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宅配ドライバーのきついところ/大変なところがまるわかり

この記事の目次
  1. 宅配ドライバーとは
  2. ヤマト宅急便ドライバーの一日
  3. 宅配ドライバーがきつい/大変だと思う人の主な理由
  4. 宅配ドライバーはきついが良いところもたくさんある
  5. 宅配ドライバーの労働環境は改善されている
  6. 宅配ドライバーの仕事のきつさは会社によって異なる
  7. 会社を選ぶ際のポイント
  8. 宅配ドライバーを辞めたいと思ったら転職も考えよう
  9. 良い会社で楽しく働こう!

宅配ドライバーとは

宅配ドライバーの仕事

宅配ドライバーの仕事はルート配送の一種です。宅配ドライバーは主に担当エリア内の個人宅を訪問し、配達や集荷を行うのが仕事です。

配達件数は1日100件近くにのぼり、顧客とコミュニケーションを取る機会も多いです。また都市部や住宅地では細い路地を通ることが多く、ドライバーには運転技術が求められます。

宅配便の取扱件数は、平成20年度には32.1億個だったのに対し、平成30年度は43.1億個と30%以上増加しています。これにはインターネットショッピングが普及したことが大きく影響しており、今後もこの傾向は続くものと見込まれます。

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宅配ドライバーが扱う荷物

ヤマト運輸の宅急便で取り扱う荷物は、縦・横・高さの3辺を合計した長さが160cm以内、かつ重さ25kg以内となっています。一方、佐川急便の飛脚宅配便は、3辺の合計長さはヤマトと同じ160cm以内、重さはヤマトよりやや重い30kg以内です。

大部分の荷物は宅配ドライバーが一人で持ち運べる程度のサイズだと考えて良いでしょう。

宅配ドライバーに必要な免許

宅配ドライバーはトラックを利用して配達や集荷を行うため、ドライバーになるためには運転免許が必要です。

多くの場合は小型トラックやバンを使用します。中型や大型のトラックを運転するためには専用の免許が必要となりますが、小型トラックやバンであれば多くの人が持っている普通免許だけで運転が可能です。運送業の中でも初心者が挑戦しやすい仕事と言えるでしょう。

ヤマト宅急便ドライバーの一日

ヤマトの宅配ドライバーは朝6~8時に出社します。出社するとまず、その日配達する荷物をトラックに積み込みます。それから地図で配達先の住所を確認し、配達の道順を決定します。所要時間は慣れている人で30分から1時間程度です。

9時頃までには準備を終わらせ宅配に出発します。朝に積み込んだ荷物は午前中に配達を完了させるのが理想です。

その後昼食をとり、午後からは集荷に回ります。一通り終わったらセンターに戻り、集荷した荷物の発送作業を行います。また、これらの合間に再配達や時間指定荷物の配達もしなければならないのがきついところです。

すべての業務が終わったら、センターに戻り伝票整理などの事務処理を行って帰社します。退社時間は、エリアや荷物の量にもよりますがおおむね20~23時頃となります。

宅配ドライバーがきつい/大変だと思う人の主な理由

時間指定の配達がきつい

荷物の中には配達時間帯が指定されているものが少なくありません。指定がなければ宅配ドライバーが他の荷物との兼ね合いを考慮して配送スケジュールを決められますが、指定があればそれがどんなに都合の悪い時間帯であってもその通りに配達しなければなりません。

この点、限られた時間内に配達しなければならないプレッシャーもあり、きついと感じやすいです。

再配達の手間が大変

宅配ドライバーが配達する荷物のうち再配達が必要になるものは約2割にのぼります。一人暮らしや共働きの世帯が増えており、日中に在宅している家庭が減少していることが大きく影響しています。時間指定やコンビニ受取、置き配なども推進されていますが、まだ十分に普及しているとは言い難いです。

宅配ドライバーは同じ荷物を何度も配達しなければならず大変で、これをきついと感じる人は多いです。

横柄な態度をとる顧客への対応がきつい

荷物を受け取る顧客の中には、「今すぐ再配達しろ」と要求するなど横柄な態度をとる人もいます。宅配ドライバーの立場では再配達の依頼を断ることは難しく、たとえ理不尽な要求であっても従わざるを得ません。宅配ドライバーはただでさえ過酷な仕事をしているのに、顧客にまでないがしろに扱われるのはきついものです。

残業がきつい

たとえ荷物が多くて就業時間内に配達するのが難しくても、翌日に配達を持ち越すことはできません。宅配ドライバーは残業してでもその日の荷物を配達しきる必要があります

特にお中元やお歳暮の時期は配達量が大幅に増え、深夜まで残業しなければならないことも珍しくありません。普段の仕事量なら平気な人でも、この時期はきついと感じる人が多いです。

交通事情や天候で仕事の効率が下がるのがきつい

宅配ドライバーは配送のために一般道路を走行します。そのため、事故や渋滞が発生すれば業務に差し障ります。雨や雪で路面がぬかるみ、走行しにくい状態になるのもつらいものです。

