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2トントラック

2トントラックの車検方法、車検代、車検の時期まるわかり!

2トントラックの車検の有効期間は何年?

2トントラックの車検の有効期間は、初回が2年で2年目以降は1年とされています。自家用や事業用、レンタカーのどの用途でも同じです。

車検における2トントラックの車種区分は、車両総重量が8トン未満の貨物自動車に該当します。

https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/mie/seibi/validperiod.jpg

2トントラックの車検方法の種類と車検代の相場

ディーラー・整備工場での車検

ディーラーや整備工場に車検を任せた場合、点検や整備まですべて行って通してくれます。点検・整備費用は一般的にディーラーのほうが高額で、2トントラックの車検代の相場は約10万〜13万円です。一方で、整備工場での2トントラックの車検代の相場は約8万〜10万円となっています。

ディーラーの車検代は高額ですが、しっかりとした整備と保証で車検後も安心して乗ることができます整備工場はディ−ラーよりも安いですが、業者によって品質にばらつきが見られるため注意が必要です。

参考:車検のコバック「車検費用比較」

車検代行での車検

車検代行の業者は法律で車の分解を伴う整備を禁止されており、最低限の整備と『検査を受ける』部分のみの代行しかできません。代行手数料は10,000円ほどの業者が多く、あとは法定費用だけです。そのため、消耗品の交換などがない限り、ディーラーや整備工場で行う車検よりも車検代は安くなります。

定期点検が適切に行われている2トントラックであれば、車検代行は有用な方法です。しかし、整備不良で車検に通らなかった場合、不良箇所を整備するところからやり直さなくてはいけません。少しでも不安な箇所があるなら避けたほうが無難です。

ユーザー車検

ユーザー車検は定期点検整備を自分で行い、2トントラックを陸運支局に持ち込んで検査をするため、車検代を大幅に安くすることができます。不良箇所がなければ法定費用と印紙代だけしかかからないので、約45,000円〜50,000円で済ませることが可能です。ディーラーに任せたときの車検代と比較すると半分以下になる場合もあります。

また、自分で定期的に点検していれば、運転する2トントラックの状態を常に把握でき、異変にもいち早く気づくことができます。

2トントラックの車検の法定費用の内訳と金額

申請手数料

申請手数料とは、自動車の検査登録の申請に必要な手数料のことです。窓口で印紙と証紙を購入して支払います。自動車検査登録印紙は国に納める手数料で、自動車審査証紙は自動車検査独立行政法人に納める手数料です。それぞれ自動車検査表と重量税納付書に貼り付けます。

2トントラックの車検のときに必要な手数料は下記の通りです。

検査申請手数料(一車両につき)

  • 新規検査 2,100円(印紙400円、証紙1,700円)
  • 継続検査 1,800円(印紙400円、証紙1,400円)
  • 構造等変更検査 2,100円(印紙400円、証紙1,700円)

2トントラックの車検を継続して申請するのであれば、申請手数料は継続審査の1,800円です。

自動車重量税

車両総重量8トン未満の自動車重量税の本則税率は以下の通りです。2トントラックは車両総重量が5トン未満であるため、5トン以下を記載しました。

車両総重量と自動車重量税

  • 1トン以下 2,500円
  • 〜2トン  5,000円
  • 〜3トン  7,500円
  • 〜4トン  10,000円
  • 〜5トン  12,500円

自動車重量税の金額は、自家用と事業用の登録の違いで変わりエコカー減税の有無によっても大きく変わります。また、エコカー減税の適用がない場合においても、初年度登録から13年未満、13年経過、18年経過の3つに分類されます。2トントラックの仕様と登録状況によって細かく金額が分けられているので注意が必要です。

自賠責保険料

自賠責保険料の金額も自家用と事業用の登録の違いと、最大積載量によって変わります。最大積載量は2トン以下と2トン超で料率が変わり、2トントラックの最大積載量も仕様により2トン以下のものと2トン超のものがあるため確認が必要です。

保険期間 25か月 24か月 13か月 12か月
事業用2トン超  76,180 73,410 42,360 39,540
事業用2トン以下 52,210 50,370 29,780 27,900
自家用2トン超 53,890 51,990 30,660 28,720
自家用2トン以下 44,100 42,580 25,520 23,970

2トントラックの車検の点検・整備費用の金額

2トントラックの車検の際には、12カ月定期点検を受ける必要があります。定期点検には、点検整備・基本整備・車検代行・完成検査といった内容が含まれており、ディーラーや整備工場では約40,000円〜60,000円の料金設定が多いようです。

基本料金の違いもありますが、消耗品の交換の目安や部品の金額にも差があるため、点検・整備費用の金額が同じになる業者はありません。中には高額を請求してくる悪質な業者もますので、事前の見積もりや確認が重要になります。

