大型(10トン)トラック

大型トラックの燃費向上の方法まるわかり!

大型トラックの燃費の平均値 

一般的な大型トラックの燃費

大型トラックではほとんどがディーゼルエンジンを搭載しており、燃料に関しても軽油になるため、レギュラーガソリンよりも安価で経済的です。大型トラックの代表的なメーカーの小型トラック・中型トラック・大型トラックの平均的な燃費は下記のようになります。

日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうのトラック燃費の平均値

10トン超トラック: 4.13km/L

4トントラック: 7.1km/L

2トントラック: 10.6km/L

また、メーカー別の大型トラックの代表車種の燃費は下記のとおりです。

いすゞ自動車『ギガ』の燃費燃費基準値:4.04~4.15km/L

三菱ふそう『スーパーグレート』の燃費基準値:4.04~4.15km/L

日野自動車『プロフィア』の燃費燃費基準値:4.04~4.15km/L

UDトラックス『クオン』の燃費燃費基準値:4.04~4.15km/L

大量の燃料を消費するイメージが強い大型トラックですが、実際にはエンジンの小型化によって年を追うごとに燃費が良くなっているのです。それは1974年にディーゼルエンジン車に対する初の排出ガス規制が行われたあたりから、各メーカーが環境問題にも取り組まざる得なくなったことが背景にあるのです。

排ガスの規制対策により、排ガスの削減のためエンジンを小さくする研究が進むのですが、ただエンジンを小さくするとパワーが下がってしまうので、低回転域でのトルクやパワーを向上するためのターボを装着しました。このターボは排ガスの低減につながるうえ、燃焼効率も向上させる効果があり、結果それが燃費の向上につながっています。

実際の燃費で見ても、2005年時点での中型の2トントラックの燃費は9.9km/Lだったのが、2021年では13km/Lである事を考えると、確実に燃費が良くなったと言えます。

ウイング車やダンプカーの燃費

ウイング車やダンプカーと呼ばれる大型トラックも、エンジンはディーゼルエンジンを搭載しているため、燃料は軽油になります。ただし大型トラックの中では最大積載量が多く、車体自体の総重量も重いため燃費は悪く実際の燃費の平均値は下記のようになります。

ウイング車(大型)の平均燃費: 3.22km/L

ダンプカー(大型)の平均燃費: 3.27km/L

ウイング車やダンプカーと呼ばれる大型トラックは、4トントラックなどと比べ、まだまだ燃費は悪いと言えますが、国土交通省と経済産業省が設置した『燃費規制に関する有識者会議』により定められた下記の新燃費基準を、2025年から満たさなければならなくなりました。

3.5~7.5トントラック: 9.91km/L~13.45km/L

7.5~8.0トントラック: 8.39km/L

8.0~10トントラック: 7.46km/L

20~25トントラック: 4.42km/L

この数値は現在から考えると14.5%も引き上げられていますが、新燃費基準を満たしていない場合はペナルティを課せられてしまうので、必然的に大型トラックの燃費は向上するでしょう。

大型トラックの燃費は高速と一般道どっちが上?

燃費は運転方法や積載状況によって異なりますが、大型トラックでは一般道を走るよりも高速道路を走る方が燃費は良くなりやすいといえます。

その要因として挙げられるのは、一般道での他の車や信号などの関係によるブレーキとアクセルを繰り返し使用する点です。『発進時に加速、ブレーキをかけて停止』という繰り返しは、エネルギーを多く必要とするため、燃費は悪くなってしまいます。

それと比べ高速道路では、信号や他の車などの障害がなく、加速、停止を繰り返さずに一定の速度で走行することが出来るので、燃費良く走行することが出来るのです。

結果、燃費は一般道より高速が良くなりやすいと言えるでしょう。

燃費向上のポイント「走行抵抗」とは?

