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軽トラック・軽貨物

軽トラは普通免許で運転できる!軽トラ免許で運転できる人気車や注意点がまるわかり

軽トラックとは

軽トラックのサイズ

軽トラックとは、軽自動車に区分される小型トラックのことを言い、主に軽トラと略されます。また軽トラックの寸法や最大積載量については、メーカーや型式などにより若干の差がありますが、概ね以下の通りです。

最大積載量 350kg
車両総重量 1,220kg
荷台寸法・長さ 1,900mm
荷台寸法・幅 1,410mm
荷台寸法・高さ 300mm
機体寸法・全長 3,390mm
機体寸法・全幅 1,470mm
機体寸法・全高 1,790mm
軽自動車の規格 画像

軽トラックのタイプ

軽トラックは全て同じようにも見えますが、リアガラスに鳥居がついているかどうかや、荷台は三方開かどうかなど、様々な違いを持っています。

一般的な車と同様に2WDや4WDの違いもあり、農業や牽引用には4WDが人気です。さらに近年はペダル踏み間違い事故などを防ぐ誤発進抑制制御機能がついた軽トラックなど、用途に合わせた様々なタイプがあります。

軽トラックの特徴

軽トラックの特徴として、後ろに荷物を積んだ状態でも安定して走行するために、2WDの多くが後輪駆動となっている点が挙げられます。
また普通車が走れないような狭い道路でも走行可能な点や、トラックの中では燃費が良い点なども特徴として挙げられます。

軽トラックに必要な免許とは

軽トラックは普通免許で運転することはできる?

軽トラックは軽自動車に該当するトラックとなるため、普通免許で運転することが可能です普通免許で運転できるトラックは、軽トラ、車両総重量が3.5トン未満かつ最大積載量3トン未満で乗車定員10人以下のトラックを運転することができます。

AT限定の普通免許しか持っていない場合でも、軽トラックにはMT車とAT車の両方があるので、AT車であれば運転することができます。そのためトラック運転手として働くことも可能です。

ただしATの軽トラックであぜ道を運転すると、ぬかるみにはまって動けなくなるといった不安があるため、MT車も運転できる方が、軽トラックで仕事をするにあたっては便利です。

また農作業などで使用されるトラクターを運転するのに必要な免許として小型特殊自動車運転免許がありますが、この免許では軽トラックを運転できません。トラクターも軽トラックも農業に使用されることが多く、農業従事者はその両方を運転することが多いですが、普通免許を持っていない状態で軽トラックを運転すると無免許運転になってしまうため、絶対にしてはいけません。

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普通免許しか持っていないと仕事をもらう上で不利になりはしないか

大型免許を持っている軽トラックドライバーと、普通免許しか持っていない軽トラックドライバーのできる仕事には、軽貨物を使った業務をしている限りは両者に何の違いもありません。大型免許を持っているからと言って、運転する軽トラックの最大積載量が増えるということも決してありません。

したがって、軽トラックを運転する限りは普通免許しか持っておらずとも、仕事をもらう上で不利になることはないと言えます。軽トラックのドライバーとして仕事をするためには、普通免許があれば十分です。

ただしAT限定の普通免許と、MT車も運転可能な普通免許を比べた際には、仕事をもらう上でAT限定の方が不利になる可能性があるため、そちらは留意しておかなければいけません。

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軽トラックに必要な免許の取得方法

軽トラックに必要な免許の取得は何歳から

軽トラックに必要な免許は普通免許で、免許の取得は18歳から可能です。

免許を取得した場合、その後も定期的に免許更新することが求められますが、最初の更新は3年後です。それ以降は違反の有無によって更新までの年数が変わり、最長で5年になります。また更新に行く期間は誕生日の前後1ヶ月で、それを過ぎると失効してしまうため注意が必要です。

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軽トラックに必要な免許の取得条件

軽トラックに必要な免許の取得条件は普通免許の取得条件と同様となります。

普通免許取得の合格基準は、年齢が18歳以上であること、視力が両眼で0.7以上かつ一眼でそれぞれ0.3以上であること、赤色青色及び黄色の識別ができること、10メートルの距離で90デシベルの警報器の音が聞こえることなどが挙げられます。

また、身体障害があり、自動車などの安全な運転に支障を及ぼすおそれがある場合には、別の基準が設けられます。

漢字の読み書きに不安がある場合には、試験問題の漢字に送り仮名をつけたものを使用することが可能です。

軽トラックに必要な免許の取得期間

軽トラックの運転に必要な普通免許の取得期間は、人や教習所によって異なりますが、通学では平均で1~2ヶ月かかります。

早く免許を取得したい場合は、合宿を利用すれば最短2週間ほどで教習所を卒業することが可能です。

また取得の最短ルートとして、教習所に通わず免許を取得する一発試験があります。技能試験と学科試験をどちらも一度で合格すれば、練習時間含めて最短1週間以内で免許を取得できます。ただし合格率は低いので注意しまそう。

軽トラックに必要な免許の取得方法

軽トラックに必要な普通免許を取得するためには、運転免許試験場で受験して試験に合格しなければいけません。

その際、学科と技能試験の両方に合格する必要がありますが、教習所を卒業していると技能試験が免除になるので、学科のみの合格で免許が取得できます。通学、合宿どちらで卒業しても技能試験は免除されます。

ただし一発試験は教習所に通わないため、両方に合格しなければいけません。また合格後に、指定自動車教習所で、運転免許取得時講習を受講する必要があります。

普通免許で乗れるトラックと道路交通法改正

道路交通法改正の概要

道路交通法とは、道路における危険防止や交通の障害を防止し、安全と円滑を図ることを目的とする法律のことを言います。違反すると懲役や罰金などの刑事処分、損害賠償等の民事責任、運転免許の取り消し処分などが課されます。

