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キャリアカー(積載車)のドライバー(運転手)の仕事がまるわかり

キャリアカー(積載車)のドライバーは、車社会の日本において欠かせない仕事の1つです。主に車を運ぶことが多いため、多くの車に触れることができるのも魅力の1つでしょう。また、積載車には様々な種類があり、運搬するものも異なります。今回は、そういったキャリアカー(積載車)のドライバーの仕事を詳しくみていきたいと思います。

キャリアカーとは

キャリアカーとは「車両運搬車」を指します。その名のとおり、車を運ぶ専用車のことです。その用途は様々ですが公道を自走できない車両や新車などを運ぶ目的で使用されます。用途により大きさや種類がいくつかあります。それぞれ免許区分が異なります。

キャリアカーの種類

ローダー(トランポ)

積載台数1台のキャリアカーです。トランポとも呼ばれ、自動車整備工場やレンタカー会社やJAFなどでも使用頻度が高い種類のキャリアカーで、普通免許で運転することができます。

単車積載用キャリアカー

積載台数2~5台のキャリアカーです。大型自動車免許で運転することができます。

トレーラー

積載台数6~8台のキャリアカーです。一般的には積載台数は最大6台までと定められていますが岩手県・宮城県・静岡県・愛知県・福岡県では、自動車工業から港までのルートに限定して8台まで運ぶことが出来ます。

最も多くの積載台数を運ぶことが出来るキャリアカーです。大型免許とけん引免許が必要になります。

キャリアカー(積載車)のドライバーの仕事内容

主に車両を運搬するのが、キャリアカー(積載車)のドライバーです。新車や中古車販売会場などの搬入や、海外への輸出入のため、港とディーラーの間で車両を積んで往復するなどの仕事が一般的です。そのため、新型車や珍しい車、高級車なども運転する機会があるという魅力があります。

一般的なドライバーよりも待遇面でも優遇される傾向にあり、どんな年代の人でも活躍できる職種です。実際に20年、30年と長く続けているドライバーも多いのが1つの大きな特徴でしょう。

また、積載車には様々な種類があり、日本では最大6台~8台の運搬ができるキャリアカーもあります。

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キャリアカー(積載車)の運転手の具体的な業務内容

公道を走ってしまうとその車輌の走行距離が動いてしまうため、新車や中古車販売会場などへの搬送などで主に使われます。また、海外への輸出運搬や、故障車両の搬送などでも必要とされるのがキャリアカーです。

キャリアカーのドライバーは積まれている車両がむき出しの状態で運搬をするために、車両に傷がつかないように慎重に運転することが求められます。

キャリアカーのドライバー1日の流れと仕事の特徴

キャリアカードライバーの一日は次のようになります。

  • 出社したら、車両日常点検を行う。
  • 事務所で始業点検を行う、1日の業務を把握する。
  • 現場に到着後に商品である車両を積み込み、納車先へ移動。
  • 納車先に到着、車両を降ろす。納車先へ挨拶を行う。
  • 1日のルートを回り終わったら帰社。
  • 会社へ到着、給油と洗車作業。
  • 事務所で終業報告。

キャリアカーの仕事の特徴として、キャリアカーのドライバーは発売されたばかりの新型車や、高級車を運転できる機会も多いです。

納車先では感じの良い挨拶や受け答えが求められ、商品車両の取り扱いは、非常に丁寧な仕事が求められます。会社の研修では、「どうすれば積荷が安定するのか」などを学び、実践で活かすことが求められます。

ある程度の慣れてくれば6台の積み込みを行う場合で、約30分ほどの時間で行うことが可能になるでしょう。

キャリアカー(積載車)のドライバーが向いているタイプ

キャリアカーのドライバーは、車社会である日本では欠かせない仕事です。港と自動車ディーラーの運搬等が主な職務となりますが、様々な車種の自動車を運ぶ機会に恵まれるために自動車好きには非常に向いている仕事だといえるでしょう。

昼夜問わずの仕事になるため、体力が必要となりますが基本的な待遇はドライバーでも比較的優遇されるケースが多いです。

ただし、大きなキャリアカーを運転する際には非常に注意を必要とします。狭い道は走れないこともあるため、カーナビに頼らない判断も時には求められます。

また、車両の積み込みの際には、非常に慎重な作業となります。そのため、ある程度の精神力があり慎重な行動ができる人に向いているといえます。

キャリアカー(積載車)の運転手の給料・平均年収

平均なドライバーより、給与は高めです。定期的に仕事がある会社が多いため、正社員での採用が一般的です。

残業、深夜手当、賞与も支給されるのが一般的です。また、歩合制になっている会社もあり「自分が働いた分だけお金がもらえる」というモチベーションが持てる職場もあります。

