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タンクローリー・ミキサー車・バルク車

タンクローリーの容量は30klまでなの?サイズごとの容量がまるわかり!

タンクローリーのタンク容量は車両総重量によって変わる

タンクローリーは、ガソリンなどの危険物や、粉末飼料のような飛散しやすいものを安全に運ぶための特殊用途自動車ですが、れっきとしたトラックの仲間です。

特装車メーカーが組み立てたタンクをトラックメーカーのシャシーに架装して仕上げます。そのため同じ大型トラックであっても、タンクの設計容量が大きくなれば、その重量増加分が加算されて車両総重量も増大します。

例えばガソリン輸送に使われる大型タンクローリーの場合、車両総重量が20tでタンク容量が約16kl、車両総重量が25tでタンク容量は約20klとなります。

タンク容量は消防法で30klまでの制限があります。

タンクローリーのタンク容量は積載物によって異なる

タンクローリーは、通常のトラックでは運ぶことのできない大量の液体や気体を運びます。しかもその積載物は、引火性があるものや毒性ガスなどの危険物が中心です。

すべての物を安全に運ぶために、タンクローリーの種類ごとに容積制限の有無や数値が設定されています。

例えば、ガソリンや灯油等を運ぶ危険物ローリーには30kl以下のタンク容量の制限がありますが、食品や飼料を運ぶ非危険物ローリーには容量に関する制限はありません。

そして高圧ガスを運ぶ高圧ガスローリーの場合は、可燃性ガスなら18kl未満、アンモニア以外の毒性ガスでは8kl未満の制限があります。

タンクローリーの容量が増えると車体のサイズも大きくなる

タンクローリーの大きさはタンク容量に比例します。

最も小規模なのは、灯油販売の小口配送や給水車などに使われる小型タンクローリーで、全長は4m~5m前後、タンク容量は1kl~2kl程度です。

一方、大型タンクローリーになると全長は約11mあり、タンク容量は12kl以上のサイズがあります。その大型タンクローリーをもってしても、運べるのは約20klまで。それを超える容量の輸送にはさらに車体寸法が大きい全長14m前後のタンクトレーラーの出番となります。

国内最大級のタンクトレーラーには、消防法の上限に等しい30kl積まであります。

タンクローリーのサイズ/種類ごとの容量

中小型タンクローリーの容量

中小型タンクローリーのタンク容量は、2kl~4klのものが中心です。灯油や軽油の宅配に使われることが多いので、住宅街の中を通り抜けられるよう、中小型タンクローリーの車両サイズは2t車から4t車クラスと比較的小さいです。

なかには6klや8kl搭載可能な車種も存在しますが、これを超える大きさになると中型免許では運転ができません。

大型タンクローリーの容量

大型タンクローリーのタンク容量は12kl~20klの大きさです。その大きなタンクを支えるシャシーは大型トラックのサイズとなります。主な積載物は石油類で、製油所からガソリンスタンドまでの移送を担当します。

大型タンクローリーの最大積載量は中型免許の上限である6.5tを超えるため、運転には大型免許が必要です。ただし大型タンクローリーはトレーラーのような連結部を持たないため、牽引免許が無くても運転が可能です。

特殊タンクローリーの容量

特殊タンクローリーは、化学薬品やアスファルトなどガソリン以外の液体を運ぶため、タンクサイズは内容物次第で多彩です。

比較的小さな容量では12klの給水車タンクローリーが、そして大きな容量では17.3klのパラフィンワックス輸送用タンクローリーなどがあります。

一方で20klや30kl級の大きさのタンクを持つ特殊タンクローリーは少ないです。

タンクセミトレーラーの容量

大きさでタンクローリーに勝るタンクセミトレーラーは、タンクが搭載されたトレーラーをトラクターで牽引する大型車両です。

タンク容量は20kl、24kl、28kl、30klといずれも20kl以上のビッグサイズです。巨大輸送と安全輸送を両立させるために、角型に近いタンク形状を採用し、全高を抑えつつ低重心・大容量を実現しています。

LNGタンクセミトレーラーの容量

都市ガスや火力発電に使われるLNG(液化天然ガス)は、LNG基地からパイプライン経由で工場や家庭へと供給されるため、タンクローリーの出番はありませんが、遠隔部への輸送時はLNGタンクセミトレーラーが活躍します。

輸送効率を優先し、LNGタンクセミトレーラーのタンクサイズは約15tの大きさです。車体重心を少しでも下げるため、タンクに傾斜がついた低床シャシーです。

主な大型タンクローリーのタンク容量を紹介!

三菱ふそう『スーパーグレート』

スーパーグレートタンクローリーの容量

品名 タンク容量 最大積載量 シャシー型式 上物メーカー 室数
石油類 16kl 12,800kg KC-FT517NY 東急車輛製造 5槽式
石油類 16kl 13,000kg KL-FT50JNY 新明和工業 6槽式
石油類 20kl 15,200kg KL-FU54JUZ 極東開発工業 7槽式
焼酎廃液 9.2kl 9,660kg KC-FT517LX 新明和工業 3槽式
LPガス 25.18kl 10,800kg KL-FU54JTZ 川崎重工

日野『プロフィア』

プロフィアタンクローリーの容量

品名 タンク容量 最大積載量 シャシー型式 上物メーカー 室数
石油類 12kl 10,740kg KC-GN2PMEA 矢野特殊自動車 4槽式
石油類 14kl 11,900kg KS-GN2PPWA 極東開発工業 5槽式
石油類 18kl 15,300kg QKG-FR1AXBG 東邦車輌 5槽式
石油類 20k 15,130kg KL-FR2PXHA 極東開発工業 7槽式
12kl 9,840kg KL-FR2PNGA 新明和工業 3槽式

