4トントラック

4トントラックの燃費はどれくらい?燃費を上げる情報まるわかり

4トントラックの平均的な燃費とは?

車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満の4トントラック燃費(カタログ燃費)は7.3~8.2km/L程度とされています(国土交通省の燃費一覧より)

ただし、荷台や車両に積まれたエンジンなどの諸条件、環境、運転方法で燃費は大きく変わります。例えば荷台が箱型やクレーンになっていたり架装されたタイプは、平ボディタイプより車重が重くなり燃費が落ちます。また車両に積まれたエンジンでも燃費は変動し、排気量が上がったエンジンを積むと馬力が増えるかわりに燃費が落ちます。急ブレーキや急加速も燃費を下げる原因となります。

他のトラックの燃費と比べると、2トントラックの燃費は10~11km/L10トントラックは3~4km/Lです。4トントラックの燃費は、2トントラックと10トントラックの中間であり、車重の重さと走行時の空気抵抗の差が数値の差として出ています。

なお、上記の燃費値は国土交通省が車両をシュミレーション検査して出した値で、実際に路面を走って計測した値ではないため、カタログ燃費と呼ばれます。実際の燃費は使用環境(気温や路面状況など)、電装品(エアコンやライトなど)使用の有無、運転の仕方(加速や走行スピードなど)に影響を受け、カタログ燃費より2~3割下がります4トントラックの実燃費は5.1~5.7km/L程度となります。まとめると次のようになります。

4トントラックの燃費

  • カタログ燃費:7.3~8.2km/L
  • 実燃費:5.1~5.7km/L

カタログ数値の燃費って本当だせるの?

実際の燃費はカタログ燃費より悪くなります。

まず、カタログ数値の燃費は車両を路面で走らせた実測から設定したわけでは無く、燃費シュミレーション方式を使用し、車両を仮想走行させて燃費を算出してあります。従来は10・15モードが一般的でしたが、実際の使用条件とシミュレーションの条件がかけ離れていたため、より実際の走行条件に近い測定法としてJC08モードが登場し、現在では日本の排出ガス/燃費試験の基準はWLTPとなっています。

10・15モードが実燃費と大きく異なるという声から、国土交通省の「自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法」でJC08モードが追加されたものの、日本自動車工業会の燃費表記に関する小冊子では実燃費とJC08モードの燃費は2割程度異なるとされていて、民間サイトでは4割程度異なるという指摘も存在しています。これを受けて国土交通省もカタログ燃費と実燃費の乖離を対策検討しています。

実際の燃費はその時の積載量や運転方法によって上下します。空荷車と積載車では積載車の方が燃費が悪くなりますし、燃料を多く使う高速走行をすれば、燃費は下がります。なお、実際の燃費を知るには、燃費計がついている車両以外は満タン法にて自己計測します。満タン法は燃料を満タンにしてから走った距離を計測、その後補充した燃料量から燃費を計算します。

4トントラックのメーカー別の燃費とは?

三菱ふそうの4トントラック:キャンターの燃費と特徴

三菱ふそうの4t(中型)トラック『キャンター』の現行型は2010年発売の8代目で積載量は1.5~4.3トンのラインナップです。6速デュアルクラッチのミッションや尿素SCRシステムなど最新技術も搭載されています。

キャンターの燃費は標準キャブで10.4km/Lハイブリッド型の燃費が12.8km/Lとなっています。(キャンターカタログより)

いすゞ自動車の4トントラック:エルフ、フォワードの燃費と特徴

いすゞの中型トラック『フォワード』の現行型は2007年発売の5代目ですが、マイナーチェンジが何度も行われ燃費や排ガス規制を年々改善して聞いている車種です。またいすゞの小型トラック『エルフ』と部品の共有が行われています。フォワードはいすゞの特徴であるディーゼルエンジンの性能が特に優れた車種とされています。

フォワードの燃費は5.7~7.4km/Lエルフの燃費は9.8~12.0km/Lとなっています。(国土交通省の燃費データより)