点検・整備費用を抑えようと思えば、ユーザー車検ですべて自分で行う方法もあります。しかし、その場合は十分な知識と技術を持っていることが前提です。

2トントラックの車検で交換が必要になるかもしれない部品

タイヤの摩耗

タイヤの車検の合格ラインは溝の深さが1.6mm以上とされています。1.6mm以下になると不合格です。摩耗したタイヤでは事故を引き起こす可能性があるため、溝の基準が明確に定められています。

タイヤには、見ただけで交換時期が分かるようにスリップサインという目安があり、摩耗するとスリップサインが見えてきます。スリップサインは道路運送車両法によって定められている目印で、見えていればタイヤ交換のタイミングです。

バッテリーの消耗

バッテリーが原因で車検が不合格になることはありません。バッテリーの保安基準によると、衝撃や振動によって移動や損傷しないように取り付けられていて、木箱など絶縁物によって覆われていれば良いとされています。

車検でのバッテリー交換は必須ではありませんが、ヘッドライトが暗くなるなどバッテリーが原因と考えられる症状が出れば注意が必要です。事業用の2トントラックであれば、早めの交換をおすすめします。

ブレーキパッドの摩耗

車検ではブレーキパッドの厚さを測定する項目がないため、残りが1mmであっても検査には合格します。ブレーキの検査は、機械の上で回っているタイヤが止まるかどうかだけを見るので、ブレーキを踏んで止まれば合格です。

レーキパッドの残量の規定もありませんので、残量が少なくても交換する必要はないことになります。しかし、たとえ車検に合格したとしても残量が2mm以下の場合は、ブレーキが効かなくなる恐れがあります。

ファンベルトの摩耗

ファンベルトのチェックは車検の検査項目にはありません。ファンベルトが摩耗して異音があったとしても、検査には通ります。

しかし、完全に切れてしまえばエンジンが始動できなくなるため、車検どころではなくなります。ファンベルトは消耗品で、交換目安は走行距離5万キロから10万キロと言われています。ファンベルトに異音やひび割れなどの劣化が見られた場合、重大な事故につながる前に早めに交換しておきましょう。

オルタネーターの故障

オルタネーターは車に必要な電力を供給する装置で、故障すると電力が供給されずエンジンがかからなくなることもあります。

完全に故障してからでは遅く、費用もかかる部分ですので前兆が出たらすぐに修理が必要です。バッテリーの警告灯が点灯していたり、オルタネーターから異音があれば、故障の前兆であると考えられます。

車検の検査項目にはありませんが、オルタネーターは車にとって重要な部品ですので、定期点検をおすすめします。

2トントラックの車検代を安くする方法

2トントラックの車検代のうち、申請手数料や自動車重量税、自賠責保険といった法定費用は明確に定められているため必ず負担しなければいけません。

したがって、車検代を安くしようと思えば、点検・整備費用を抑える必要があります。点検や整備を業者に依頼する場合は、業者によって料金にばらつきがあるので複数の業者から見積もりをとってみるのも良いでしょう。見積もりをとった中で、点検・整備費用を安くしてくれる業者を選定します。

毎回決まった整備工場に車検を依頼しているという場合は、交渉して必要最低限の整備だけするようにしてもらい、点検・整備費用を安くする方法もあります。項目ごとに精査して必要な部品だけを交換してもらえば車検代は抑えられます。

次に車検代を抑えられるのは車検代行です。車検代行では分解整備を行わないため人件費がかからず、大幅な車検代の削減が可能です。整備費用なしの車検の代行であれば10,000円ほどの代行費用だけしかかかりません。日頃からメンテナンスしている2トントラックなら、おすすめの方法です。

しかし、代行車検では業者が2トントラックの分解整備を行えないので、整備の品質や安全性といった点で信頼できません。自分で点検ができない人が、安さだけで代行車検を選ぶのはリスクを伴います。もし、代行車検で不合格になった場合、もう一度2トントラックを整備してから車検を受け直さなくてはなりません。時間もお金も余分にかかってしまうので、少しでも気にかかる箇所があるなら最初から整備工場へ依頼しましょう。

車検の中で、車検代が最も安くなる方法がユーザー車検です。自分で点検・整備を行い、陸運支局に持ち込んで検査するので余計な費用はかかりません。必要な費用は法定費用だけです。ただ、車検で不具合を指摘された場合、その箇所を整備してから再度検査を受け直すことになります。ある程度の車の知識がないと、かえって労力が無駄になるリスクもあります。

陸運支局での手続きや、車両のトラブルを心配してユーザー車検をためらう方も多いですが、実際にやってみると思ったよりも簡単に行えます。ディーラーでの車検と比べると費用を半分以下に抑えられ、車検費用を安くする方法の中では一番簡単にできて最も効果が高い方法です。

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