大型トラックで道路を走行する際にはさまざまな抵抗が存在し、その抵抗によってトラックに負荷がかかり、燃費が大きく変わってきます。その抵抗は走行抵抗と呼ばれ、空気抵抗、ころがり抵抗、勾配抵抗、加速抵抗、の4つの抵抗からなっています。

空気抵抗

空気抵抗は、移動している車体の表面と空気による摩擦が生じた際に発生します。簡単に言えば、走行することでトラックに風が当たり進みにくくなるというもので、スピードを70km/h以上出すと急激に抵抗が強くなり燃費が悪化します。

ころがり抵抗

この名前が表わすように、タイヤのころがりが悪いのか良いのかの抵抗を言います。タイヤが変形することによるエネルギーの損失により起こり、車両総重量が重いほど抵抗は大きくなり燃費が悪化します。

勾配抵抗

坂道を上る際の抵抗で、坂道の傾斜角度と車両の重量によって大きく変わります。坂道の傾斜角度が大きければ大きいほど、車両総重量が重ければ重いほど、抵抗は大きくなり燃費が悪化します。

加速抵抗

加速して進む際にうまれる抵抗で、車両の重量や、加速の度合いによって変わります。車両総重量が重ければ重いほど、加速すればするほど抵抗は大きくなり燃費が悪化します。

大型トラックの燃費向上の方法

空気抵抗を減らして走行抵抗を少なくする

大型トラックは表面積が広いために、普通の車よりも空気抵抗を受けやすく、それが燃費の低下にある程度の影響を与えます。そこで空気との抵抗を減らす方法として、『エアロパーツを装着する』という方法があります。

エアロパーツを装着することによって、トラックは空気抵抗を減少させることができるため、普段よりも少ないエネルギーで走行することが可能になり、燃費を向上させることにつながるのです。

エアロパーツとしては、ギャップシールドと呼ばれるキャブとボディの隙間をなくすものや、トラック運転席の上部に取り付けて空気抵抗を減らすエアディフレクターなどがあります。

タイヤの空気圧を点検して走行抵抗を少なくする

大型トラックにおいても普通車や自転車と同様に、タイヤの空気圧が低下することによってエネルギー効率が悪くなり、燃費は悪くなります。

特に大型トラックのタイヤは車両総重量が重いために変形しやすく、ころがり抵抗を受けやすくなり、多くのエネルギーが必要になってしまいます。なので、燃費を向上させるために、一定の空気圧は出来るだけ維持するようにきちんと点検することが大切です。

ただ空気圧が高すぎる場合には地面とのグリップ力が低下したり、タイヤが破裂することもあるので、舗装された道路を走行する場合は指定空気圧を守るようにしましょう。

坂道走行時の勾配抵抗を減らして走行抵抗を少なくする

坂道を走行時の勾配抵抗は、『傾斜の角度の大きさ』『積載している荷物の重量』『車両の重量』によって変わってきます。

しかしこの勾配抵抗に関して言えば、運転手の技術によってどうにかできるものではなく、対処のしようがありません。

しかし勾配抵抗における燃費を向上させるための唯一の方法として、行き先や配送方法によってこの方法ができるかは変わってきますが、出来る限り坂道を走行する時の勾配抵抗を受けないよう、出発する前のルート決めでできるだけ距離が同じくらいで坂道が少ないルートを選ぶことが大切です。

エンジンオイルを点検・交換する

基本的に車全般において、エンジンオイルが古くなり劣化してくると燃費は悪くなります。特に大型トラックにおいては金属カスが混じったり、汚れがたまりやすいためにエンジンオイルが劣化しやすい状態にあるのです。

そのため大型トラックの燃費を向上させるためには、汚れた古いエンジンオイルは交換する必要があり、一般的には走行距離が10,000km毎の交換が望ましいとされていますが、5,000km毎に交換した方が良いという風にも言われています。

低燃費タイヤに交換する

大型トラックでは燃費を向上させることの出来るタイヤを履くことも、効果的な方法と言えます。

例えばブリヂストンには、バスやトラック用の低燃費タイヤとして販売している『低燃費タイヤECOPIA』があります。このECOPIAは、『ころがり抵抗軽減技術』によって低燃費化を実現しているタイヤであり、今までの普通タイヤと比べ、約9%も燃費を向上させるとされています。