これらは仕事の効率を下げる大きな要因となり、ドライバーが努力したところで回避はできません。不可抗力によって仕事に支障が出ることをきついと感じる人もいます。

世間が休日でも仕事があるのがきつい

宅配ドライバーは土日や祝日も稼働します。平日は仕事や学校で不在でも土日であれば在宅しているという人もおり、休日の宅配需要は決して少なくありません。休日に休みをまったくとれないわけではありませんが、取得できる日数にはどうしても限りがあります。

家族や友人と予定を合わせて出かけることが難しくなるのは、周りの人を大切にしたいと考える人にとってはきついでしょう。

一人の時間が多いのがきつい

宅配ドライバーは基本的に一人で業務にあたります。配達先の顧客と話す機会はあるものの、ごくわずかな時間にすぎず、大部分は話し相手がいない孤独な時間となります。同僚と気軽な雑談をすることはほとんどありません。

賑やかに過ごすのが好きな人や、話し相手が欲しいと感じやすい人にとってはきつい環境であると言えるでしょう。

思ったより稼げないのがきつい

昔は宅配ドライバーで年収1,000万円を超える人もいたと言われますが、現在それほどの金額を稼ぐのは困難です。

昔は高給と引き換えに徹夜での仕事も珍しくないなど、劣悪な環境の中で働かなくてはなりませんでした。現在は環境が改善されましたが、その反面残業が減って残業手当がほとんどつかなくなるなどで給与にも影響を及ぼしています。宅配ドライバーになって稼ぎたい人にはきつい状況です。

悪質な会社に入ってしまったのできつい

宅配を請け負う会社の中には、ドライバーが低賃金で激務を強いられる悪質な会社があるのも事実です。サービス残業をしなければならなかったり、パワハラが横行している会社もあります。もちろんこのような会社ばかりではありませんが、うっかり悪質な会社に入ってしまうと宅配ドライバーはきつい思いをすることになります。

事故がトラウマになってきつい

宅配ドライバーは日常的に長時間運転する分、交通事故にあう可能性も高いです。万が一交通事故の加害者になってしまうと、それがトラウマになって運転するのがきついと感じるようになる可能性があります。運転ができないことには宅配ドライバーは務まらず、最悪の場合仕事を辞めざるをえなくなってしまうかもしれません。

宅配ドライバーはきついが良いところもたくさんある

運送業にしては荷物が軽い

運送業で取り扱う荷物の中には重い荷物も多く、身体を酷使して働いた結果として腰痛に苦しむドライバーが少なくありません。その点、宅配ドライバーが扱う荷物は比較的軽いものが多く、身体への負担が少ないのは大きなメリットです。

運送業で働くには体力が必要であるとよく言われますが、その中でも宅配ドライバーは女性であっても比較的取り組みやすい仕事です。きついとはいえ長く働き続けることは十分に可能だと言えるでしょう。

働いた分だけ稼げる

宅配ドライバーの給料は歩合制となっていることが多いです。配達件数に応じた歩合給がつくため、たくさん働けば収入もそれに応じて増えていきます。大量の仕事をこなすのはきついですが、働いた分だけ稼げると考えれば前向きに取り組むことができるでしょう。

仕事を続けるうちに短時間で効率よく配達する技術が身につき、さらに稼ぎやすくなるのも良い点です。

人間関係に悩むことがない

宅配ドライバーは基本的に一人で仕事をし、同僚と接するのは事務所にいるわずかな時間のみです。そのため、同僚との人間関係に悩むことはほとんどありません。

職場関係の悩みごとの中でも人間関係の悩みが占める割合は大きく、仕事がきついと感じる原因として見逃せないものです。これに煩わされずに済むのは宅配ドライバーの良い点だと言えます。

自分のペースで働ける

宅配ドライバーは基本的に一人で仕事をするため、休憩のタイミングなどは自分で自由に決めることができます。忙しい日は休憩を取りづらくきついと感じることもありますが、上司の指示を仰いだり同僚の目を気にする必要がないのは宅配ドライバーならではの良い点です。自分のペースで働くことができるので、余計なストレスを抱えずに済みます。

地理に詳しくなる

宅配ドライバーは大量の荷物を効率よく配達するために、どの道を通って担当エリア内をどのように回るかを事前にしっかり考える必要があります。毎日これを繰り返せば、最初はきついですが徐々に慣れ、地理にも自然と詳しくなっていきます。身近なエリアでも新たな発見をすることが少なくなく、楽しみながら仕事に取り組むことができます。

運転を楽しめる

車が好きだからドライバーになることを選んだ、という人は多いです。宅配ドライバーは毎日長時間トラックを運転するため、運転が好きな人にはぴったりの職業だと言えます。バスやタクシーのドライバーのように運転中顧客と話す必要はなく、目的地までにどの道を通るかは自分で決めることができます。運転が苦手な人にとってはきついかもしれませんが、そうでなければ楽しんで働くことができるでしょう。