また道路交通法は1960年に制定されましたが、飲酒運転の厳罰化や携帯電話を保持し通話しながらの運転の厳罰化など、時代に応じる形で改正が行われています。

その改正の一つとして、トラックによる事故が多いことや、若いドライバーがトラック運転手の仕事に従事しやすいようにといったことを背景に、中型免許や準中型免許を新設するなど、普通運転免許で運転できる車両を変更(実際には乗れる車が減少)しています。

2017年3月12日以降に普通免許を取得

2017年3月12日に道路交通法の一部が改正され、準中型免許が新設されました。準中型免許は18歳から取得可能な運転免許で、車両総重量7.5t未満のトラックを運転できるようになります。

しかしその改正により、今まで普通免許で運転可能だった5t未満の自動車が、普通免許では運転不可能になりました

2017年3月12日以降に普通免許を取得した場合、運転できる車は車両総重量3.5t未満の、トラックとなり、主に小口商品の配送などで使用される自家用のライトバンや軽トラックとなります。

2007年6月2日〜2017年3月11日の間に普通免許を取得

2007年の6月2日に道路交通法の一部が改正され、自動車の種類として中型自動車が創設され、これに対応する運転免許として中型免許が創設されました。当時の中型免許は車両総重量5t以上11t未満のトラックを運転できる免許です。

そして改正によって中型免許が創設されたために、2007年6月2日から2017年3月11日の間に普通免許を取得した場合は、車両総重量5t以上の車両を運転することができません

2007年6月1日以前に普通免許を取得

道路交通法改正前の2007年6月1日以前に普通免許を取得した場合は、普通免許でも車両総重量8t未満、最大積載量5t未満のトラックが運転可能です。

またその時期に取得された普通運転免許は、8t限定中型免許としても扱われています。

ただし中型免許は11tまで運転可能であり、8t限定中型免許では中型免許で運転できる全てのトラックを運転できるわけではないことに注意しなければいけません。

軽トラックに乗るならMT免許が有利

AT免許とMT免許とは

普通免許などにはAT免許とMT免許があります。AT免許とはAT車限定で運転できる免許のことを言い、MT免許とはAT車MT車両方を運転できる免許です。

昔の軽トラックはMT車がほとんどでしたが、近年はAT車の軽トラックも多く、AT免許でも軽トラックの仕事をするのに困ることは少ないです。

なぜ軽トラックに乗るならMT免許が有利なのか?

AT免許でも軽トラックの仕事に困ることは少ないですが、しかし運送会社はMT車を採用していることが多くあり、そういった点でMT免許の方が軽トラックに乗るのに有利です。

MT車を多く採用する理由としては、中古車にはMT車の方が多いため購入価格が抑えられることや、MT車の方が機構が単純で耐久性に優れるため、維持費が安く済むことなどが挙げられます。

また運送会社にある軽トラックにAT車が多かったとしても、MT免許はATとMT問わず運転できるため、AT免許の方が有利になるといったことはありません。そのため軽トラックに乗るならMT免許の方が有利であると言えます。

軽トラックに必要な免許で運転できるその他のトラック

軽トラックと近い軽ダンプは普通免許で運転することはできる?

軽ダンプの寸法や車両総重量は、メーカーや機能、タイプによっても若干の差がありますが、以下の通りです。

積載過重 350kg
車両総重量 1,430~1,400kg
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,790~1,810mm

普通免許は車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満の車両が運転可能です。

軽トラックと近い軽ダンプはその両方の基準を下回っているため、運転することが可能になります。また軽ダンプの中には荷台を持ち上げられるリフト機能がついたタイプのリフトダンプもありますが、こちらも車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満ならば普通免許で運転可能です。

小型特殊車両は普通免許で運転できる?

トラクターなどを運転するために必要な小型特殊免許ですが、こちらで軽トラックなどを運転することはできません。しかし普通免許でトラクターなどの小型特殊車両を運転することは可能です。

また、普通二輪免許などでも、小型特殊車両は運転可能となります。ただし原付免許では運転できないので留意しておかなければいけません。

普通免許で運転できる主要な軽トラック

スズキ『キャリイ』

普通免許で運転できる主要な軽トラックとしてはまず、スズキの『キャリイ』が挙げられます。

スズキのキャリイは軽トラックNo.1の最小回転半径と最も低い荷台床面を誇るなど、非常にコンパクトなサイズの軽トラックながら荷台は大きく、荷台長さ1,940mm荷台幅1,410mmと、軽トラックNo.1のサイズを誇ります。

ダイハツ『ハイゼットトラック』

ダイハツの『ハイゼットトラック』も普通免許で運転できる軽トラックで、10年連続販売台数日本一と非常に人気です。

スズキのキャリイと同等の最小回転半径や荷台のサイズを誇っており、運転や作業がしやすい軽トラックですが、最大の特徴としては、ボディカラーが全8色もある点です。

好みによって色を選べるという、お洒落な魅力があります。

スバル『サンバートラック』

普通免許で運転できる主な軽トラックとして、スバルの『サンバートラック』もあります。

大きなサイズの荷台はもちろんのこと、使う人のことを考え抜いた装備が満載で、荷物の固定に欠かせない荷台フックが非常に多く、ワンタッチ式のゲートロックや大型の作業灯なども備えられています。

また燃費も良いので、毎日の仕事を力強くサポートしてくれます。

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