年収 400万円程度
月収・月給

※賞与は別

26万円程度 (手取りベースの月収は24万円程度)
日給 1万1,000円程度 ※一か月あたり20日働いた場合で計算
時給 1,400円程度 ※一日あたり8時間働いた場合で計算

キャリアカー(積載車)のドライバーの手当・賞与

キャリアカーのドライバーは、朝早くからの勤務と深夜の勤務の2交代制となっている会社もあります。

この場合には深夜手当がある深夜勤務の方が稼ぎやすいです。残業などももちろんありますが、深夜残業手当があるのはキャリアカーのドライバーの大きな特徴だといえるでしょう。

正社員で働く場合の賞与はサラリーマンより多くもらえる会社もあります。

キャリアカー(積載車)のドライバーの仕事でたくさんお金を稼ぐには?

基本的には、多くの車両を運搬できる能力を持った人の方が給与が多くなります。これは、会社として当然ながら効率を考えますので一度に多く車両を運搬できる人の方が重宝されるためです。

たくさんお金を稼ぎたい人はトレーラーに乗れるように大型免許とけん引免許を取得しておくと良いでしょう。会社によっては免許を会社で取得させてくれるケースもあります。

キャリアカー(積載車)の運転手の働き方と勤務形態

キャリアカーのドライバーの大きな特徴は、一般的な運送のドライバーと違い、ドライバーでも長距離運転が比較的少なく、勤務時間が定期的という特徴があります。

基本的には、日帰りのできるエリアで移動を行い、遠方に寝泊りするということは少ないです。

また、法人が相手になる会社が多いため、年末年始・ゴールデンウイーク・お盆休みなどの連休が取得しやすいといえます。

大型免許などがあれば、どんな年代でも安定した収入を得られる職業といえるでしょう。

1日の大半を社内で過ごすために、慣れてくれば自分にあった過ごしやすい環境で働くことが出来るようになるでしょう。

また、キャリアカーのドライバーは一般的な大型トラックと違い、しっかり休暇を取りやすい傾向にあります。

勤務時間・休憩 7:00~16:00、19:00~翌4:00の実働8時間
運送・配送エリア 港~各販売店
移動距離 日帰り可能エリアにて移動、遠方に寝泊りということは少ない
通勤方法 マイカー通勤
研修の有無 一人立ちするまでは、研修の実施がある
その他 若手から年配のドライバーでも安定した収入が見込める

配送先によって、運搬する車両の数や移動距離等は大きく変動する可能性もあります。販売店と港を1日で4~5回往復する場合もあれば、遠距離で1往復という業務もあります。

キャリアカー(積載車)のドライバーの雇用形態

一般的には、正社員での採用が一般的です。アルバイトや契約社員などでの採用はほとんどありません。

どの会社でも一人立ちできるようになるまで、ある程度の期間が必要となります。入社後に座学(積載車の基本ルール、作業手順、危険予知訓練や法令に沿った教育を受ける)があり、実際に車両の積み込み練習、その後は先輩乗務員についてOJTを行い、管理者による最終チェックがあってから一人立ちという流れになります。

基本的には3ヶ月ほどで1人立ちできるような研修内容の会社が多いようです。

形態: アルバイト 契約社員 派遣社員 正社員 業務委託
募集: なし なし なし あり あり

キャリアカー(積載車)の運転手に必要な資格・免許

キャリアカーのドライバーはあらゆる車両を運搬する可能性があります。そのため、様々な車種や車両を運転できる能力と免許が必要になります。

一般的には、採用の際には大型自動車免許を資格条件としている会社が多く、仕事で必要になるけん引免許は会社で免許取得を支援してくれる会社も多いです。

学歴・離職期間・転職回数などを問われる会社は少なく、キャリアカーを運転したことがない人でも社内で教育するために採用してくれる可能性があります。比較的どんな方でも応募出来るのがキャリアカーのドライバーの仕事の1つの魅力でしょう。

扱う車種によっては大型運転免許やけん引免許を必要となりますが、会社によっては免許を会社の負担で取得させてくれるケースもあります。

車種: 原付 バイク 軽貨物 バン トラック バス
使用有無: なし まれにあり まれにあり あり まれにあり なし
車種: 普通車 中型車 大型車 特大車 特殊車両 その他
使用有無: あり あり あり まれにあり まれにあり なし
原付免許 二輪車免許 普通免許 準中型免許 中型免許 大型免許
必要性 あり あり あり あり あり あり
その他必要な免許 けん引免許(会社により入社後に取得する制度もある)
免許以外に必要な資格 基本的にはなし
必要な経験 比較的、未経験でも応募可能な会社が多い
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キャリアカー(積載車)のドライバーの仕事に必要な資格をもっていない場合はどうする?