大型トラックの燃費向上グッズ

大型トラックの燃費を向上させるグッズの代表的なものとしては『ガイアパワー』が挙げられます。ガイアパワーは、車の吸気ダクトやラジエーターホースに巻くだけで、

  • ガソリンの燃焼とエンジン効率を改善
  • 低回転でのトルクアップ
  • アクセルを踏み込まなくてもスムーズな走りだし
  • アクセルから足を離しても速度維持できる距離がグンと伸びる

などの効果を得ることが出来ます。それにより、導入メリットとして

  • 燃料費を10%以上カット
  • タイヤの段減りを軽減
  • 排ガス処理装置(DPF)の再生回数を減らす

などがあり、燃費の向上には最適なグッズと言えるでしょう。

 大型トラックの燃費を向上させる運転方法

控えめなアクセルワークと早めのシフトアップ

大型トラックで一般道路を走るときは、発進、停止、加速、減速を繰り返し行いながらの走行になります。そして、この走行の中で燃費向上のカギとなるのは加速と発進です。

この加速と発進における燃費向上の運転方法として、『アクセルワークは控えめにする』『シフトアップを早めにする』ことが重要になってきます。

アクセルワークを控えめにするというのは、アクセルを踏み込む際、床に穴が開くような勢いでベタ踏みするのではなく、アクセル半分くらいの50%くらいまでの踏み込みに抑えるという事です。

そして、アクセルを踏んだ際のシフト操作も、タコメーターがグリーンゾーンのうちに早めにシフトアップをすることで、さらに燃費を向上させることができるでしょう。

ギアの高速段を使って回転数を下げる

大型トラックで一般道を走行する際、シフトアップが遅い方はなかなか高速段を使用しないで運転しています。実際に、低速段での運転をした時では、減速や加速がしやすく、周りとの流れに沿って走行しやすいのは確かなのですが、回転数が上がってしまい燃費には悪影響を与えてしまいます。

燃費を向上させるためには、ギアは7速に入れ、周りの車に合わせての走行ではなく、余裕を持ったゆったりとした走行をすることが理想です。

同じ速度で走行するのであれば、低速段ではなく高速段で走行することで、回転数を下げることができるため、燃費の向上が可能となるでしょう。

エンジンブレーキ・排気ブレーキを使う

大型トラックは総重量が重いために、『急ブレーキ』『加速』『発進』には大きな運動エネルギーを必要とします。

そこで無駄なエネルギーを使わなくても済むように、できるだけ急ブレーキを避け、エンジンブレーキによる前もった運転をすることが大切です。

速度を一定に保つ

大型トラックの運転手に中には、前にいる車を追い越そうとして、車線からチラチラと左右にはみ出しながら走行したり、前方の車を煽るようにベタづけで走行している方もいます。

このような運転では、無駄な加速や減速を繰り返すことになり、燃費にはかなりの悪影響を与えます。そこで、燃費を向上させるためには、無駄な加速や減速をしなくても済むように、十分な車間距離を開けることが大切になってきます。

一定のスピードで走行できる高速道路や、夜間で信号の少ない道路を走行している際には、アクセルを一定の状態に保ち、燃費の向上を心掛けた運転をしましょう。

大型トラックの燃費向上の方法まるわかり!のまとめ

大型トラックの燃費を向上させる方法としては

  • 走行抵抗を減らす
  • タイヤの空気圧を点検し、一定に保つ
  • エンジンオイルを交換し、きれいな状態にしておく
  • 低燃費タイヤに交換する

などがあり、きちんと実行することで、燃費はかなり向上させることが出来ます。

そして運転する際にも、『早めのシフトアップ』『ギアは高速段を使う』『エンジンブレーキを使う』『速度を一定に保つ』などに注意することも大切です。

さらに燃費を向上させるグッズも同時に併用することで、より燃費を良くすることもできるでしょう。

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