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ルート配送・配達

配達/配送の仕事がきつい理由や良い配送会社の選び方がまるわかり

配送/配達の仕事内容

ルート配送の仕事内容

ルート配送とは配達先が固定されている配送のことを指します。倉庫や配送センターで積んだ荷物を、スーパーやコンビニエンスストアをはじめとする配送先をめぐって納品していきます。

運転範囲は短距離から中距離であることが一般的で、1日あたりの配送先は数件~十数件程度です。配送する品物や配送先は曜日ごとに決まっていることが多いです。

ルート配送の仕事は、配送時間が固定されていることから長距離トラック等と比較して残業が発生しにくいのが特徴です。時間帯は日勤、夜勤などさまざまです。

宅配の仕事内容

宅配とは個人宅等に荷物を配達したり、要望に応じて集荷を行う仕事です。

配達先はその日によって異なり、荷物の状況に応じて担当エリア内をあちこち訪れる必要があります。近年インターネットショッピングが一般化したことに伴って宅配の件数は大幅に増加しています。

宅配は担当エリア内の配達がメインとなるため、短距離の運転が中心です。

配達時間は会社の勤務体系によっても異なりますが、基本的には日中の朝8時頃から夕方の18時、19時頃となります。

ルート配送の仕事がきつい理由

思ったより稼げないのがきつい

ルート配送仕事稼げることをアピールする求人は少なくありません。しかし、この仕事で稼ぐのは思ったよりも難しいです。

ルート配送の場合、配達先があらかじめ決まっていることから、基本的には歩合制ではなく毎月固定の給料が支払われます。給料は会社の規模や経営状況によって異なります。基本給が少ない会社が大部分のため、ハードな割に稼げずきついと感じることもあるでしょう

残業がきつい

ルート配送は1日でまわる納品先が決まっています配達の大幅な遅れが生じたとしても、残りを翌日に持ち越すことはできません。残業してでもすべての納品をこなす必要があります。特に繁忙期は配送する荷物の量も増え、時間通りに仕事を進められないことがよくあります。

さらに、一通りの配送を終えた後は会社に戻って翌日の準備をしなければなりません。他のスタッフの手伝いなど、自分の担当以外の仕事を割り振られることもあります。その結果、退社時間は遅くならざるを得ず、きついと感じる人もいます

交通事情や天候で仕事の効率が下がるのがきつい

ルート配送にはトラックの運転がつきものです。道路を走行するうえで、渋滞や道路工事の影響で時間がかかってしまうこともあるでしょう。普段から混雑しやすい場所であればそこを避けて走行することも可能ですが、事故等による突発的な渋滞は予測が困難です。そのほか、雨や雪が走行に影響を及ぼすこともあります。

運転に余計な時間がかかってしまうと配達にも遅れが生じます。ドライバー自身の努力ではどうにもならない理由で仕事の効率が下がってしまうのはきついと言えるでしょう。

労働時間が長い悪質な会社もある

ルート配送は残業が比較的少ない仕事だと言われますが、そうでないこともあります。中にはドライバーの適正な仕事量を超えて働かせようとする悪質な会社もあるためです。

1日に回れる配達先には限りがあります。繁忙期などに多少残業するのは仕方ないとはいえ、毎日長時間の残業を前提とした運行計画を作成することは考えにくいです。残業ありきの仕事量をこなしているのなら、きついと感じるのは当然でしょう。

重い荷物がきつい

ルート配送では毎日大量の荷物を配達します。中には重い荷物もあり、それらを積み降ろしするのは重労働です。

身体への負担をかけ続けた結果、腰痛になることも珍しくありません。体力が必要とされるきつい仕事であり、これに耐えられなければ仕事を続けることは難しいでしょう。

毎日同じ仕事の繰り返しで仕事が単調なのがきつい

ルート配送は毎日同じ仕事の繰り返しです。最初のうちは新鮮味をもって働けるものの、毎日同じ仕事を続けることが次第に嫌になり退職する人は珍しくありません。単調な仕事を楽で良いと思える人には向いていますが、その一方で変化を求める人にとってはきつい環境です。

代わり映えのしない毎日の中にささいな変化を見つけて楽しめる人に適していると言えるでしょう。

新たなスキルが身につかないのがきつい

ルート配送は同じ仕事の繰り返しであるため、これを続けても新たなスキルは身につきにくいです。配達の経験を通じてスキルアップし、将来的に別の仕事に就くことはあまり現実的ではありません。職務経験を積んでも生かせる就職先が多くはないことはきついと言えます。

一人の時間が多いのがきつい

ルート配送の仕事中に人と話す機会は多くありません配達先のスタッフと少しやり取りをする程度で、基本的には一人で運転や積み降ろし作業を行うことになります。

また、事務所でも同僚と話せる時間はごくわずかです。一人きりの時間が苦手な人や、話し相手がいないのは退屈だと感じる人にとってはきつい仕事でしょう。

事故がトラウマになるときつい

ルート配送にはトラックの運転がつきものです。一般道路を走行する以上、交通事故を起こしてしまう可能性もなくはありません。自分がけがをするのはもちろん、他の人にけがを負わせたり万が一死なせてしまうことがあれば、それがトラウマとなって生涯苦しめられる可能性があります。