キャリアカーのドライバーを目指すのであれば、最終的には大型免許とけん引免許の取得は必須といえるでしょう。

しかしながら、会社で免許取得費用の補助金や助成金制度に申し込んでいる場合などは、会社の負担で免許を取得してもらえる制度を設けている会社もあります。そのため、普通免許だけしか持っていない場合でも相談してみましょう。

ただし、大型免許の取得条件には「(運転免許の停止を受けたことのある人はその期間を除き)普通免許か、準中型免許、中型免許取得後の通算3年以上が経過」している必要がありますので注意しましょう。また、両眼で0.8以上の視力(眼鏡・コンタクトレンズ使用可)と深視力2.5メートルの距離で平均誤差2センチ以内の視力が求められます。

キャリアカー(積載車)の運転手の仕事に就職・転職するための求人募集を探すには

転職サイトで探すのが最も効果的だと思われます。現在では多くの転職サイトがありますが、全ての転職サイトに登録していくと混乱してしまうのである程度の数を絞ってキャリアカーのドライバーの求人募集を探すのが良いでしょう。

求人誌などでも探すことは可能ですが、基本的には転職サイトなどで探すことをおすすめします。ここではいくつかのタイプの転職サイトの内容を紹介します。3~4つも見れば多くのキャリアカーのドライバーの求人を網羅できると思います。

転職サイトの種類

求人広告+スカウト型の転職サイト

日本でも最もポピュラーなタイプの転職サイトです。

最も有名なものとして、リクルートキャリアが運営を行っているリクナビNEXTで人材の募集を行う会社も非常に多いことで知られており、その求人数は非常に多く、多くの年代での転職に有効的だといえます。

「スカウト機能」という独自のシステムがあり、自身の履歴書と職務経歴書を登録することで求人を希望する会社からスカウトメールが来るというものです。応募するだけでなく、スカウトを待つという転職活動は会社に所属しながら行うことが出来るため、非常に人気を集めています。

ただしドライバーの職種に関しては特別に多いわけではなく、オフィスワークや営業職などと混じった総合型のサイトです。

同様に、マイナビ転職も似たタイプの転職サイトです。会社から考える場合には、他社と比べ非常に求人の広告費が安価であるためにコストパフォーマンスが良いという印象があります。

統合型の転職サイト

最近はは多くの転職サイトをまとめて検索することができるサービスが手てきており、複数サイト求人も同時に検索をしてくれる特徴があり、情報を集めるうえでは外せない転職サイトとなっています。

求人案件数が非常に多く、細かい条件を絞っても求人をヒットさせることができることから、好みの求人を探すのに便利です。

ただし、こちらもドライバー職以外の職種の方が圧倒的に多いです。

人材紹介型の転職サイト

CMや電車広告などで多く目にする機会が増えたのが人材紹介型の転職サイトです。

ドライバーに特化したサイトもあるため、キャリアカーのドライバーの求人を探す際には利用価値が高い求人サイトです。

簡単な会員登録で専門のコンサルタントが相談にのってくれるため、求人者にとっても非常に利用しやすいサイトです。

キャリアカー(積載車)のドライバーの仕事に就職・転職するための転職サイトに登録・検索・応募する方法

特に人材紹介型で、ドライバー特化型の転職サイトならばキャリアカーのドライバーの求人情報は、非常に多く見つけることができます。

そのため、会社の条件を比較しながら自分に合ったキャリアカーのドライバーでの就業ができる会社を探しましょう。

基本的には、キャリアカーのドライバーであれば求人は非常に多くあると思いますので、自分の条件に合った会社を時間をかけて探してみましょう。

また、輸出入の関係での仕事が多いため、港のある地域での求人募集が多くなるなどキャリアカーの求人の背景の特徴をしっかり知ることで、応募しやすくなるかもしれません。

前述したように、キャリアカーのドライバーの仕事は長く続けることができる仕事です。一生の仕事になる可能性もありますので、自身の条件の合う会社をある程度時間をかけてでも探すのがいいかもしれません。

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