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ドライバー・運転手

トラックドライバーの平均年齢/年齢構成と高齢化状況がまるわかり

トラックドライバー不足の状況と原因

厚生労働省によると、トラック運転手の有効求人倍率は平成24年に1倍を超えてからも増え続け、令和元年5月には2.75倍となりました。これは全産業平均1.35倍の200%を超える高い求人倍率です。

鉄道貨物協会の資料を元にしたトラックドライバー需給予測では、2020年時点ですでに約13万人が不足し、2028年には28万人の不足へと悪化する見通しで、ドライバー需要に対し25%も足りない計算になります。

加速するトラックドライバー不足の原因として挙げられるのは、『長時間労働』と『給料が低い』という恵まれない労働環境です。

このため国土交通省は厚生労働省と連携し、処遇改善等の魅力ある職場づくりや人材確保・育成施策、を軸にドライバー不足解消に向けた取り組みを展開中です。

トラック運転手には年齢制限がない

一般企業では赤字や規模縮小などに伴う中高年のリストラや早期退職の実施など『人減らし』による雇用調整が行われますが、トラックドライバーは年齢制限を気にせず働き続けられます

ドライバー不足が長期化する中、雇用主側も人材確保は最重要課題の一つと捉えており、安心して仕事を任せられるベテランドライバーには出来るだけ長く働いてもらいたいと考えています

よって運転や荷降ろしをこなす気力と体力がある限りは、トラック運転手として活躍できます。体力面で衰えを感じた場合でも、契約社員や嘱託として週3日勤務で働いたり、積み降ろしの無い乗務への配置転換で再活躍することも可能です。

トラック運転手には定年がない運送会社もある

大手運送会社では一般企業と同じく定年制を導入している会社が多いですが、運送業の99%以上が該当する中小企業には定年が無い会社もあります。

実際にトラックドライバーの求人サイトには、65歳まで働ける永年勤続制や、年齢制限不問で募集している運送会社が多く見受けられます。

したがって、ある会社で仮に60歳で定年を迎えたとしても、その後は別の運送会社で再雇用という形で再びドライバーとして働くといったキャリアプランは実現可能です。

トラックドライバーは高齢化が進んでいる

高齢化の状況

賃金構造基本統計調査(厚生労働省)からまとめた『トラックドライバー年齢構成の変化』を見ると、トラック運転手の高齢化が読み取れます。

平成20年 平成30年 
29歳以下のトラックドライバー 12.5% 9.3%
30~39歳のトラックドライバー 29.0% 17.6%
40~49歳のトラックドライバー 24.0% 31.1%
50~59歳のトラックドライバー 21.9% 24.9%
60歳以上のトラックドライバー 12.6% 16.6%

車種別の分類では特に大型トラック運転手の高齢化が深刻で、平成27年には40歳以上のドライバーが8割近くを占めています。

40代以上のベテランドライバー比率が増える一方で、30代以下の若いドライバー比率は41.5%から26.9%へと低下しており、数に換算して12万人程度減少したことがドライバー不足と高齢化を併発させたと見られます。

トラックドライバーの高齢化対策

国内人口全体で見ても高齢化が進んでいますが、それを上回るレベルでトラックドライバーの高齢化が進んでいることは、物流業界の人離れがそれだけ深刻であることを意味しています。

人手不足を補うには高齢者活用も大切ですが、抜本的な運転手の高齢化対策に欠かせないのは若者の積極的な採用です。そして、若手ドライバーを増やすために経営者が早急に着手すべきなのは労働環境の整備、すなわち給与や労働時間といった待遇面の向上です。

待遇改善の具体策は、

  • 他業種とひけをとらない給料水準の確保
  • 免許取得時の費用補助
  • 柔軟な勤務シフトの導入

などがあります。

ドライバーの若返りを実現するには会社側に新たな費用負担が発生するため、共同配送などの省力化や効率化を進め、経営効率を高める取り組みも合わせて必要となります。

トラックドライバーの年齢構成の状況

最新のトラックドライバーの年齢構成

総務省『労働力調査』によると、トラックドライバーを含む道路貨物運送業で働く人は約191万人で、年代別の年齢構成は29歳以下が9.4%、30歳~39歳が20%、40歳~54歳が44.8%、55歳以上が27%です。

29歳以下の若年層が全産業平均(16.1%)より大幅に少ないのに対して、55歳以上が全ドライバーの4分の1程度を占めています。特にドライバーの半数近くが40歳~54歳に該当し、中高年の労働力に大きく依存している状況です。

昔のトラックドライバーの年齢構成

過去の労働力調査をさかのぼると、平成15年(2003年)時点でのトラックドライバーを含む道路貨物運送業で働く人の年代別年齢構成は、29歳以下と55歳以上の割合がどちらも18~19%程度とほぼ同じで、まだ高齢化は進んでいませんでした

しかし翌2004年から若年層の比率が減り始め、2012年には10%(約8万人)を割る水準まで落ち込みました。一方、高年齢層比率は着実に増加を続け、2012年にはすでに25%(約20万人)に達しています。

