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ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)の取得方法・費用・難易度/日数と運転できる重機・車両がまるわかり!

この記事の目次
  1. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)
  2. バックホーの運転に必要な資格(免許)
  3. 私有地の敷地内なら無免許・無資格でユンボは運転できる
  4. ユンボ(パワーショベル)運転士の免許(資格)を受験するための資格・条件
  5. ユンボ(パワーショベル)の免許教習所
  6. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得する流れと取るのにかかる時間
  7. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)の試験内容・難易度
  8. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得すると運転できる車
  9. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得する費用
  10. ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)まとめ

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)

工事現場で、ユンボ(パワーショベル・ショベルカー・ バックホー)と呼ばれる車を見たことはないでしょうか。巨大なショベルが付いたキャタピラー車で、土木工事や建設工事に必要不可欠な車です。
そんな工事現場には欠かすことのできないユンボの免許の取得方法や費用、運転できる車などを紹介していきます。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)

パワーショベルや油圧ショベルなどを総称してユンボと呼ばれています。呼び名が異なるだけで、油圧ショベルパワーショベルも同じ車になります。
業務に携わってユンボ(パワーショベル)を運転する場合は、免許と資格が必要です。労働安全衛生法によって定められています。

運転するユンボ(パワーショベル・ショベルカー)の機体重量によって、2種類の資格が存在します。

  1. 機体重量が3トン以上のものを運転するためには『車両系建設機械運転技能講習という資格を取得しなくてはいけません。
  2. 機体重量が3トン未満のものを運転するためには『小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育』という資格が必要となります。

ユンボ(パワーショベル)に必要な自動車免許

もし公道でナンバー付きのユンボを走行させる場合は、自動車免許が必要となります。区分については下記の通りとなります。

重量に応じて必要な免許が変わってきます。公道を走る機会がある方は、あらかじめ運転するユンボの重量を把握して、新しく運転免許を取る必要があるのか確認をしておきましょう。

ユンボ(パワーショベル)運転士の免許証を取るとこんなお仕事が出来るように

免許を取ることで、仕事としてユンボの運転ができるようになります。そのため、工事現場や建設現場などの業務に携わることができるようになります。

まず、非常に強い力が出せるので、建物の解体作業で活躍します。解体した瓦礫をそのまますくいあげ、トラック荷台へ乗せることも可能です。また、大きな瓦礫を細かく粉砕することができるため、トラックの荷台を効率良く使うことができます。

農業では、植える作物を新しくする際に、園地全体の土を掘り返すことがあります。その掘り返し作業を一気に行うことができるようになります。そして、畜産業では、家畜の餌をまとめて移動させるという仕事が可能になります。また、家畜の溜まった糞を、一気に大量に片付けることもできます。

造園業では、切った枝を掴んでまとめたり、雑草や要らない木などを根こそぎ除去したりすることもできます。林業では、切った丸太を運ぶ作業をすることが可能です。

人力では到底不可能な作業をスピーディに行うことが可能です。免許を取ることで、今まで苦労していた作業をあっという間に終わらせることができるようになります。

ユンボ(パワーショベル)にはどんな種類があるの?

まず、1トン未満で小型のマイクロユンボという種類があります。これは、ユンボの中でも最小クラスのものとなります。主に、趣味のガーデニングや庭いじりなどで個人的に所有する方が多いモデルとなります。

次に、6トン未満のミニユンボです。こちらは、比較的狭い現場で作業を行うためのものとなります。また、農業や林業、畜産業などで使用する方も多くなっています。

最後に、6トン以上の大型モデルです。こちらは、パワーが必要な大規模な工事や掘削作業で使用されます。他の2種類と比べて大型ですので、スキルが必要となります。

バックホーの運転に必要な資格(免許)

ショベル部分が操縦者側に設置されている重機、バックホーは様々なアタッチメントを付けて使用されますが、実はバックホーもユンボもショベルカーも同じ機械を指しています。アタッチメントのうちバケットが外側にあるものをパワーショベルと呼んだりもします。
ちなみに、ユンボとバックホーの違いについて勘違いされやすいですが、二つは同じものです。

したがって、運転に必要な免許は先ほど解説した普通免許~大型免許となり、操縦に必要な資格も同じでユンボ(パワーショベル)運転士となります。

私有地の敷地内なら無免許・無資格でユンボは運転できる

工事現場や建設現場などで活躍するユンボですが、自宅や庭先などの私有地で、業務以外での使用は無資格であっても運転することが可能です。しかし、例え自宅や庭先などの私有地であったとしても、仕事として運転する場合には資格が必要となるので注意が必要です。

