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トレーラー

トレーラーの練習方法がまるわかり!

トレーラーとは?

トレーラー(被けん引車)は貨物自動車の形態の1つで、主に荷物を運ぶための自動車のことです。被けん引車はそれ自体は動力を持たず、トラクター(けん引車)にけん引してもらうことで作業ができるようになります。

トラクターは別名トレーラーヘッドとも呼ばれ、トレーラーとトラクターはほとんどの場合、一緒に使用されます。

なお、トレーラーを運転するには乗用車以上の技術が必要なため、仕組みや動きについてしっかりとその構造を理解する必要があります。

トレーラーの運転が難しい理由

トレーラーは通常の乗用車と比べると車体が長いため、単純に運転するだけでも難しいですが、直進でのバックは更に難度が高いとされています。その理由は、トレーラーとトラクターの接合部分が関係しています。

トレーラーが前進する場合は荷台がついてくるため思うように運転できますが、トレーラーバックでは荷台がついてこないので、思うように動かすことができません。

これはカプラーというトラクターとトレーラーを連結させる装置に力がかかり、荷台部分を押す力が横にそれてしまうことによって荷台が思わぬ方向に向いてしまうからです。

カプラーは一度折れてしまうと、バックをするたびにカプラーに力が加わってしまい、そのまま折れ曲がってしまいます。そのため、いかにカプラーを横に大きく曲げることなく直進的に力を入れられるかが重要となってきます。

一般的にはトレーラーをバックする際は「ヘッドの後輪にあるタイヤを通常の乗用車の前輪のようにイメージし運転すること」が良いとされています。

しかし、トレーラーは普通の乗用車以上に運転の練習をしなくては操作感覚を掴むことはできません。そのため、闇雲に頭で理解するだけではなく、練習で運転のコツを見つけ、運転感覚を掴むことが重要になります。

トレーラーバック・車庫入れのコツ

通常の車以上に技術が必要とされるトレーラーですが、特にバック駐車場に止める際や車庫入れの際は注意が必要です。バックや車庫入れのコツは主に3つあります。

周囲の安全確認を行う

トレーラーをとめる場所と周辺に障害物がないかをしっかり確認します。特に左バックの際は窓から顔を出すことができずミラーでの確認しかできないため、死角になる場所などは必ず運転席から降りて確認しましょう。

軌道修正はすぐに行う

早めに軌道修正を行うことで、建物や障害物にぶつかる危険を減らすことが可能です。なぜなら、トレーラーは一度大きく曲がってしまうと後から修正することが困難なためです。

左バックの際は、トレーラーがくの字に曲がるのを確認した後、ハンドルを調整することが重要です。また、折れ角の距離を保ちながら微調整をすることで、安全に曲がることができます。

トレーラーのバック運転を練習して慣れる

通常の車とは違い、トレーラーはカプラーの部分で車体が折れ曲がり、思うような方向に動かすことができません。トレーラーバックは運転回数を増やして運転感覚を身につけることによって精度が格段に上がるため、練習の回数が非常に重要です。

その他にも、トレーラーにサイドカメラを取り付けたりすることで、バック等の際に死角を減らすことができ、事故を未然に防ぐことができます。

トレーラーの練習方法

自動車練習場や私有地で練習する

運転感覚を掴みたいのであれば自動車練習場や私有地で練習するのが一番です。自動車練習場等の広い場所ならば、右折や左折だけでなく直進バックなどの練習が可能です。また、通行人や邪魔な障害物などがないので運転に集中することができます。

トレーラーバックのコツとなる、バック時に折れ角を一定に保ちつつ曲げる練習や、トレーラー内輪差も体験することができため、運転感覚を掴むには最適な練習方法です。

アプリやミニカーでイメージトレーニングする

実際にトレーラーを運転することが困難な場合や、家でも練習したい場合にはスマホのアプリを使用したり、トレーラーのミニカーをつかってイメージトレーニングで練習をすることがおすすめです。アプリによって操作感覚が若干異なりますが、時間のある時などにお手軽に運転感覚を養う練習ができます。

