トレーラーとトラクターの種類
セミトレーラーとフルトレーラー
トレーラーは貨物をたくさん積んで運ぶための車両ですが、自力で走るためのエンジンは持ちあわせていないので、トラクターと呼ばれるけん引車に引っ張ってもらって走行します。一般的には連結された状態を指してトレーラーと呼ぶことが多いですが、ここではけん引車であるトラクター(牽引車)と、けん引されるトレーラー(被牽引車)というように分けて説明します。
トレーラーは連結様態によってセミトレーラーとフルトレーラーの2種類があります。
セミトレーラーは荷重の一部をトラクターの連結部で支える仕組みになっているのが特徴です。よって連結を切り離すときやトレーラー単体で保管しておくときは補助足を出してセミトレーラーを支えます。
それに対してフルトレーラーは荷重のすべてを車輪で支えられる仕組みになっています。フルトレーラーで代表的なのがドリー式です。前後に車軸がついているので荷重を等しく分散できますが、連結部が2箇所あるのでバックがとても難しくなります。

他にも車軸が荷台の真ん中あたりにまとめられたセンターアスクル式があります。

セミトラクターとフルトラクター
けん引する側のトラクターにもセミトラクターとフルトラクターの2種類があります。
セミトラクターには荷台がなく、セミトレーラーを連結して走ることに特化されています。頭のような形をしているのでトラクターヘッドまたはヘッドとも呼ばれています。
一方、フルトラクターは荷台を持っています。したがって一見すると大型トラックのような見た目をしていますが、後端に専用の連結器具が付いていて、強力なフルエアブレーキを搭載しています。
トレーラーの運転はなぜ難しいのか
運転の難しいトレーラーを思うように操る技術を手にするには、多くの訓練と長い年月がかかると言われています。なぜかというと、『車体がとても大きい』こと、『連結部によって動きが複雑になること』が挙げられます。
まず車体についてですが、トレーラーは単体でも10m近くあるものが多く、連結時の全長は長いものだと20mを超える車両もあります。全高も3m前後あるので、道路からのはみ出しによって他の車両や障害物と接触するなどの危険が常につきまとうのです。
続いて連結部については、旋回能力を高めるためにある程度自由に動くようになっています。よって荷台をけん引して走っている意識を常に持っておかないとオーバースピードで横転したり、ブレーキ操作がきっかけで後述する事故に直結する危険な現象が発生することもあります。
特にバックをするときは一般車のハンドルさばきと逆の操作が必要になることもあり、運転には細心の注意が求められます。

トレーラーの運転のコツ
トレーラーの直進(前進)
長さも幅もあり、かつ高さもあるトレーラーですが、この大きな車両に数十トンもの貨物を積んで走行するわけですから、直進時でも運転には慎重なハンドル操作が欠かせません。路面状況によっては轍を踏んでバランスを崩すこともありますし、雨や雪などで濡れていればブレーキの制動距離も長くなります。
直進運転の時でも大切なコツは十分な車間距離を取り速度を落として走行することです。視点が高く見通しが良いメリットを活用して、前方の交通状況に気を配りましょう。
トレーラーの左折のコツと技術
トレーラーで左折するときは内輪差に注意してください。内輪差とはカーブを曲がるときに前輪と後輪が通った軌跡との差のことで、後輪のほうが内側を通ります。特にセミトレーラーの場合はこの内輪差がトラックよりも大きくなるので、巻き込み事故や車輪の乗り上げが起こりやすいです。
左折するときは交差点の手前からウインカーを出し、付近の車両に早めに気づいてもらうようにします。そして十分減速しながら左側をすり抜けていく二輪車などがないかサイドミラーでチェックします。
運転中は真横が死角になりますが、助手席に安全窓があれば目視ができます。横断歩道を横切るときはアンダーミラーを使って直前に歩行者がいないかも確認してください。旋回中はトレーラーの肩が対向車線にはみ出しますので、対向車の存在にも気をつけましょう。