また、私有地であっても、駐車場や広場などのように誰でも入れてしまうような場所は、資格がないと運転を行うことはできません。労働安全衛生法の観点から、無資格で安全運転の知識が乏しい作業者が運転していて、入ってきた人に怪我をさせてしまうということは絶対に起こしてはいけません。

無資格で運転できるのは、自宅や庭先などの他人が立ち入ることができない私有地に限られており、更に仕事として運転しない場合のみとなっています。十分注意をしましょう。

ユンボ(パワーショベル)運転士の免許(資格)を受験するための資格・条件

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)受験資格年齢は何歳から?学生でも取れる?

3トン未満の資格と、3トン以上の資格の両方共、年齢は満18歳以上であれば受験できます。そのため、学生の方でも受験することは可能です。

また、ナンバー付きで公道を走行する場合には、自動車運転免許が必要です。自動車免許については学生でも受験可能です。両方の免許共に学生でも受験可能ではありますが、もちろん学校の規則には従うようにしましょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)証をとるために必要な資格・経験・条件

免許を取得するために年齢以外に必要なことは特にありません。そのため、今までの作業経験が全くなくても、年齢さえクリアしていれば受験資格はあります。土木関係の仕事に就く予定の方は、積極的に取りに行くと良いでしょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許教習所

ユンボ(パワーショベル)の免許教習は、全国各地で行われていますが、特に下記のようなユンボを実際に取り扱っている建設機械関連の会社が実施しているものが無難でしょう。

なお、自動車免許については、一般の自動車教習所で大丈夫です。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得する流れと取るのにかかる時間

3トン以上のユンボ(パワーショベル)の免許:車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習

資格の取り方は、ユンボの重量によって変わります。まず、3トン以上の資格の取り方です。取得するためには指定の教習所へ手続きを行い、講習と試験を受ける必要があります。講習を修了させてから、修了試験に合格しなければ取得することができません。

学科講習の内容は、走行や作業に関する装置についてや運転に必要な一般的事項、関係法令などがあります。学科講習には13時間程の時間を要します。学科講習は講義形式となりますので、いかに集中力を切らさずに講義を受けれるかが重要です。

学科講習修了後には、学科試験があります。学科試験に合格できたら、次に実技講習を受けます。実技講習は、走行の操作や装置の操作で25時間程の講習を受けます。学科講習の倍近い講習時間のため、体調管理に注意し、集中力を切らさないようにしましょう。

実技講習の後の実技試験に合格すれば取得となります。取得まで、合計で38時間程は掛かるでしょう。長丁場となりますので、しっかりと睡眠をとり、講習を休むことのないように気を付けましょう。

なお、特定の免許を持っていることで、学科・実技講習が免除されて、大幅に時間短縮になることがあります。指定の教習所へ確認を行うと良いでしょう。

3トン未満のユンボ(パワーショベル)の免許:小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育

3トン未満のユンボ資格の場合は、指定の教習所で学科と実技講習を受講すれば取得することができます。

学科講習の内容は、3トン以上の資格とほぼ同様のものですが、対象が小型車両についてとなります。合計で6時間程となっており、短い講習となっています。

実技講習は、走行の操作と作業の操作で6時間程の講習となっています。そして、基本的には講習の後の試験はありません。学科と実技合わせて、合計12時間程の講習を受講すれば、晴れて取得となります。

当然ですが、実技講習や試験は屋外で行われます。雨が降っている場合も、中止することなく屋外で行います。雨の場合は視界が悪く、通常よりも運転が難しくなります。初心者の方は、雨が多い季節を避けた方が講習や試験が行いやすくなるでしょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)の試験内容・難易度

ユンボ免許試験内容と難易度:小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育

3トン未満の資格については、基本的に試験やテストはありません

学科・実技講習を受講すれば取得が可能です。しかし、教習所によっては簡単な学科試験を実施するところもあります。試験問題は、学科講習で習った箇所から〇×形式で出題されます。バッテリー液の成分やエンジン始動前の点検の仕方、旋回の仕方などが出題されるでしょう。

ユンボ免許試験内容と難易度車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習

次に、3トン以上の資格です。こちらの場合は、講習修了後に学科試験と実技試験を受ける必要があります。学科試験で出題される内容は、学科講習で習った部分からの出題となります。