教習所の自動車シミュレーターを使って練習する

教習所の自動車シュミレーターでは、実際にトレーラーを運転している感覚に近いため、アプリやミニカーよりテクニックを練習で磨くことができます。シュミレーターでは、普段の運転とは違うシュミレーションを練習できるため、一度は体験しておくことをおすすめします。

先輩ドライバーに誘導してもらいながら運転する

先輩ドライバーに誘導してもらいトレーラーを運転練習することで、右折や左折、直進バックのタイミングを掴むことが可能です。先輩に誘導してもらえるため、事故やトラブルなども起きにくいので、安心して練習に集中することができます。

ベテラン運転手に横乗りして学ぶ

ベテラン運転手に横乗りさせてもらうことで、1人で練習するよりも早くトレーラーの運転技術を身に着けることが可能です。また、先輩ドライバーから運転や練習のコツを教えてもらえる可能性があるため、同行してもらえるドライバーがいるのであれば是非頼んでみましょう。

トレーラーの練習を動画で視聴する

セミトレーラーの練習メニュー

前進しながらの右折と左折の練習方法とコツ

トレーラーの右折のコツは、最初に周囲の対象者にぶつからないかを目視で確認した後に前方に深く侵入してから旋回することがコツです。

また、左折でも同様ですが、大型車両は通常の乗用車よりも大きいため極端に内輪差が発生します。内輪差をきちんと理解するには実際に運転するしかないため、練習場などで練習することがおすすめです。

トラクターは他の車と違い大回りをする必要があり、慎重に運転しないとほかの車を巻き込み大事故につながってしまう可能性があります。よって内側の車輪ラインをしっかり確認することが重要ですが、左折の場合は運転席から曲がる軌道の内側が見えにくいため難易度が高く、慎重さが求められます。

なお、トラクターは急にブレーキをかけてしまうと前輪にロックがかかってしまうため、カーブ時での急ブレーキは控えましょう。

直進バックの練習方法とコツ

トレーラーの直進バックはカプラーが折れ曲がってしまい、なかなか思う方向に向きません。コツはハンドルを自分が曲げたい方向と逆に切ることです。

また、自身が乗っている場所が前輪というイメージをすることで、どの方向に向いているかを理解することができます。

それでもトレーラーが思わぬ方向に曲がってしまい、直進バックが困難になってしまった時は無理に後進せず一度前進してみることも1つのコツです。それによってトレーラーの向きを立て直せるため、向きが分からなくなってしまったら前進するようにしましょう。

トレーラーバックはトレーラーの運転でも高い技術が必要なので、可能な限り練習場など広い場所で実際に運転することをおすすめします。

直進バックの車線変更の練習方法とコツ

車線変更のコツはハンドルを微調整して軌道修正を行うことです。車線変更はトレーラーの荷台が折れ曲がってしまうため、徐々にハンドルを操作して微調整しなくてはなりません。

練習方法としては、自動車練習場ですることも可能ですが、車線変更がうまくいかないとカプラーにも負担が大きく、ダメージを与えてしまう可能性があります。

とはいえ、車線変更は運転感覚をつかむことも大事です。その点、教習所の自動車シュミレーターを使えば実際の運転に近い感覚を体験できるだけでなく、特殊な状況下での車線変更まで練習できるのでおすすめです。

なお、車線変更では慌てて焦ると周りが見えなくなってしまうことが多いため、変更する前に十分に周囲を確認しましょう。

流し込みバックの練習方法とコツ

流し込みバックでは開始時にヘッドとトレーラーの間に角度を与えるため、ハンドルを回さないことがコツです。

トラクターとの角度はバック時は徐々に増していくため、フロントタイヤには舵角を一切与えないことが大切です。トラクターとの角度が増すのと同時にフロントタイヤに舵角を与えてしまうと、トレーラーの動きが読めなくなってしまいますので注意が必要です。そこでフロントタイヤを動かさずに角度を調整することが流し込みバックの基本動作となります。

なお、最後にヘッド起こす際にハンドルを大きく回すことで、元の体制に戻すことが可能です。トレーラーの運転には独特の技術が必要となるため、仕組みや動きを理解するため、実際に練習するだけでなく、アプリやミニカーでイメージトレーニングをすることをおすすめします。

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