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トレーラー

トレーラーの曲がり方と左折の運転技術がまるわかり

トレーラーとトラクターの種類

セミトレーラーとフルトレーラー

牽引貨物自動車であるトレーラーには主にセミトレーラーとフルトレーラーの2種類があります。

セミトレーラーは運転席のついているトラクター部分とつなげて走行させる必要があり、前輪がないため、切り離すと自立することができません。

フルトレーラーも基本的にはトラクター部分と連結させて走行させますが、フルトレーラーはセミトレーラーとは異なり、前輪がついているため、切り離しても自立することができます。

セミトレーラーとフルトレーラーでは車庫入れ時のバックの仕方が若干異なるという特徴もあります。ハンドルを切るタイミングやサイドミラーでの見え方に違いが生じるので、事前知識として抑えておきましょう。

セミトレーラーとフルトレーラーとの違いがまるわかり
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セミトラクターとフルトラクター

トレーラーを牽引するトラクターヘッドも牽引貨物自動車であり、主にセミトラクターとフルトラクターの2つに分かれています。一般的にはトラクターヘッドは短く省略され、トラクターと呼びます。

セミトラクターはセミトレーラーを牽引するための車両であり、セミトラクター単体では荷物を運搬することができません。

反対にフルトラクターには荷台部分が付いているため、単体でも荷物を運搬することが可能です。

トレーラー運転に必要なセンス

トレーラーの車体感覚を把握していること

トレーラーの運転はある程度の運転技術とセンスが必要になってくるため、実際にヘッドと呼ばれるトラクター部分を操作しながら徐々に運転感覚を掴んでいくようにしましょう。

トレーラーは大型トラックよりも車体が長くなっている場合が多いため、右左折時やカーブでハンドル操作が難しく感じることでしょう。しかし、トレーラーは牽引車両であるため、トラックと異なり、『く』の字に曲げることができます。そのため、トラクター部分を上手に操作できるようになると、カーブや交差点でも上手に曲がれるようになります。

また、バック時は特にイメージを膨らませて操作する必要があります。トラックとは異なり前輪の向きを適宜変える必要があるので、トレーラー運転初心者は運転練習を重ねるようにしましょう。

ブレーキ操作が上手なこと

トレーラーの運転をする際は、ブレーキングのセンスも磨くようにしましょう。信号などで停止するときは後続車への早期の意思伝達のため、ポンピングブレーキが有効になります。

かっこいいトレーラー運転手になるための運転技術とテクニックがまるわかり
かっこいいトレーラー運転手になるための運転技術とコツがまるわかりトレーラーの運転手はなぜかっこいいのか トレーラーとは トレーラーはけん引されて多くの貨物を運ぶための車両です。町中ですれ違うトレー...

大型トラックの左折のコツ

対向車との距離とスピードを確認する

大型トラックやトレーラーの運転で左折を行う場合、道路状況によっては対向車を意識する必要があります。

道幅が狭い道路で左折する場合、トラックは内輪差で人や障害物を巻き込まないように、対向車線へと膨らんでから曲がる必要があります。

その際に、対向車との距離感やスピードを意識しましょう。対向車がスピードを出して迫ってくる場合は、正面衝突の事故につながりかねないので、安全に曲がれる状況を確認してから左折するようにしましょう。

左折した先の道路状況と道路幅を確認する

左折時は左折前と左折後の道路状況の確認が必要になります。これは大型トラックに限らず、トレーラーの運転時にも意識することです。

左折前に一度、横断歩道を渡ってくる自転車や歩行者がいないことを確認し、巻き込みのおそれがないかをチェックします。その後、見える範囲で左折した後の道路に自転車や歩行者がいないかも確認しておきます。

左折した先の道路幅が狭い場合は、車道にいる歩行者や自転車を無理して追い越そうとはせず、対向車の状況をしっかりと確認した上で、追い越して走行するようにしましょう。

内輪差の確認と巻き込みの注意

そもそも内輪差とは、カーブや右左折時に前輪の軌道よりも後輪が内側を通ることを指します。前輪と後輪の長さを示すホイールベースが長くなればなるほど、巻き込み事故に注意が必要になります。

車体や車幅が長いトラックやトレーラーを運転する場合は、走行中常に内輪差に注意を払うようにしましょう。

オーバーハングの確認

オーバーハングとは後輪よりも後ろにはみ出た部分、つまり、後輪から方向指示器までの距離のことであり、右左折時には、そのはみ出た荷台部分などがトラックの側面部よりも外側に飛び出してしまいます。