いすゞ『ギガ』

ギガタンクローリーの容量

品名 タンク容量 最大積載量 シャシー型式 上物メーカー 室数
石油類 12kl 10,200kg PDG-CXM77N8 極東開発工業 4槽式
石油類 14kl 12,180kg KL-CYG23P3 極東開発工業 4槽式
飲料水(※) 11k 11,000kg KL-CYL23Q4
牛乳 11.25kl 11,250kg PJ-CYM51Q6 潮製作所

※保温構造が付いた給水車仕様

タンクローリーの構造

タンク室

仕切板とは

仕切板とは、タンク内部を複数の部屋に区切る構造板のことです。

様々な荷台寸法を持つタンクローリーが一度に運べる液体容量は30klまでですが、タンク内部は1室あたり4kl以下までと消防法に基づく危険物の規制に関する政令(第十五条第一項第三号)で定められています。

仕切板はタンクと隙間なく溶接されているため、隣り合う室に異なる液体を入れても混ざらないようにできています。

防波板とは

防波板とは、揺れによる液体の移動を抑えるためにタンク内部に設置された板のことです。

タンクローリーの内部構造は、仕切板によって前後方向に複数の部屋で区切られていますが、左右方向にも防波板を加えることで、カーブなどでの重心変化を最小限に食い止め、走行中の車両を安定させる効果があります。

側面枠とは

側面枠とは、タンク上部の側面から左右に少し張り出すような形で取り付けられている突起物構造のことです。

側面枠の役割は、タンクローリーが横転したときに逆さまにならないための最後の砦となる『支え』です。

防護枠とは

防護枠とは、タンクローリーのタンク上部に取り付けられた囲いの構造をいいます。

タンク上部には液体を注入するためのマンホールがありますが、万が一マンホールから内容物が漏れても外部に流出しないようガードする役目があります。なお、防護枠は政令で設置が義務付けられています。

混載看板

タンクローリーが何を積んで走っているかが後方から一目で分かる看板が混載看板です。

仕切板によって区切られた構造の室にガソリンや灯油など複数の液体を混載できますが、危険物の中には混載禁止の組み合わせがあるので注意しましょう。

仮にすべての室に同じ液体を搭載する場合でもきちんと混載看板に反映させます。

緊急停止レバー

タンクローリーから危険物の荷降ろし中に不慮の事態が発生したときに使用するのが緊急停止レバーです。

普段はバルブの開閉によってタンク内部の排出量を制御しますが、緊急時にレバーを強く引くことでタンクの底弁が一斉に閉じて緊急停止させる働きがあります。

車両火災時にはレバーを引かなくてもヒューズが切れて自動で底弁が閉まる構造になっています。

タンクローリーに必要な免許

それぞれの車両区分に対応した運転免許

タンクローリーを運転する仕事に就くには、車両の大きさに合った運転免許と、運ぶものに適合する資格(後述)の両方が必要になります。

まず運転免許については、普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許の4種類あり、運転できる車両総重量と最大積載量に違いがあります。

大型免許であれば、車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、乗車定員30名以上の大型タンクローリーが運転可能です。一方、普通免許や準中型免許しか持っていなければ、小口配送向けの小さな車種に限定されてしまいます。

したがって、ガソリンスタンドへ卸す大型タンクローリードライバーになりたい人は、大型自動車運転免許の取得を目指しましょう。大型免許の取得基準は21歳以上、かつ普通免許等で3年以上の運転経歴があることです。

ただし、大型免許を取る余裕が無いからとタンクローリー運転手の仕事を諦める必要はありません。大型免許取得支援制度を実施する運送会社であれば、実費なしで指定の免許合宿に参加できます。求人情報の募集要項を確認してみましょう。

牽引免許

タンクローリーの中で最も長大なタンクトレーラーの運転をするには、大型免許に加えて牽引免許も欠かせません。

連結部を持つトレーラーをけん引して走行するには、その独特な車両の動きに対する知識と技術が必要なため、道路交通法で牽引免許の保持が義務付けられています。

大型タンクローリーを使う仕事がある運送会社は、タンクトレーラーも保有している場合が多いです。

牽引免許を持っていれば、どちらの車種も運転できるため、大手物流企業での就職活動を有利に進められます。

危険物取扱者の資格

消防法によると、タンクローリーは『移動タンク貯蔵所』と定義されます。積載物にもガソリンや化学薬品など火災の原因となりうる同法で規定された危険物が多く含まれます。

これら危険物の取り扱いや運搬に関わる仕事をするために必要な国家資格が危険物取扱者です。

すべての危険物に対応する甲種を筆頭に、6種に分類された乙種、さらにガソリン・灯油等の扱いに限定した丙種の3種で構成されます。運ぶ物に合わせた資格を取得します。就職には甲種か乙種4類があると有利です。

高圧ガス移動監視者の資格

積載物に高圧ガスが含まれる場合、高圧ガス移動管理者の資格が必要です。

ガスはそれ自体が発火や爆発の危険がある上に、圧縮された液化ガスが漏れ出すと数百倍にも膨張して大変危険です。

高圧ガス移動管理者の資格は、高圧ガス保安法令やガスの知識、保安管理を含む2日間の講習を受講し、筆記試験に合格すれば取得できます。ガス会社の就転職にも有利です。

毒物劇物取扱責任者の資格

積載物を封入した状態で安全に運べるというタンクローリーのメリットを活かして、毒物や劇物を運搬する仕事もあります。

各都道府県で年に1回実施される毒物劇物取扱者試験に合格すると、殺虫剤や有害塗料といった農業や工場等で使われる劇毒物輸送の仕事ができます。

資格保有者は廃棄物処理業や、消防・救急業への就職活動でも有利とされます。

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