旋回するときのコツは、運転席が交差点の中に入ってからハンドルを切り始めるというタイミングを掴むことです。普通車と同じタイミングでハンドルを切ると内輪差で曲がりきれないからです。
逆にハンドルを切るタイミングを遅らせすぎると、左折方向の対向車と接触する危険がありますので、繰り返し練習してベストなタイミングとコース取りの技術を習得しましょう。

トレーラーの右折のコツと技術
トレーラーの右折は対向車が居ないことを確認して、安全に曲がれる状態になってから行いましょう。なぜなら長い車両が旋回し終わるまでには時間がかかるからです。事前にドアミラーで右側面の状態も見ておきます。
右折のコツは、左折時に比べて大きめにカーブして曲がることです。小回りしてしまうと右折方向に対向車がいるときに曲がりきれないことがあるからです。
この際に急ブレーキを踏みながらハンドルを操作することは控えてください。ブレーキをロックさせてしまうとトレーラーが振られたりして危険です。そのためにも交差点に入るまでにしっかりスピードを落としておくことが運転のポイントになります。
トレーラーのバック運転(後進)のコツと技術
トレーラーでのバックは最も難しい運転技術の一つです。連結部を境にトラクターとトレーラーが別々の動き方をするからです。
具体的にはハンドルを左に切ってバックするとトラクターは左を向きますが、トレーラーは右を向きます。まるでトラクターの向き自体がトレーラーの前輪になっているかのような動き方をするのです。ここがトレーラーでのバックが難しいと感じられるポイントです。
ここでは直進バックを例に説明します。トレーラーは真っ直ぐバックしていても必ず右や左に振られていきますので、都度ハンドル操作で向きを調整する必要があります。
トレーラーが右に振れてきたら、左に向くようにハンドルを右に切り、折れ角を調整しながら直線の形に戻します。左に振れたらその逆を行います。ハンドルを切る方向と反対にトレーラーが向くと覚えましょう。
この作業を繰り返すことで真っ直ぐバックさせることができます。バックのコツはハンドルで微修正するときに回しすぎないよう、半回転くらいを目安にすることです。左右に振れてきたらいち早くこまめにカウンターをあてることで、姿勢が大きく乱れるのを防ぐことができます。
まとめると、直進バックをするポイントは、トレーラーが右に振れたらハンドルは『右』、左に振れたらハンドルは『左』です。
トレーラーの車庫入れと方向転換のコツと技術
決まった場所にバックで進まなければならない車庫入れと方向転換はけん引免許取得時にも鬼門となるほど難しい運転技術です。右バックを例にいくつかのコツと技術をご紹介します。
はじめにトレーラーに折れ角を作っておくこと
窓を全開にして周囲の安全を確認したら、まずハンドルを左に切って少しバックし、トレーラーが右に向くように折れ角を作っておきます。その後は押していくだけで徐々に車庫の方向に折れていきます。
右側の角近くを後輪が通るようハンドルを調整する
右バックをするときは左の角は死角で見えません。よって右の角ギリギリを狙って後輪を進ませると車庫に収めやすくなります。
狙った折れ角が決まらなければ一旦前進して角度を付け直す
不適切な角度のまま無理にバックしても上手く入りませんので、困ったら前に出ることも覚えておいてください。
バックカメラを設置する
後方視界を少しでも確保するにはバックカメラがあると便利です。運転席に備えたモニターで車両後端をチェックできます。
トレーラー運転の注意点
トレーラーをはじめとするけん引車両の法定速度は、特殊なものを除けば一般道で60km/h、高速道路で80kmですが、車両の種類や積載量によってはさらに減速して運転することが求められます。
トレーラーの事故で多いのは追突事故です。この原因はスピードの出しすぎや前方不注意が考えられます。トレーラーには安全のためにフットブレーキの他にもトレーラーブレーキや排気ブレーキなど複数の制動機構が備わっていますが、それでも急に止まることはできません。したがって日頃から法定速度を守り、常に適切なスピードで運行することを意識してください。