そのため、オーバーハングによる危険がないかをチェックするために、サイドミラーをうまく使う必要があります。

ブレーキと急ハンドルによるけつ振りの注意

けつ振りとは、オーバーハングとも関連してきますが、後輪から後ろの荷台部分などが左折時にはみ出してしまうことです。特に急ハンドルを繰り返していると、けつ振りによって対向車と衝突してしまったり、最悪の場合、遠心力で横転してしまう可能性もあります。

また、大型トラックは車体が大きく、ブレーキに強力な力が必要なため、エアブレーキが使われている車両が多いです。しかし、ブレーキの力が強力である反面、ブレーキを踏んでから止まるまでの制動距離が短くなるため、急ブレーキとならないように注意しましょう。

トレーラーの曲がり方のコツ

トレーラーの曲がり方のコツをおさえよう

トレーラーを運転する際、まずは曲がり方のコツを掴めるようにしましょう。

トレーラーはトラックと比べても車体が長いため、交差点やカーブの道路での運転には内輪差に気をつけながら走行する必要があります。

まずは公道を走る前にトレーラーにおける内輪差やオーバーハングはどのくらい生じるのかを感覚として感じ取るところから始めてみましょう。どれくらいハンドルをきると内輪差が生じてくるのかをマーカーなどを置きながら練習してみましょう。

また、めいっぱいハンドルを切った際、けつ振りでとび出た車体の長さも確認しておくと良いでしょう。片側1車線の狭い道路をトレーラーで走行することも多々あるでしょうから、どれだけ後方部分がはみ出してしまうのかをチェックしておきましょう。

トレーラーのけつ振りには注意

トレーラーで曲がるときに注意しなければいけないポイントは、けつ振りの状況をミラーでは確認できないということです。

トラックではカーブ時でも車体が一直線ですが、トレーラーは『く』の字で曲がるため、左折時は右側後方が、右折時は左側後方部分がミラーでは見えないのです。緩く曲がる場合は見えることもありますが、急なカーブや交差点で曲がるときは見えづらくなります。

そのため、練習時では誰かにけつ振りによって生じる長さを測ってもらうか、カーブしたところで停車し、降車して自分の目で確認するなどして、どのような道路でも対応できる技術や感覚を養っておく必要があります。

トレーラーの曲がり方を動画で視聴する

トレーラーの左折の運転テクニック

トレーラーの左折のテクニックとコツ

トレーラー運転の上達はまずは左折の練習から始まります。安全でスムーズな走行のためにも左折のテクニックを早めに習得しておくと良いでしょう。

交差点やカーブを走行する状況では内輪差の把握が必要になります。内輪差を十分に把握できていないと人や障害物を巻き込んでしまう可能性があるので、適切なハンドル操作を練習の中で掴んでいきましょう。

まず左折時は交差点の状況を事前に確認しておきましょう。歩行者や自転車、電柱といった障害物などが主な確認ポイントです。

交差点の安全が確認できたらハンドルを左にきっていきます。この時に注意する箇所が2つあります。

1つ目はハンドルをきるタイミングです。車体の長いトレーラーの左折時はハンドルを早く切り過ぎないようにしましょう。うまく左折するコツは、交差点の中心付近でハンドルを切りはじめ、大きな円を描きながら旋回して曲がるようにすることです。

この時に左折した先の対向車線にいる車に注意しましょう。停止線を大きく飛び出して止まっている車も見受けられるためです。そのような時は無理して曲がろうとせず、次の信号まで待つようにしましょう。

2つ目は対向車と後続車の確認です。左に曲がる際、けつ振りでトレーラーの右側部分を他の車両にぶつけてしまうおそれもあります。一度ハンドルをきって曲がり始めると、運転席のあるトラクター部分からトレーラーの右後ろ部分は見えづらくなるため、その前に確認することがコツになります。

対向車と衝突してしまうおそれはないか、トレーラー右後ろ部分からバイクや追い越しの車両が来ていないかを左折開始前にサイドミラーで確かめておきましょう。

トレーラーの左折を動画で視聴する

トレーラーの左折は右折とどう違うのか

トレーラーにおける左折は、右折とは異なり、交差点でのハンドルをきるタイミングやけつ振りに意識を向ける必要があり、トレーラー運転における難しいポイントが左折操作には詰まっています。

また、運転席から見て左側は死角も広いため、歩行者や自転車をサイドミラーで何度も確認しながら曲がります。そのため、左折時は事前の安全確認箇所が右折時よりも多くなっています。

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