トラックドライバーの年齢構成別の特徴

トラックドライバーの年代別年齢構成で最も特徴的なのは、中年層にあたる40代から50代前半が占める割合(44.8%)が全産業平均(35.1%)と比べて極めて高いことです。

加えて若年世代比率の急速な低下がドライバーの平均年齢を引き上げていることが分かります。

2030年頃には層の厚い中高年ドライバーの多くが引退を考える時期と重なることもあり、10万人単位でトラックドライバーが不足する恐れがあります。

トラックドライバーに若者が増えない理由

ドライバーに対するイメージ

トラックドライバーの仕事は『きつい、汚い、危険』の3Kと呼ばれることが多く、特に大型トラックは『帰れない』が加わり、タフな仕事という社会的イメージがあります。

そもそも『3K』は国内の人手不足問題が表面化し始めた1990年代に生まれた言葉ですが、現業系の肉体労働を嫌う若者らから3Kのレッテルを貼られた職業は『割に合わない』と受け止められがちで、就職先として選ばれにくい傾向があります。

免許のハードル

平成19年に改正された道路交通法で中型免許が新設され、それまで普通免許で運転できていた中型規模のトラックが運転できなくなりました

さらに中型免許の取得には2年間の運転経歴を要するため、高卒出の若者が普通免許しか取れず、トラックドライバーになれないという事態が多発しました。同時期に大型免許の教習内容も変わり難化しました。

これを受け平成29年には普通免許が無くても取得できる準中型免許が加わりましたが、若年層の呼び戻しへの効果は未だ限定的です。

低い賃金

若者がトラックドライバーを目指さないのは長く『稼げる』職業ではないからです。

厚生労働省によると、年間所得額の全産業平均497万円(平成30年)に対し、中小型トラック運転手は417万円、大型トラック運転手でも457万円と他業種を下回る状況です。また、年齢が上がっても、走行距離などで評価されることが多いドライバーの基本給の上昇率は限定的です。

一方で、同じ3K業界として知られる建設業では、給料の良さを売り物に若年層の人材獲得に成功しています。

つまりトラックドライバーの新規労働力獲得には、賃金水準の引き上げが特効薬であることが分かります。

仕事量の増加

国土交通省『物流を取り巻く現状について』によると、物流件数はネット通販の普及と歩調を合わせるように1990年の1,300万件から2015年には2,400万件と約1.8倍も上昇しています。

それに伴いトラックドライバーが不足していると回答した企業も増加し、2011年の18%に対して2017年には63%と過半数の企業が人手不足に悩んでいます

適切な対策が施されないまま仕事量だけが増大すると労働時間の長時間化に繋がりやすく、若者の足が遠のきます

積載効率と業務効率

運送会社の業務効率は仕事量の増加と反比例して悪化傾向です。例えばトラックの積載効率は2016年には約40%に留まり、90年代から10%も低下しました。これは消費者のニーズに合わせた商品の多様化、小ロット化などにより、小口多頻度輸送が増加したことが一因とされています。

また、トラックの積載率の課題以外にも、トラックドライバーが直面する荷待ちや再配達問題など業務効率を悪化させる要素が山積みです。

事業者はいち早く経営の効率化を進め、若者らの雇用支援対策費用を捻出する工夫が求められます。

トラックドライバーの平均年齢

トラックドライバーの平均年齢

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』によると、平成30年度のトラックドライバーの平均年齢は中小型トラックで45.9歳、大型トラックで48.6歳といずれも全産業平均の42.9歳を大きく上回っています

特に大型トラックドライバーの平均年齢は平成28年度で47.5歳だったことを考慮すると、短期で見ても速いペースで高齢化が進行中であることが分かります。

トラックドライバーの平均年齢が高い理由として、

  • 中高年の男性ドライバーが占める比率が高いこと
  • 若い人を中心とした新規就労者数が伸びていないこと

が考えられます。このままだと中高年ドライバーの引退による欠員を埋め切れず、人手不足で『物流崩壊』に陥る可能性が極めて高いです。

トラックドライバーの車種ごとの平均年齢

小型トラック

小型トラックドライバーの平均年齢と平均勤続年数は以下のようになります。

業種 性別 平均年齢 勤続年数
特積 男性小型トラックドライバー平均 46.8歳 9年
女性小型トラックドライバー平均 33.7歳 7年
一般 男性小型トラックドライバー平均 47.5歳 9年
女性小型トラックドライバー平均 43.2歳 7年
合計 男性小型トラックドライバー平均 47.3歳 9年
女性小型トラックドライバー平均 42.4歳 7年