日野自動車の4トントラック:レンジャー、デュトロの燃費と特徴

日野自動車の4t(中型)トラック『レンジャー』の現行型は2015年発売の6代目です。トヨタの子会社という事で、運転のしやすさと安全性能が高い車両となっています。『デュトロ』は2t(小型)トラックがメジャーです。日野のトラックはエンジンの馬力が他のメーカーより強い設定で、故障の少なさからもドライバー満足度が高い車種です

レンジャーの燃費は5.8~8.2km/Lデュトロの燃費は8.2~12.2km/Lとなっています。(国土交通省の燃費データより)

UDトラックスの4トントラック:コンドル、カゼットの燃費と特徴

UDトラックスの4トン(中型)トラック『コンドル』の現行型は2017年発売の5代目で、小型トラックと中型トラックがあります(UDトラックは旧日産ディーゼル)。4代目までは自社製造でしたが、5代目はいすゞ自動車のOEM製造車両を発売しています。そして、コンドル10-30の後継車として登場したのが小型トラックの『カゼット』になります。

コンドルの燃費は5.0~7.4km/Lカゼットの燃費は7.3~11.0km/Lとなっています。(国土交通省の燃費データより)

マツダの4トントラック:タイタンの燃費と特徴

マツダの4トントラック『タイタン』の現行型は2007年からの6代目です。この車両は6代目からいすゞ自動車が製造するOEM車両となりました。現行の元車両はエルフです。なお2010年までタイタンダッシュという車種がありましたが『ボンゴトラック』に統一されました。

タイタンの燃費は7.3~11.0km/Lとなっています。(タイタンカタログより)

トヨタの4トントラック:ダイナカーゴの燃費と特徴

トヨタの4トントラック『ダイナカーゴ』の現行型は2011年発売の8代目です。子会社である日野自動車のOEM生産車両です。トヨタの小型トラックには『トヨエース』があり、過去はダイナカーゴが上級ランクの車種となっていたが、現在では仕様が同様の双子車として位置づけられています。ハイブリッドシステム、クリーンディーゼル技術、高性能のエンジンが搭載された車種として人気を保っています。

ダイナカーゴの燃費は13.6km/Lとなっています。(ダイナカーゴカタログより)

日産の4トントラック:アトラスの燃費と特徴

日産自動車の4トントラック『アトラス』の現行型は2013年発売の6代目です(2-4tクラス)。5代目で三菱ふそうのベース車両を使ったOEM車両となっており、それまで4代目はいすゞOEM車両でした。

インタークーラー付ターボを搭載しており、出力とトルクを高めながらも低燃費を維持しており、パワフルな加速が評判の車種です。

アトラスの燃費は8.8~11.0km/Lとなっています。(アトラスカタログより)

4トントラックの燃費を上げるためには?

トラックのメンテナンスを行う

燃費を上げるためのメンテナンスは乗用車もトラックも共通で下記の3つが効果的です。

  • タイヤの空気圧を適性値に保つ
  • 良い状態のエンジンオイルをエンジン内で循環させる
  • エアフィルターも多くの空気を取り込み燃費を上げる

タイヤについては、費用をかけずに試せるのは空気圧の確認です。空気圧が足らないと燃費が悪くなりますので、乗っている車両の空気圧が適正値までに入っているかを確認してください。車両ごとに値が設定されている適正なタイヤ空気圧を保てば燃費低下を防ぎ、空気圧不足で運転中にパンクするタイヤバーストの防止にもなります。

エンジンオイルはエンジン内を潤滑するオイルで、人で言うと血液に例えられます。オイルがスムーズに移動する事により、エンジン内で動く部品を潤滑に動かしたり、エンジン内で出た金属粉をエンジン外のオイルエレメントまで運びます。エンジンオイルがスムーズに流れないと、エンジンがスムーズに動かなくなり、燃費やパワーが低下し、最終的にはエンジンが壊れてしまいます。