業務内容は難しくない

宅配ドライバーの仕事は荷物の配達と集荷というシンプルなものです。配送エリアの地図を頭に入れなければならないのはきついですが、業務自体は難しいものではありません。

未経験でも短期間で業務内容を覚えることが出来るでしょう。入社後早いうちから活躍できるのは、特に中途入社する人にとっては大きなメリットであると言えるでしょう。

体が鍛えられる

宅配ドライバーはトラックから玄関先までの往復を何度も繰り返します。荷物はそれほど重くないものが多いとはいえ、エレベーターのないアパートでは階段を何階分も上り下りするなど、身体を使うことは避けられません。きつい仕事ではありますが、その分体が鍛えられるのは良い点でもあります。わざわざスポーツジムに通わなくてもダイエットでき、加齢によって体力が衰えるのを防げます。

宅配ドライバーの労働環境は改善されている

インターネットショッピングが身近な存在になったのに伴い、宅配便の取扱件数は大幅に増加しています。その結果、宅配ドライバーがきついと感じる大きな要因としてあげられるのが再配達です。

国土交通省の調査により約2割の荷物が再配達になっていることが明らかになっています。これは宅配ドライバー約9万人の労働力に相当し、ドライバーが大変な思いをしていることが分かります。

宅配ドライバーの長時間労働は社会的損失であるとして近年問題視されています。これを改善するため、時間帯指定やコンビニ受取、置き配などを活用するよう呼びかけが広まりつつあります。今後これらがさらに浸透すれば再配達は減少し、ドライバーの労働環境改善につながることが期待できます

宅配ドライバーの仕事のきつさは会社によって異なる

会社によって仕事の条件が全く違う

宅配を請け負っている会社は数多いです。有名企業やその下請けのほか、生協など自社の商品を顧客の自宅へ配送するために宅配ドライバーを雇用している企業もあります。

宅配ドライバーはどこも同じような仕事であると考えてしまいがちですが、運ぶ荷物の種類や量、勤務時間などは会社によって全く違います。中には仕事が度を越してきついブラック企業もあるため注意が必要です。

悪質な会社はすぐに辞めるべし

宅配を請け負っている会社の中に悪質な会社も存在します。仕事がきついのは当然のこと、さらに歩合給の単価を不当に安く設定するなどして宅配ドライバーの給与をピンハネする会社もあるのです。

現在、運送業全体でドライバー不足が問題となっています。未経験者を歓迎する求人も多く、ドライバー経験者であれば転職先に困ることはないでしょう。会社がブラックだと気づいたらすぐに辞めて、まっとうな会社に転職しましょう。

会社を選ぶ際のポイント

じっくり時間をかけて会社を選ぶ

仕事探しがうまくいかないからと、焦って会社選びをするのは禁物です。配ドライバーを募集する会社の中にはブラックな会社もあり、入社すればきつい思いをすることにもなりかねません。

募集条件や待遇をよく確認し、長く働き続けられそうな会社をじっくり探すことが大切です。

時間指定が厳しくない会社を選ぶ

配達時間帯が厳しく設定されている会社は顧客からすれば便利なものですが、宅配ドライバーにとっては時間内に業務をこなすハードルが高くなりきついと感じやすいです。

自分のペースで仕事をするためには避けた方が良いでしょう。時間指定がない、もしくは厳しくない会社を選べば、時間に追われずに仕事に取り組むことができます。

業績のいい会社を選ぶ

業績のいい会社はコンプライアンスの順守や待遇の改善にまで着手する余裕があり、宅配ドライバーにとって働きやすい環境が整っている可能性が高いです。

反対に、業績が優れない会社はできる限り経費を削減しようとするため、従業員は低賃金できつい仕事を強いられることになりやすいです。会社を選ぶ際には業績のいい会社を選ぶことが大切です。

求人の頻度が高すぎる会社には要注意!

求人広告をよく見かける会社には親近感を持ちやすいですが、応募には注意が必要です。頻繁に求人を出しているということは、退職する人が多く常に人手不足に陥っている会社なのかもしれません。入社したとしても、職場環境が悪く仕事がきつい可能性があります。

福利厚生が整った居心地の良い会社は社員の定着率がよく、宅配ドライバーが不足することは少ないはずです。そのため求人を出す頻度は高くありません。このように、求人頻度をチェックしておけば会社の実情を知るための有効な手段となります。

宅配ドライバーを辞めたいと思ったら転職も考えよう

宅配ドライバーの仕事にきつい部分があるのは事実です。今の仕事を続けられないと感じているなら、転職も一つの選択肢です。

中距離や長距離のドライバーであれば、宅配ドライバーとしての経験を生かして働くことが出来るでしょう。これらの仕事は宅配ドライバーと異なり、納品は多くても一日十数件程度しかありません。時間に余裕をもって働くことができ、給料も今より良くなる可能性があります。

良い会社で楽しく働こう!

宅配ドライバーはきついこともありますが決して悪い職業ではありません。物流を支える、社会になくてはならない仕事の一つです。体力が必要とされる大変な面もありますが、働いた分だけ収入に結びつく成果が分かりやすい仕事でもあります。

宅配ドライバーの仕事が気になっているのなら挑戦してみてはいかがでしょうか。良い会社を選べば楽しく働くことができるはずです。

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