車輪の脱落は当該車両の故障はもちろん、道路の破損、ほかの車両の交通の妨げになる、場合によっては人命にかかわる重大事故につながる可能性があります。
大型トラックのディスクホイールの取り付け状態の確認は、平成27年度に、過去数年のホイールボルトの折損による車輪の脱落事故の発生件数の増加を受け国からも注意喚起があった項目です。
なおディスクホイールの取り付け状態は、車両総重量が8.0t以上の大型トラックのみ確認します。
ディスクホイールの目視による点検
ホイールナットは全て付いているか、ホイールボルトが折損していないか、ディスクホイールにひび割れが生じていないかを確認します。
ディスクホイールやボルト、ナットからさび汁が出ていないか、さび汁が出た痕がないか確認します。さび汁が出ている(出ていた)場合、締め付けが甘くトルクが不足しているために錆が発生したと推測されます。
ナットから飛び出しているボルトの長さが均一になっているか(ナットがどの位置でも均一に締められているか)を確認します。同じ車輪の中で均一であるとともに、異なる車輪同士でも均一であることにも注意します。
また、ホイールナットおよびホイールボルトは、ディスクホイールの素材によってアルミ用とスチール用に分かれています。誤使用により、ボルト長が足りなくなり締め付け、トルクが不足するなどの不具合につながるため、適切な部品を使用することが大切です。
ディスクホイールの打音によるボルトやナットの点検
ホイールナットを点検ハンマで打撃し、音や振動により、ホイールボルトの折損やナットの緩みがないかを点検します。
打音が濁っていたり、叩いた時の振動が他のナットと違うようであれば、ナットが十分に締まっていなかったり、ボルトが折損している合図です。
なお、ナットを叩くときには上側面をナットが閉まる方向に叩きます。ゆるむ方向に叩くと点検が原因でナットが緩んでしまいます。
使用するハンマーは小型ハンマーでも構いません。
タイヤ交換の際の注意点
タイヤ交換の際、ホイールナットは①車体をジャッキで持ち上げる前、②車体を持ち上げた後にタイヤを外すとき、③タイヤを交換してジャッキを下す前、④ジャッキを下した後の4回触ることになります。
①車体をジャッキで持ち上げる前はナットを緩める段階ですが、一気に緩めてしまうと他のホイールボルトに過度な負荷が掛かるため、90度程度緩めて仮止めのような状態にしておきます。
②の段階ではナットを完全に外します。
③タイヤを交換してジャッキを下す前には、①の段階と同様に、締め付けは仮止めの状態までにとどめておきます。また、タイヤを均等な力ではめ込むため、ナットは対角線の順番で締めていきます。
④ジャッキを下した後にナットの最終の締め付けをしますが、この時に体重を乗せるようにして規定のトルクになるようにしっかり締めます。
タイヤの交換後は、走行時にナットが緩むこともあるため、タイヤ交換後に50~100km走行したら、タイヤ交換直後と同様にトルクレンチを用いて既定のトルクで増し締めしましょう。
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