特に下り坂を走行するときはブレーキの制動距離が長くなりますし、フットブレーキを多用することで効きが悪くなることもある点も頭に入れておきましょう。
片側一車線の道路を走行するときは対向車とのすれ違いにも注意です。右カーブのときは内輪差でトレーラーの後輪が内側に入り込みますし、左カーブのときはトレーラーの肩が対向車線にはみ出しやすくなるからです。

トレーラー運転に特有の現象
ジャックナイフ現象とは
トレーラーのような連結車両が持つ特有の性質が災いして大きな事故に繋がる危険現象を引き起こしてしまうことがあります。
その中の一つがジャックナイフ現象です。トラクターとトレーラーの車両バランスが崩れることで連結部分が大きく『くの字』状態に折れ曲がってしまうことをいいます。特にトラクターのリアブレーキがロックしてしまった時に生じやすいです。

トレーラのジャックナイフ現象の主な原因は以下のとおりです。
- 急ハンドルや急ブレーキ
- 過積載での走行
- ブレーキを踏みながらのハンドル操作
- 無理なギアダウン
雨天時やアイスバーンなど滑りやすい路面を走行するときは車両バランスを崩しやすいため、特に慎重な運転操作が必要です。
実際にジャックナイフ現象が起きた実例を紹介します。トレーラーが交差点を直進中に、右折しようとした車両を回避しようとして左に急ハンドルを切りながら急ブレーキを踏んだ場面です。連結部で激しく折れ曲がり、トラクターが逆向きの状態になって運転席側から路側帯などに追突する状況に陥りやすいため、大変危険です。
ジャックナイフ現象が出てしまってからでは制御できないので、未然に防ぐ穏やかな運転操作がなにより大切になります。
トレーラースイング現象とは
ブレーキロックが発端となる点ではジャックナイフ現象と似ていますが、トレーラースイング現象はトレーラー側のリアブレーキがロックすることで左右スイングするように大きくお尻を振ってしまことをいいます。トレーラーロック現象とも呼ばれています。
特に空車時はトレーラーの重量が軽く、タイヤから路面へ伝わる摩擦力が小さいので、ブレーキがロックしやすくなります。
トレーラースイング現象のきっかけとなる操作は、運転中の急ブレーキやカーブなどでの急旋回です。フットブレーキを踏むとトラクターだけでなくトレーラー側のブレーキもかかるからです。特に効きの強いトレーラーブレーキを併用しているとロックしやすいので通常走行では使わないようにすると発生予防になります。
回避行動としてできることは、リアが滑る挙動を感じたらブレーキから足を離して、いち早くロックを解除することです。トレーラーが大きく振れ出してからでは遅いので、日頃から強めのブレーキを踏まないよう意識するようにしましょう。
プラウアウト現象とは
プラウアウト現象はトラクターのフロントブレーキがロックすることで操舵を担う前輪が制御不能になり、トラクターとトレーラーが一直線になったままコースを外れてしまうことです。トラクターフロントロック現象とも言われています。
これも急ブレーキをかけたときの反動がきっかけで発生します。特に山道のカーブを走行中などに起きてしまうと、トレーラーごとガードレールを突き破り、崖への転落など重大事故を引き起こしてしまいます。
回避手段としては、フロントブレーキのロックが収まるまでフットブレーキを緩めて、ハンドルが効くようになるのを待つことです。
プラウアウト現象が起こりやすい事例としては、カーブの前で減速する車に対応できず、思わず急ブレーキを踏んでしまうパターンです。前方の道路状況に気を配り、車間距離を空けて運転するようにしましょう。
スネーキング現象とは
スネーキング現象はまるで蛇行運転をしているかのようにトレーラーが左右に振られることです。ブレーキの急制動でも起こりますが、主にスピードの出しすぎがきっかけとなっています。それに付随する要因としては、以下のとおりです。
- 荷台の重量バランスが片寄っている
- タイヤの空気圧が左右で大きく異なる
- 路面が荒れている(凹凸や轍など)
- トレーラーの重心が高い
- 強風などで横風にあおられる
つまり、スネーキング現象は速度超過の状態に加えて上記の要因が重なるほど発生しやすくなります。