配達先へ向かう途中に事故を起こしてしまえば、仕事を続けることがきついと感じることは避けられないでしょう。

軽配送の仕事は特にきつい

大型免許が必要な大型トラックでの配送と比較して、軽配送は普通免許さえあれば誰でもできる仕事です。

軽配送の場合、会社員ではなく運送会社の委託ドライバーとして独立して働いている人が多いです。ガソリン代や車の維持費などを自分で負担しなければならないため、相当数をこなさなければ稼ぐことができません。特にきつい仕事であると言えます。

宅配(個人宅の配達)の仕事がきつい理由

時間に追われる

宅配の荷物は1日100~150件程度であることが多く、繁忙期や都心部では200件にのぼることもありますまた配達時間帯が指定されていることが少なくありません。さらに、配達先は荷物によって異なります。

多くの荷物を時間内に届けるため、ドライバーは時間に追われざるを得ません。これはきつい仕事であると言えるでしょう。

世間が休日でも仕事がある

宅配は土日や祝日でも稼働しています。平日は仕事や学校で不在だからと、休日に配達を希望する人は多いです。ドライバーからすれば、家族や友人と予定を合わせづらくきついと感じることもあるでしょう。

これは年末年始やお盆休みなどの長期休暇も例外ではありません。まとまった休みを取るのは難しく、帰省や旅行に行くのが難しいという側面もあります。

再配達がきつい

宅配ドライバーにとって負担となるのが再配達です。一人暮らしや共働きの世帯が多いことから、荷物を持って訪問しても受取人不在であることは珍しくありません。

平成31年4月の再配達率は16.0%と、6~7件に1件の割合で再配達が行われています。ただでさえ多くの荷物を抱える中、予定通りに仕事をこなせず何度も再配達しなければならないのはきついと言えます。

まれに横柄な態度をとる顧客がいる

宅配の仕事には接客の一面もあります。そして、顧客の中には横柄な態度をとる人がいるのも事実です。不愛想で一言も喋らない人や、ドライバーを見下した態度を取る人、時間帯指定をしているにも関わらず配達時間に不在の人などさまざまです。

ただでさえハードな仕事なのに、さらに嫌な気持ちになる客と接しなければならないのはきついと感じざるを得ないでしょう。

配送・配達の仕事をするドライバーの声

ルート配送ドライバーAさんの場合

スーパーやファミレスに冷凍食品をルート配送するドライバーとして働いています。

うちは出社時間が深夜の2時半、退社時間が夕方頃という勤務体系です。深夜に出社するというのはつらく、慣れるまでには時間がかかりました。うちの会社は新人が2,3日で辞めてしまうことが珍しくないのですが、退職理由として深夜出社がきついことを挙げる人はやはり多いです。

生活リズムが普通の人と大きくずれてしまうことも痛手です。私自身、この仕事に就いてから友人と会いづらく疎遠になってしまいました。また、交通事故のリスクがあるのも事実です。幸いにも私は今のところ無事故で続けられていますが、先のことは分かりません。

こんな環境ですが、私はこの仕事に就いて良かったと思っています。きつくないと言えば嘘になってしまいますが、もうだいぶ慣れましたし、配送先の人や同業者などいろいろな人と接することができて楽しいという一面もあります。今後もこの仕事を続けるつもりです。

ルート配送ドライバーBさんの場合

中小企業のホテル納入セールスドライバーとして働いています。

ドライバー職は長時間労働でブラックだというイメージがあったのですが、現在の勤務先はまったくそのようなことはありません。繁忙期は20~30分程度の残業が週に1、2回あるものの、それ以外の時期は定時で帰ることができ、毎日家族で夕食をとれています。

以前は営業マンとして働いており、22時頃まで働くことが普通だったので、今の環境はとてもありがたいと思っています。子供がまだ小さいこともあり、平日の夜に子供との時間を確保できるのも嬉しいです。きついとはまったく感じていません。

ルート配送は仕事が単調になりやすいという点も心配だったのですが、それも問題ありませんでした。職種がセールスドライバーであることもあり、配送と同時に顧客の御用聞きのような仕事も行っているんです。顧客の要望に応じられるよう工夫するのは楽しく、単調な毎日の中でほどよい刺激になっています。

宅配ドライバーCさんの場合

大手ECサイトの下請け宅配ドライバーとして働いています。

フリーランスならではのきつさを感じることはたびたびあります。たとえば、車が故障したら仕事ができなくなってしまうのは大きなリスクです。代車があまりなく、あってもレンタル期間が決まっていたりと窮屈なことも多いので、万が一の場合に備えてもう1台車を買えるだけの資金を準備しています。それから、会社員と違って福利厚生がないのも痛いです。