学科試験に合格したら、実技試験を受けることになります。
実技試験は、掘削技術が身に付いているかを確認する試験となります。内容は、左前辺りの土を掘り、ショベルに掘った土を抱えながら旋回して、右の穴へと土を移動させるといったものです。数回行って穴を埋めます。制限時間も一応決まっています。
また、土を抱えて旋回を行う前には、安全確認を確実に行うことが必要です。講習で習ったように、周りを目視でしっかりと確認してから旋回を行うようにしましょう。

経験者の方であれば難なく行える操作です。しかし、未経験者の方だと、経験者の手慣れた操作を見て焦ってしまいがちです。
制限時間は定められていますが、過ぎたからといって不合格とはなりません。時間は気にせずに、落ち着いて作業を行うようにしましょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)のテスト勉強方法や学習法のコツ

色ペンや蛍光ペンなどを使用し、学科講習時に講師が『重要である』と言った部分にマークを付けておくと良いでしょう。講師が『重要である』と言った部分がテストに出題されることが多くなります。

テキストは200ページ程もあります。最初から最後までくまなく覚えることはほぼ不可能です。マークした部分を何度も読み返し、暗記してしまうのが一番効率の良いテスト勉強方法と言えるでしょう。もちろん、テキストの内容は最初から最後までとても重要なので、実際に運転する際には頭に入れておきましょう。

学科講習時間が長いために、睡眠不足だと頭がぼーっとして重要な部分を聞き逃してしまう恐れがあります。万全な体調で学科講習に臨むことが、テストに合格するための重要事項となります。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)の試験やテストの難易度や合格率

学科試験と実技試験共に、難易度はそれほど高くはないと言えるでしょう。講習をしっかりと受講していれば、間違いなく合格できるレベルの難易度です。
この試験は、受験者を落とすための試験ではありません。しっかりと講義を聞き、内容を頭に入れているかの確認を行うための試験と言えます。重機の操作には常に危険がつきまといます。取得後に労災が発生しないように、安全運転の意識を高めるために講義を行っています。

ユンボ免許の合格率はほぼ100%と言えます。難易度的には易しい試験なので、確実に取得するようにしましょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得すると運転できる車

3トン以上のユンボの資格を取得することで、油圧ショベル以外にブルドーザーやホイールローダー、スクレープドーザー、ドラグラインなどの運転も行うことが可能となります。

また、3トン未満のユンボの資格を取得することで、重量が3トン未満のブルドーザーやホイールローダーなども運転することが可能となります。

ユンボ以外にも運転できる車が多数あるため、非常に実用度が高い資格と言うことができます。建設工事や土木工事に従事する方には必須であると言えます。

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ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得する費用

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)を取得する費用

3トン以上のユンボの資格の場合、通常は10万5,000円程度の資格取得費用がかかります。

高額なので、安易な気持ちで取ることができない資格と言えます。しかし、大型特殊自動車免許や不整地運搬車技能講習を修了している方は、取得のための値段が安くなります。

また、自動車免許を持っている方で、3トン未満の運転資格の講習を修了後、この資格で運転ができる建設機械を使用した業務経験が3ヶ月以上ある方も値段が安くなります。この場合の値段は44,000円程度となります。

3トン未満のユンボの資格取得費用は17,000円程度となっています。

3トン以上の資格と比較すると、大幅に値段が安くなります。金額的にはとても取りやすい資格です。

その他の費用として、教習所までの交通費や昼食代なども掛かります。講習は数日間ありますので、費用がかさむことがあります。また、教習所によっては、テキスト代が発生する場合もありますので、事前に確認を行いましょう。

運送会社でドライバーになると免許(資格)取得費用負担はしてくれるのか

仕事で絶対的に必要な資格となるため、会社が費用負担してくれるケースは多いでしょう。求人票の詳細でも、会社負担であると明記されているケースが多く見られます。会社側としても、社員が資格を取ることで業務の幅が広がり、売り上げ増加を見込むことができるというメリットがあります。

全て自己負担という会社は少ないですが、中には会社と社員で折半というケースや、費用の何割かを会社負担とする場合もあるので注意が必要です。特に3トン以上の運転資格は高額なため、折半となると負担が大きくなってしまいます。会社の担当者に確認を行いましょう。

ユンボ(パワーショベル)の免許(資格)まとめ

ユンボ(パワーショベル)の取得方法や費用、運転できる車などについて説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

この免許を取得することで仕事の幅が広がるのと同時に、工事現場の中核として活躍をすることが可能となります。是非、ユンボの免許を取得して、仕事の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

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