スネーキング現象が出た時の回避手段としては、アクセルペダルから足を離して、ハンドルをしっかり握ったままエンジンブレーキを使って徐々にスピードを緩めることです。このときに強めにブレーキを踏んでしまうとバランスをさらに崩してしまうので避けるようにしてください。スピードが落ちたら揺れも自然と落ち着きます。
トレーラードライバーが運転の際に気をつけるポイントとしては、スピードを控える、後ろや左右に片寄るような荷積みを行わない、タイヤの空気圧が適正であるかをこまめにチェックすることです。
トレーラーの運転手に必要な免許
トレーラーの運転に必要な免許とは
トレーラードライバーになるには大型免許と牽引免許の2つが必要です。
けん引車であるトラクターだけを運転するなら大型免許のみでも可能ですが、トレーラーをけん引して運転するには牽引免許が必須となります。
これらの免許の取得にかかる費用の一部が戻ってくる『教育訓練給付制度』というものがあります。雇用保険のキャリアアップ支援制度の一環で、過去に雇用保険者として雇われていた期間がある離職者や、現在被保険者として3年以上働いている人も対象になります。
かかった費用の20%、上限10万円までが給付されるので、これから免許を取ってトレーラーの仕事を探そうとしている人はハローワークで相談してみることをおすすめします。

大型免許とは
トレーラードライバーに必要な大型自動車免許は、21歳以上で自動車免許を取得して3年以上経過していれば受験資格があります。取得すると車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上の車両が運転できるようになります。
取得にかかる費用および教習に必要な時間は現在保有している運転免許の種類によります。
まず費用に関しては一般教習の場合、普通自動車免許(MT)の保有者なら40万円前後かかります。中型(8t限定)もしくは準中型免許だと約30万円、中型1種もしくは2種だと20万円前後で取得できます。
教習に関しては、普通自動車免許(MT)は学科講習が1時間、技能講習が30時間なのに対して、中型1種(2種)であれば学科は免除、技能講習は14時間と短縮されます。
けん引免許(牽引免許)とは
750kgを超える自走しない車をけん引するために必要なトレーラードライバーに欠かせない免許です。この免許だけでは自動車を運転できないため、他の自動車免許の種類によってけん引できる車両の重量が決まることになります。
けん引免許は18歳以上で受験資格がありますが、大型免許と同時に取得する人が多いです。というのも多くの自動車学校では大型1種免許とけん引免許をセットで取得できるコースを設けており、別々に取るのと比べて割安な料金で済むからです。
取得にかかる費用はおおよそ10~15万円程度です。学科教習は行われず、適性検査と技能講習をパスして試験に合格すればOKです。
けん引2種免許(牽引免許)とは
トレーラーバスなどの連結車両を使ってお客さんを乗せて運転するときに必要なのがけん引2種免許です。
試験内容や採点基準はけん引1種免許と同じですが、合格ラインが1種は70点なのに対して2種は80点と高くなっている点が異なります。
加えてけん引2種免許取得に向けた教習所での技能講習は行われていないため、運転免許試験場での一発試験となることも特徴です。
合格率は2割程度と低く、他の運転免許と比べると難易度が高くなっています。
連結バスは国内で走行する道路が限られており、その台数自体も少ないので、せっかく免許を取得してもドライバーとして運転できる機会はごく少ないです。このため年間の合格者数もわずか400人前後です。
トレーラーの運転手が持っていると有利な資格
フォークリフトの運転資格
学科教習と試験があり、合格するとフォークリフト運転技能講習修了証が発行され、最大積載量1t以上のフォークリフトを運転できるようになります。
危険物取扱者資格
甲種、乙種、丙種の3種類あり、それぞれ扱える危険物の種別や範囲が異なります。乙種4類を取得するとガソリンや軽油を積んだタンクトレーラーを運転できます。危険物取扱者免状の携帯が必要です。
