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大型(10トン)トラック

大型トラックの排気量と小型・中型との比較がまるわかり!

トラックの排気量とは?

排気量とは、エンジンの内部にあるシリンダーがピストン運動を行った際に、ピストンが上下に運動する範囲の体積のことを表す単位のことです。

また、車両の排気量によって車両区分や自動車税の区分が変化するので、注意が必要です。

大型トラックの排気量はどれくらい?

大型トラックとは、道路交通法の定義によると、車両重量が11t(トン)以上または最大6.5t以上の積載量をもつ自動車(大型自動車の区分)のことを呼びます。

大型トラックの排気量の目安は9,000cc~30,000ccです。

大型・中型・小型のトラック排気量の比較

大型トラック(10トントラック)の排気量と中型トラック(4トントラック)・小型トラック(2トントラック)、一般の自動車の排気量の目安は以下のようになります。

大型トラックの排気量:9,000cc~30,000cc

中型トラックの排気量:7,000cc~8,000cc

小型トラックの排気量:3,000cc未満

標準的な自動車の排気量:1,000cc~2,000cc

最近では、大型トラックでも排気量を中型トラック並みに排気量を抑えたトラックも発売されています。

トラックの排気量が大きいときのメリット

排気量が大きいとエンジンのパワーが上がる

排気量が大きいとエンジンの出力が大きくなり、パワーが大きくなります。

大型トラックは積載量が多く、重量のある車両を動かすにはパワーが必要となるため、大型トラックに搭載されるエンジンは排気量が大きくなります。

また排気量が大きくなり、エンジンにパワーがあると、スピード制御にもパワーが必要となります。そのため、パワーを抑える力のある高性能のブレーキを搭載する必要があります。これによってブレーキ価格が上がり、車両本体価格も上がってしまうというデメリットもあります。

このように、排気量の大きさは、大型トラックのパワーに直結すると同時に、車両購入金額にも影響をしてくるので、大型トラックを選ぶ際に注目するべきポイントといえます。

排気量が大きいと運転がラクになる

排気量が大きいと、エンジンのパワーが大きくなるので、トラックの加速、発進がスムーズになります。10tトラックは積載量によっては、加速しづらいことがありますが、エンジンのパワーが大きければそれがスムーズになります。

また、ドライバーによっては、停車後の発進に時間がかかるため、できるだけ止まらないように徐行運転する人もいるようですが、エンジンの出力が大きければ、その必要もなくなります。ドライバーにとって難しい急な坂道での運転や高速道路の加速合流も円滑に行うことができ、高速道路での長距離運転の際にも速度維持が非常にスムーズにもなります。

一方で、エンジンのパワーが小さい場合は、発進や加速する際にエンジンの回転数を必要以上に増やさなければならなくなるので、車体の振動が大きくなってしまいます。こうした状況だと、特に長距離運転の場合などはドライバーに大きな負担がかかってしまいます。この点、輸送業界で人材不足が深刻化している状況を考慮すると、ドライバーの運転中の身体の負担という点はとても重要といえるでしょう。

トラックの排気量が増えるデメリットは燃費の悪さ

排気量が大きいと、燃料の使用量も多くなりますなぜなら、重量のある車両を動かすために車両を安定して動かすエネルギーを得る必要があるため、排気量の大きい大型トラックは燃費が悪化しがちです。

排気量は、大型トラックを選ぶ際に燃費を決める重要な要素となるのでしっかりと検討しましょう。

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トラックのエコ化と排気量を減らした高性能エンジン

環境に配慮したトラックのエコエンジン

排気量が増えることで、大型トラックのエンジンのパワーが大きくなり操作しやすくなりますが、一方で、排出ガスの量が増えてしまうというデメリットもあります。

近年では、自動車関連の環境規制が激しくEUや北米などの一部の国では、炭素税が導入されるなど、排出ガスの量を企業に対して厳しく制限する傾向にあります。

日本でトラックの排ガス規制は厳しくなってきており、窒素酸化物の排出量の規制が強化され続けています。特に、ディーゼルエンジンのトラックは排出ガスの量が大きくなるため、排出規制がの厳格化傾向は変わらないでしょう。

そこでトラックメーカーは排出ガスを削減するために、排気量を小さくした大型トラックや、小型化と軽量化を実現したエンジンなど、排気量を抑えて規制や環境に適合した大型トラックが開発されています。

平成28年の排ガス規制の際には、日本のトラックメーカーが大型トラックのフルモデルチェンジを実施して、排ガス規制に対応できるトラックを販売開始しました。将来的には中国や東南アジアでも、排ガス規制の強化が行われることが想定されるため、大型トラックの各メーカーは排気量を抑えたトラックの開発を強化していくでしょう。

少ない排気量でも性能の良いエンジン

最近ではトラックメーカーが環境規制を意識した最新大型トラックの開発を進めていることで、排気量を抑えてかつ運転しやすい大型トラックが増えています。特に、近年の大型トラックのエコ化トレンドでは、排気量を極力抑えつつ、運転しやすさと燃費効率を高める様々な工夫がなされています。

例えば、モーターを複数搭載して、速度や状況に応じて必要最低限だけのモーターを駆動することや、ターボチャージャーと呼ばれる部品を組み込むことで、燃費を効率的にする工夫をしています。このように、ドライバーにとって負担が少なく、排ガス量が少なく環境にも優しい大型トラックが最新トレンドとなっています。

大型トラックのメーカー別排気量 

いすゞの大型トラック「GIGA」の排気量

いすゞ自動車の大型トラック「GIGA」の排気量は、最新モデルで9,839ccです。エアクリーナーを変更し燃焼効率の改善を行い、燃費を向上させているのが特徴です。 

日野の大型トラック「プロフィア」の排気量

日野自動車の大型トラック「プロフィア」の排気量は、最新モデルで9,000ccです。近年は事故防止の安全装置の強化も重視されていて、ドライバーに優しい大型トラックです。

三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレート」の排気量

三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレート」の排気量は、10,700ccです。わき見運転防止や、死角の歩行者の存在を知らせるアラーム機能が搭載されている事故防止機能が豊富に搭載されていてドライバーにとって運転しやすいトラックです。

UDトラックスの大型トラック「クオン」の排気量

UDトラックスの大型トラック「クオン」の排気量は、8,000ccです。排出ガスを分解するNOx後処理装置を搭載することで、排ガスの排出量の抑制に成功しており、環境規制にもいち早く対応した大型トラックです。

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