配達に関して言えば、荷物量が多いときはろくに休憩できないのがきついです。その気になればコンビニに寄って休憩することもできるのですが、その分仕事が終わるのが遅くなるかと思うと、休憩している場合じゃないと思ってしまうんです。特に最初の頃は、荷物が大量で本当に配達しきれるのかと焦りを感じることも多かったです。

ですが、この仕事は自分に向いていると思います。大変ですけど稼げますし、会社に属さないで働けるので精神的な自由度は高いです。

配送の仕事のきつい部分は会社によって異なる

会社によって仕事の条件が全く違う

配送の仕事は幅広い業種で必要とされています。そのため、それぞれの会社で勤務条件が全く違うのは不思議なことではありません。配達する荷物の重さや勤務時間、運転するトラックの種類などさまざまな違いがあり、それぞれにきつい部分があります。

仕事があまりにもつらい場合、勤務先がブラック企業ではないかと考えることもあるでしょう。その時は他社のドライバーに状況を聞くなどして、自分の置かれている環境を客観的に見ることが大切です。

悪質な会社はすぐに辞めるべし

配達や配送の仕事が特にきついと感じる場合、勤務先がブラック企業である可能性も疑ったほうが良いでしょう。残業代がきちんと支払われなかったり、給料の未払いがある会社は危ないです。中には単価を不当に安く設定したり手数料を水増しするなどして、ドライバーの給与をピンハネする悪質な運送会社も存在します。

勤務先がブラック企業の場合、すぐに辞めることをおすすめします現在は業界全体がドライバー不足の傾向にあり、未経験者歓迎の求人も多数出ています。経験者であれば転職に困ることはまずないと言って良いでしょう。

会社を選ぶ際のポイント

じっくり時間をかけて会社を選ぶ

配達や配送の仕事を探すときは、じっくり時間をかけることが大切です。

複数の転職サイトで求人情報を比較し、あまりにも条件が悪いものは避けるようにしましょう。また、条件が良すぎる場合も疑ってみたほうが良いでしょう。

時間指定が厳しくない会社を選ぶ

配達や配送の仕事は、時間指定があることで一気にきついものになります。ドライバーのルートはほぼ決まっており、途中で遅れが生じれば時間通りに予定をこなせないこともままあります。しかし指定された時間に少しでも遅れれば、ドライバーだけでなく会社の信用を失いかねません。

時間指定そのものは避けられないにせよ、それが厳しくない会社を選ぶことで働きやすさがまったく違ったものになるでしょう。

業績のいい会社を選ぶ

業績のよくない会社は、利益を出すために仕事を詰め込みやすい傾向があります。その分ドライバー1人あたりの配達量も増え、負担が大きくなる可能性があります。

業績のいい会社であれば、必要以上の仕事を詰め込む必要はありません。適正な人数と配送量でやりくりすることができるために残業が少なく済み、休みも取得しやすいでしょう。さらに給与水準も高いことが期待できます。

配送で回る件数が少ない会社を選ぶ

配送で回る件数が多ければ多いほど、仕事はきつく残業時間も多くなりやすいです。

安定して働きやすい会社は、近距離で1日10件程度が目安です。ところが、中には1日20~30件が標準というところもあります。繁忙期になればそれ以上の仕事量になるでしょう。残業が多く、休憩時間も取得しづらい可能性が高いです。

また、配送ルートは固定された法人ルートのところがおすすめです。毎日同じ配達先を巡回するだけであれば、ドライバーも顧客も慣れているため余計な時間をかけずに済みます。逆に、毎日違う配送先を訪問する必要がある仕事だと、道に迷ったり納品に手間取ったりする可能性があります。

求人の頻度が高すぎる会社には要注意!

求人情報をよく見かける会社は要注意です。会社が急成長している証拠とも考えられますが、社員が定着しないブラック企業である可能性もあります

入社してもきちんと教育を受けられないまま配送の現場に出され、最初から過剰な配達件数を割り振られる可能性があります。

逆に、求人の頻度が小さい会社は社員が定着しやすく、頻繁に求人を出す必要がないものと考えられます仕事量に無理のないホワイト企業である可能性が高いので、応募するならこのような企業がおすすめです(ただし、業績は必ず調査しましょう)。

配達/配送の仕事まとめ

配達やルート配送の仕事をきついと感じる人がいるのは事実ですが、全員がそのように感じているわけではありません会社によって仕事内容やきついと感じるポイントは異なり、工夫や働き方次第で状況を変えられる可能性はいくらでもあります。つらいという先入観にとらわれて判断してしまうのは早計だとも言えるでしょう。

配達や配送の仕事は誰にでもできるものではありませんが、この仕事が向いている人もいるのは確かです。実際に長く続けている人も大勢います。

この仕事に興味があるなら一度挑戦してみてはいかがでしょうか。思いがけず天職に出会えるかもしれません。

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