高圧ガス移動監視者
高圧酸素やLPガスなどの危険物を運搬するために必要です。講習を受けて試験に合格すると修了証が与えられます。
玉掛作業者
荷重1t以上のクレーンを使って荷物の揚げ下ろしをするために必要な資格です。学科と実技、および修了試験が行われます。
トレーラー運転の練習方法
教習所で習っただけではトレーラーの運転感覚はなかなか身に付きません。少しでも早く一人前のトレーラードライバーになるためには練習方法を工夫することが大切です。
広く安全な場所でトレーラー独特の動作に慣れる
私有地や広く空いた駐車場を練習場として使えたらベストです。バックをしながら折れ角の付け方などを繰り返し練習します。
あとはマーカーを使って内輪差を実測してみるのも良いでしょう。なぜならトレーラーはタイヤが描く軌跡が複雑になるため、ホイールベースの3分の1として内輪差を概算する手法が使えないからです。
ベテラン運転手の隣に乗せてもらう
トレーラーの運転に少し慣れてきたら、上手な人の助手席に乗ってハンドル操作や安全確認の動作を直接見て学ぶと効果的です。いわゆる『横乗り』体験です。これは会社でも実施しているところがほとんどです。特にトレーラー未経験の人なら最初の数日から2週間の間は横乗りで先輩ドライバーに指導してもらえます。
ミニカーやアプリを使う
どちらも好きな時間に楽しみながら安全にトレーラーの動きを確認できるのでお手軽な練習方法の一つといえます。特に最近のトレーラーシミュレーターは現役のトレーラードライバーもハマってしまうほど出来が良いです。
トレーラー運転手の向き不向き
トレーラーの運転手に向いている人
お客さんから預かった荷物を安全に運ぶ仕事を続けるには責任感のある人でないと務まりません。トレーラーの運転手なら、大きな車両を乗りこなせる技術に加えて慎重な性格と集中力がある人が求められます。荷待ちなどで待機時間が長くなることが多いので一人の時間を楽しめる人も向いています。
また、逐一変わる交通状況や、たまに発生する車両トラブルにもパニックにならずに柔軟かつ冷静に対応できる落ち着いた人が望ましいでしょう。
トレーラーの運転手に向いていない人
トレーラーの運転をしていると、駐車や右左折に時間がかかってしまい他の車からクラクションを鳴らされたり、無理な追い越しをされたりすることも経験します。イライラしてしまいトレーラーの運転に支障が出てしまっては事故の元になってしまいます。よって感情の起伏が激しい人は運転手に向いていないといえるでしょう。
近年はデジタルタコグラフで平均速度や回転数まで会社に記録されますので、交通法規や会社の規則を守れない人も処分の対象になりやすいです。
トレーラー運転手の求人を探すコツ
トレーラー運転手になるには
過去に10tトラックの運転経験がある人はトレーラー運転手の仕事探しでも有利になります。2tトラックや4tトラックの経験がある人は、大型免許やその他資格を取得しておくと希望する会社へのアピールになるでしょう。
トレーラー運転手になりやすい会社とは
大型トラックとトレーラーの両方を保有している会社よりも、トレーラーでの輸送を専門に扱っている会社に入ったほうが、確実にトレーラー運転手になれるでしょう。仮に運転が未経験であっても研修を経てからの実務になるので安心です。
もしくは業績が良い会社がトレーラードライバー増員のために臨時募集をかけていることもあるのでチェックしてみるのも良いでしょう。人気の求人は欠員が出てもすぐに埋まってしまうので、マメに確認することが大切です。
トレーラー運転手の仕事に就職・転職するには
希望するトレーラー運転手の職を手にしたければ、色んな情報手段を活用することをおすすめします。
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今の世の中はどの業種も人手不足で年齢に関わらず未経験者も積極活用中です。ドライバー経験者の方は体力もある方が多く採用でも有利なため、全く別の業界で活躍される方も多くいらっしゃいます。
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