「副業時代」の到来を受け、様々な企業が副業を容認する動きが出ています。行政が推進する「働き方改革」、さらにはwebサービスの充実により、副業の受け皿も増えつつあります。トラックドライバーでもチャレンジできる副業もいくつか登場していますので、どのような副業があるのかや、副業を行うにあたっての注意点等をチェックしてみました。
ドライバーは副業ができるの?
トラックドライバーの副業できる/できないは契約次第
結論から言うと、ドライバーが副業に取り組んで良いのかは、自分自身の契約次第です。例えば会社に所属しているドライバーの場合、副業が可能かは会社のルールに基づきます。会社が副業を禁止している場合は副業は行えませんし、副業を認めている場合は副業が可能です。
一方、自営業のドライバーであれば副業に関しての障害は何もありません。空いた時間にどのような副業を行うのもすべては自己責任です。

副業するトラック運転手は確定申告が必要
会社に所属しつつ副業を行う場合、会社のルールと共にもう一つ注意しなければならないことがあります。それは確定申告です。年間で20万円以上の副収入があった場合には必ず確定申告を行わなければなりません。
自営業のドライバーにとっては確定申告は毎年受けている当たり前のものですが、会社員の場合、税務は全て会社が行ってくれますので、確定申告を行う必要はありません。そのため、確定申告に対して「面倒」「難しそう」といったイメージをお持ちの方も多いようですが、確定申告は必要事項を記入して提出するだけですし、近年はネット上からも行えるようになりましたので、決して難しいものではありません。
自営業のドライバーの場合、副業の収入を加算して確定申告を行うだけですので手間が増えるわけではありません。
副業がしやすいドライバーの仕事
土日休みや配送など仕事のサイクルが安定しているドライバー
副業であっても仕事であることは間違いありませんので、仕事をしようと思っているときに残業になってしまったり、あるいは休みが不定期で自分の時間の確保さえ難しいドライバーは、副業に取り組む時間の確保が難しいことでしょう。
裏を返せば、土日休みのようにシフト制で休みが決まっているドライバーや、残業になりにくいルート配送のドライバーにとっては、「副業に取り組める自由な時間」を確保しやすいでしょう。特に土日休みのドライバーは副業の選択肢は多々あります。
個人事業主のドライバー
個人事業主の場合、副業を行うハードルはありません。いつものお仕事の合間に別の仕事をこなせばよいのですし、ドライバーや運転手にこだわらず、様々な副業にチャレンジできます。
個人事業主の場合、基本的に歩合制にありますので時給制の副業で「確実性」を取るのも良いでしょう。
ドライバーに人気の副業は?
pickgo、ハコベル
「pickgo(ピックゴー)」「ハコベル」とは双方ともに個人荷主とドライバーを繋ぐマッチングアプリです。
従来、個人が荷物を送ろうと思ったら運送会社に依頼するしかありませんでした。しかしこれらであれば、スマホアプリで荷物を届けてくれるドライバーを探すことができますので、ドライバーであれば登録するだけで特に新しく何かを用意する必要なく、副業に取り組めます。
個人の荷主からの荷物になりますので、基本的にそこまで大きな荷物はありません。そのため、長距離ドライバーや配送ドライバー、深夜のドライバーでも、目的地に近い案件を見つければ手軽に「いつもの業務の範囲内」での副業も可能です。また、時給ではなく成果報酬なのでやりがいもあるでしょう。


ハコブ
「ハコブ」は物流に関して様々な事業を行っている企業です。ドライバーも募集していますし、一日600円で車両のレンタルも行っていますので自分で車両を保有していないドライバーでも働くことが可能です。
ハコブの特徴は本業でも副業でも「自分のペース」で働くことが可能です。ハコブの魅力は給与保障など手厚いサポートです。ドライバー未経験者から、将来独立を考えている人まで様々なサポートが待っています。
Uber(ウーバー)
運転技術を生かすという点では「Uber」もドライバーに人気です。Uberは登録することで、空いた時間に「タクシー運転手」として働くことができます。自分の車両が必要ではありますが、登録しておけば、自分の近くにUber利用者がいた場合、マッチングし、運転手となって依頼主を送り届けることで報酬を得られるシステムです。国内ではまだまだこれからですが、自転車での配送サービス、「Uber Eats」など、徐々に事業を拡げています。こちらも時給ではなく、成果報酬になりますので頑張った分収入も増えます。
ドライバーでも取り組める副業は多々ありますし、昨今の技術の進化に伴い、わざわざ履歴書をもって面接をして副業先を探す必要もありません。スマホから簡単に登録し、すぐにでも始められるものばかりですので、興味のある方は「一歩目」を踏み出してみるのも良いのではないでしょうか。
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