参考:全日本トラック協会「2018年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態

準中型トラック

準中型トラックドライバーの平均年齢と平均勤続年数は以下のようになります。

業種 性別 平均年齢 勤続年数
特積 男性準中型トラックドライバー平均 42.8歳 9年
女性準中型トラックドライバー平均 25.2歳 4年
一般 男性準中型トラックドライバー平均 48.1歳 10年
女性準中型トラックドライバー平均 44.0歳 9年
合計 男性準中型トラックドライバー平均 47.2歳 10年
女性準中型トラックドライバー平均 41.8歳 7年

中型トラック

中型トラックドライバーの平均年齢と平均勤続年数は以下のようになります。

業種 性別 平均年齢 勤続年数
特積 男性中型トラックドライバー平均 44.5歳 13年
女性中型トラックドライバー平均 41.6歳 7年
一般 男性中型トラックドライバー平均 47.0歳 10年
女性中型トラックドライバー平均 45.4歳 8年
合計 男性中型トラックドライバー平均 45.8歳 12年
女性中型トラックドライバー平均 44.4歳 8年

大型トラック

大型トラックドライバーの平均年齢と平均勤続年数は以下のようになります。

業種 性別 平均年齢 勤続年数
特積 男性大型トラックドライバー平均 47.3歳 15年
女性大型トラックドライバー平均 45.0歳 4年
一般 男性大型トラックドライバー平均 48.2歳 12年
女性大型トラックドライバー平均 44.6歳 7年
合計 男性大型トラックドライバー平均 48.0歳 13年
女性大型トラックドライバー平均 44.6歳 7年

トレーラー

トレーラートラックドライバーの平均年齢と平均勤続年数は以下のようになります。

業種 性別 平均年齢 勤続年数
特積 男性トレーラードライバー平均 46.0歳 18年
女性トレーラードライバー平均
一般 男性トレーラードライバー平均 47.7歳 13年
女性トレーラードライバー平均 42.3歳 9年
合計 男性トレーラードライバー平均 47.6歳 13年
女性トレーラードライバー平均 41.5歳 9年

若者のトラックドライバーを増やして平均年齢の上昇を防ぐ方法

平均年齢が高い業種は新たな成長性が見込めないとみなされ、業界が縮小していくリスクを秘めています。そのため、物流業界の健全化を維持するためには、トラックドライバーの高齢化を防ぎ、平均年齢を下げるには若年層を増やす努力を惜しまないことが重要です。

今やドライバー不足は国や運送会社だけでなく、荷主側も認めるほど深刻な状況です。国土交通省は2014年をトラックドライバーの『人材確保・育成元年』と位置づけ、官民連携で以下のようなドライバーの採用・育成に向けたプランを推し進めています。

  • 将来計画に基づいた若年運転手の採用
  • 女性ドライバーの特性を活かした積極的な雇用
  • 未経験者や職業経験の浅いフリーター層の活用

雇用した若者の定着率を上げ平均勤続年数を伸ばすには役職とキャリアパスを関連付けた仕組み作りや教育制度の充実も合わせて必要です。

トラックドライバーの年齢別の給料

トラックドライバーの賞与を含めた年齢階級別賃金(一般・特積の合計)は以下のとおりです。

年齢階級 平均給料(百の単位を四捨五入)
20歳未満のトラックドライバー 24.4万円
20~29歳のトラックドライバー 32.5万円
30~39歳のトラックドライバー 37.1万円
40~49歳のトラックドライバー 39.1万円
50~59歳のトラックドライバー 38.6万円
60~64歳のトラックドライバー 30.7万円
65歳以上のトラックドライバー 26.6万円
全平均 37.5万円

20代のうちから平均30万円台の給与が貰えますが、年齢による伸びは大きくなく、40代の39.1万円がピークとなります。

トラックドライバーになるのに適した年齢

大手転職サイトが2019年に公表した、『転職に成功したビジネスマンの平均年齢』は男性32.6歳、女性29.8歳とどちらもアラサー世代が中心でした。

トラックドライバーについての同様のデータは算出されていませんが、中高年層が過半数を占める物流業界においては、年齢にこだわることなく転職しやすい雰囲気であることは間違いないでしょう。40代からの転職であっても、普通免許を持っていればトラックドライバーになれるのです。

ただし、もし大型トラックドライバーを目指すなら、できるだけ若いうちから準備したほうが望ましいです。なぜなら大型トラックの運転には大型免許の取得が不可欠ですし、より小規模なトラックの乗務でキャリアを積んでからステップアップする人が多いからです。

女性のトラックドライバーの割合はまだ少ない

一般的には女性の社会進出は進んでいます。平成29年の労働力調査による女性の進出状況は全産業平均で43.8%(2859万人)を記録しましたが、運送業に占める女性トラックドライバーの割合はわずか2.4%(2万人)です。

これは同じく男所帯と呼ばれる建設業の15.3%をも大きく下回る数値で、女性ドライバーはまだまだ『レア』な存在に留まっています。

国土交通省はトラガール促進プロジェクトを通じて、運送業界で元気に働く女性を社会に広く知ってもらい、女性や若い人達がトラックドライバーを目指したくなるような環境づくりを支援し、業界のイメージ改革に取り組んでいます。

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