燃費やパワーの低下を感じると既に手遅れである場合があるので、走行距離や時期を見て交換していきます。交換目安は30,000km走行、または半年~1年です。

オイルエレメントも、オイル交換2回に1回交換する事が望ましいとされています。オイルエレメントを交換しないとオイルをろ過できず燃費やエンジンの状態が悪化します。

エアフィルターはエンジンの燃焼させる空気のゴミなどを取るフィルターです。エアフィルターがが詰まるとエンジンに取り入れる空気の量が少なくなり、エンジンがスムーズに燃焼できず燃費が低下します。

2年経過か40,000km走行で交換する事がメーカーでは推奨されています。また清掃出来るタイプであれば、こまめに清掃すると詰まりが防止できます。

丁寧にトラックを運転する

燃費はドライバーの運転によって向上させる事が出来ます。日本自動車工業会の小冊子に燃費について詳しく記載がありますが、一番効果的なのは車両を適切なスピードに保ち急発進・急ブレーキを避けて運転するという事です。

まず、適切なスピードで走行してアクセルを踏みすぎないメリットとして、エンジンを多く回せば燃料は使われ燃費は悪化します。そして速度が速くなればなるほど車両の空気抵抗が増えて速度維持に燃料を使います。ですので、必要以上に速度を出さない事が燃費向上に繋がります。

次に急ブレーキや急発進を避ける燃費向上方法ですが、特に急加速はエンジンに負担をかけて燃料を多く使うため燃費を悪化させ、急ブレーキはブレーキ後停止状態からの動き出しに多く燃料を使います。燃費に関しては少量の燃料で徐々に加速し、停止状態からの発信を少なくする事が大事になります。

また燃費改善の機能としてアイドリングストップ機能が付いている車両なら、信号待ちなどの際にエンジン止められて燃費が改善します。積極的に使用すると燃費向上するでしょう。

低燃費なトラック運転方法とは?

4トントラックの燃費をさげるには2速発進が大事

4トントラックの運転では荷台が空なら1速は使わず、2速から発進できます。これは今のトラックのエンジンが1000回転直後から高トルクが出る設定となっているためです。

進時に1速でエンジン回転数必要以上に上げると、その分のガソリン消費して燃費が悪化します。1速発信と2速発信の燃費の差は約10%と言われ、燃費向上には2速発信が望ましいといえます。

また2速発信をした時は1速発進時に比べてギアチェンジの回数を1回減らしてトップギアまで持っていけます。

トラック加速時のギアチェンジは、一度アクセルを踏みエンジンの回転数をあげます。そうしないとギアを繋いだ後、エンジンの回転数が足らず車体がノッキングしやすいからです。回転数を上げた後ドライバーは、シフトチェンジを行いクラッチを繋ぎギアを一段階上げます。それを繰り返しギアを段々とトップまで上げていきます。

1速発信だとトップギアまでのギアチェンジ動作が2速発進時より1回多く、動作1回分の燃料を多く消費してしまいます。そして目的地まで何回も発進動作を行うと、一回のアクセル踏み込みの差が最終的には数十~数百回の違いとなります。その結果、燃費が2速発信時より悪化します。

4トントラックの燃費は排気ブレーキの操作で良くなるの?

排気ブレーキはディーゼルエンジン特有の補助ブレーキで、エンジンブレーキを強くかける機能です。乗用車には無く、バスや大型トラック装着され4トントラックにもに装着されています。

トラックドライバーは通常タイミングよく排気ブレーキを使って早めにアクセルを離し、排気ブレーキで速度を徐々に落としながら車両を止める事ができます。排気ブレーキは燃料を使わないためうまく活用すれば燃費改善やフットブレーキの寿命延長が期待できます。

ただし、強い排気ブレーキが逆に燃費悪化に繋がる場合もあります。平地の信号などで停止線の手前でアクセルを早めに戻し、慣性で長い距離を走り停止位置まで走る場合です。その場合、排気ブレーキを使用するとエンジンブレーキ使用時より慣性で走れる距離が短くなります。その結果、停止線の近くまでアクセルを踏む事で、その分燃費が悪化します。排気ブレーキは手元レバーで作動を切り替えられるので、この場合は作動を切る方が燃費のためには望ましいです。

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