エアブレーキの役割と仕組み
トラックというのは、その大きさから、普通自動車のような油圧ブレーキでは止まりきれないので、エア・ブレーキを使います。
油圧ブレーキとエア・ブレーキの相違点は、簡単にいいますと、ブレーキを作動させる装置にオイルで伝えるか、空気で伝えるかというものです。
オイルと空気では、空気の方が断然圧縮できます。例えていうと、ビニール袋に水を入れるのと、空気を入れるのとで、押さえた時にどちらがよりへこむかを想像すればよくわかるでしょう。
エア・ブレーキは、タンクに貯められた空気を圧縮してブレーキシリンダーを作動させ、ブレーキをかけるという仕組みになっています。
エア・ブレーキはとにかくその制御力が強力なので、載せる荷物がない場合、ものすごい勢いでブレーキがかかります。
一方で、たくさん荷物を載せてたり、乗車人数が多かったりすると同じようにブレーキを踏んでもかかりにくくなります。
エアブレーキを使用する上での注意
エア・ブレーキを使用する上で注意する点が三点あります。
一つは、急ブレーキにならないようにしなければならないということです。先にも触れましたが、エア・ブレーキというのは、ものすごい強力な制御力があります。ですので、油圧ブレーキと同じようにかけてしまうと、高速で空気が圧縮されブレーキが効きすぎてしまい、急ブレーキになってしまいます。安全運転上、急ブレーキは良くありませんので、トラックの運転に慣れてない人は、注意が必要です。
二つ目は、エア切れです。エアタンク内の空気が十分でないと、ブレーキが効かなくなりこちらも、大事故に繋がってしまいます。そうなる前の点検が重要になってきます。
三つ目の注意点は、繰り返しブレーキをかける、バタ踏みです。バタ踏みを繰り返すと、エア切れを招いてしまうだけでなく、事故にも発展してしまいます。バタ踏みに関しては国土交通省も注意喚起している位ですので、しないように気をつけなければなりません。
エアブレーキの日常点検
それでは、エア・ブレーキの点検方法についてです。
まず、空気圧を使って空気の上がり度を見ます。
そして、エアタンク内の空気を空にして、アイドリングし、警告ブザーや警告ランプが消えるまでの時間を計ります。
消えるまでの時間は車種によって違いますので、しっかり調べ、規定時間内に消灯すればOKです。
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