けられるのがメリットです。ただし、合格率は低く、一発試験で取得するのは難しいです。

合宿免許の費用は25万円前後、通学免許は35万円前後、一発試験は4万円程度となっています。また、すでに中型免許を持っている場合は、通学の日数を短くすることができ、費用は多少安くなります。

すでにトラック会社に就職している場合は、会社のほうで免許取得の費用を負担してくれることがあります。また、雇用保険の給付制度を活用すれば、条件を満たしていると大型免許取得費用の補助金を受け取ることが可能です。

免許取得にかかる時間

通学では最短でも20日、中型免許を持っていても15日程度かかります。合宿の場合は5日程度短くなります。ただし、卒業検定に合格できなければ、期間は長くなります。卒業すれば、免許教習所で免許状を発行できます。

一発試験は、一発で合格できれば最短で取得できるのですが、落ちてしまうと受かるまで何度も試験を受けなければいけません。

大型トラックの運転は難しくない、運転のコツ

大型トラックのカーブのコツ

大型トラックの運転では、内輪差が大きく、特に左折が難しいとされています。また、内輪差だけではなく、ドライバーが周囲の車や歩行者などに意識を配ることも大切です。

カーブのコツは周囲をしっかりと確認することです。事故が起きないように周囲に常に気を配り、安全にカーブしましょう。ただし、上手く曲がり切ることに気を配ると、自転車や歩行者などを見逃して接触しかねません。大型トラックがカーブするときには、内輪差によって巻き込み事故が起きやすいです。特に後方確認を怠ってはいけません。

ハンドルを切るときには、ゆっくりと回すことがコツです。乗用車のように急ハンドルを切るような必要はありません。また、大型トラックはハンドルを切るほど内輪差が大きくなってしまいます。サイドミラーを確認しながら、焦らずに慎重にハンドルを切りましょう。

また、カーブするときには減速することも大切です。スピードが出ている状態でカーブすると、車体の後ろのほうが振られすぎて横転する危険性があります。実際に、スピードの出しすぎでカーブした結果、横転する事故は少なくありません。減速すれば、ハンドルを切るタイミングも分かりやすく、ゆっくりと冷静にカーブすることができます。

大型トラックのバックのコツ

大型トラックは角度をつけてしまうと、内輪差やオーバーハングが大きくなりやすいです。そこで、バックする際には進入角度をなるべくつけずに真っ直ぐに進入させるようにしましょう。そうすれば、安全に車庫入れなどを行うことができます。

乗用車と違って大型トラックはルームミラーを使えないため、サイドミラーに頼ってバックすることになります。ただし、サイドミラーでは後方を確認しにくく、危険性が高いです。

難しい場所では、無理をせずに一度降車して、駐車場の状況を確認するとよいでしょう。また、バックの際には窓を開けて、顔を出して目視で確認することが大切です。場合によっては、無理をせず誘導してもらいましょう。

ドライバーの運転技術だけを頼りにするのは危険です。大型トラックのベテランほど、自分の技術を過信せずに、誘導を頼んだり、何度も降りて確認したりするものです。

バックカメラやモニターを設置することもおすすめです。サイドミラーだけでは限界があり、どうしても死角が生じるため、そこで無理をするべきではありません。最近は、どの大型トラックにもバックカメラが設置されていることが多いです。ただし、バックカメラばかりに頼っていると、カメラのないトラックを運転するときに戸惑います。カメラなしでもバックする練習もしておきましょう。

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