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6tトラック(6トン車)のドライバーの配送の仕事内容まるわかり

トラックは載せることができる荷物の重さによる分け方が浸透していますが、それらは大きく三つに分類することができます。2トン車は「小型」4トン車は「中型」10トン車は「大型」という区分が一般的です。

では6トンは?4トンと10トンの間の重さですが、その正体は一体何なのでしょう。6トントラックの詳細な概要と、そのドライバーを目指す方に向けた情報をご紹介して参ります。

6tトラック(6トン車)とは

6トントラックは中型

6トン車は中型に分類されるトラックになります。同じ中型として良く知られる4トン車との違いが想像しづらいと感じる人が多いと思いますが、「重さの規定の有無」がこの二つを分けています。

増トン車とは

詳しく説明していきましょう。6トン以外に8トン車と呼ばれるサイズもありますが、これらは「増トン車」と呼ばれる部類に入ります。その名の通り「車両が積んで走ることのできる重さが増えた」ものです。

最大積載量が4トンと決められているものは4トントラックと呼ばれますが、一方6トンの場合それとは異なり、「おおよそ6トン」を支え運送するための改良車両であること意味します。

増トン系に6t、8tと重さと大きさごとに区分があるのと同様に、10t以上の大型のものが造られていた時期もありました。しかし重量の都合上難しく、現在その存在を目にすることはほとんどありません。

最近需要が高まってきているのは中型の増トン版なので、「増トントラック=中型の増強版」という認識が広がりつつあります。

〇〇トンの意味

この「6トン」とは販売メーカーが設けた区分であるため、4トン車の「4トン」とでは少しわけが違うのです。

6トンは中型4トンを基準に造られていますが、「基準に」というのは4トン車を部分的にパワーアップさせているという意味です。

6トン車と4トン車の違いと見分け方

4トン車と、その進化系の6トン車は同じ中型車両であることから、この二つは形や大きさによっては見分けられないこともしばしばです。

しかし、それを見分けるポイントがあり、それがタイヤのホイールについている「ナット」の数です。ナットの数は車両の大きさや重量によって変化し、積載量が4トンほどの中型は6穴ですが、増6トンの方では8穴になります。

二つ穴が増えたのはより重くの荷物を支え走るためです。つまりナットの数が多いのはタイヤが強くなったという証拠なのです。これも「進化」の一片だということが分かるでしょう。

並べて見比べればタイヤの大きさでも違いが分かるでしょう。普段車に乗る方はお気づきかと思いますが、ナットの数が変わるのはなにも増トン車に限ったことではありません。乗用車の一般的なナットは4穴もしくは5穴となっている上、増トン系も大型に近づけば10穴になっていることもあります。街中でトラックを見かけたらホイールに注目し、ぜひナットがいくつか数えてみてください。

6tトラックの配送する商品とは

同じ内容を繰り返しますが、6トントラックは4トンの「力持ち版」です。ですからその需要は4トントラックを多用する現場であることが大半でしょう。

どういうことかと言うと、汎用性が高くさまざまなものを運ぶ4トン車はさまざまな現場が使用しています。商品や材料の配送を中心にその種類はたいへん豊富で、食品・雑貨の運搬に、引っ越しや長距離輸送もこなせるのが強みです。

ゆえに利用者から「こうだったらいいのに」という要望も生まれやすかったのです。そしてその要望こそが「もっと沢山の荷物を一度に運びたい」というものでした。

6トン車が使われる理由

では、運べる量を増やしたいならなぜ大型トラックを使わないのでしょうか。そもそも中型の上にはさらに大きいサイズの大型がすでに存在しているのです。

大型を使わない理由は二つあり、一つ目は「費用」、二つ目は「免許」です。

トラック購入コストが安い

まずは「初期費用」です。運送会社が大型トラックを買うとなると、1,000万円以上はかかります。多少運ぶ量を増やしたいがために使える金額ではないのです。

トラック維持のランニングコストが安い

次に「ランニングコスト」です。大型と中型とではランニングコストも大きく変わってきます。ランニングコストというのは維持するために継続的に必要になってくる支出のことです。燃料代や検査代、部品を交換するのにかかるお金と挙げたらきりがありません。

そして中型車両の区分になると高速料金も変わります。高速料金はじわりじわりとかさんでくるものですから、安いに越したことはありません。ですので6トン車の需要を上げる要因となってくるのです。

免許取得のハードルが低いためドライバーを確保しやすい

そして二つ目の問題、それは「免許」に関することです。こちらは次の項で詳しく説明して参ります。

6tトラック(6トン車)を運転するために必要な免許

6トントラックは中型免許で運転可能

簡潔に言うと、6トン車に乗るには中型免許が必要になってきます。

これが大型より中型が好まれる理由にもなってきます。ご存知の方もいるかと思いますが、大型の車両に乗るには大型免許が必要になります。大型免許は他のものに比べ、クリアしなければいけない条件が多く、そもそも免許を取れる人が限られています。ですので、より多くの荷物を運びたくても大型ではなく、中型の増トン車を使う人が多くいるのです。

中型免許の取得方法

さて、6トン車に乗るため、こちらの試験に挑戦するにはいくつか条件があります。まず20歳以上であること、普通免許を取ってから2年以上の運転歴があることの他に、視力や聴力などのある程度の身体機能を問われます。これらの条件は安全上の理由のためだと考えられます。

2017年に新しく生まれた準中型免許といものもありますが、こちらは18歳以上なら受験が可能で、普通免許と同様に運転歴は問いません。これはこの免許で許可されるのは2トン車などの小型トラックと、ごく限られた一部の中型車両を運転することだけだからです。

話が少し逸れましたが、中型免許を持たない人の場合、イチから取る必要があります。ですが一部の人は、まったくのイチからの挑戦に限られるわけではありません。

その理由は先ほど登場した準中型と中型の免許の誕生にあり、これらがまだ歴史の浅い存在で、以前はその代わりを担う別のものがあったからなのです。それが2017年6月1日以前の普通免許です。

こちらは今では現行の普通免許と区別を図るために「8トン限定中型免許」へと名称が変更されました。勘違いしやすいですが、ここに表記される「8トン」とは最大積載量ではなく、車両総重量のことを指します。6トンの同量はそれ以上になるので、このままでは乗ることはできません。

ですが旧型の普通免許を取得していた方は、「限定解除」をすることにより中型免許への更新ができます。つまり負担が少ない状態での移行ができます。

中型免許では運転できない8トントラックに注意

最後に覚えておいて頂きたいことがあります。それは中型免許を持っていても乗ることのできない増トン系車両も存在している事実です。増トン車は6トンの他に有名なものだと8トン車が挙げられますが、こちらのトラックはさらに多くの積載ができるため、大型に分類されます。

中型免許で運転すると検挙の対象になりますので、運転する車両の規格には十分お気を付け下さい。

6トントラックを使ったドライバーの仕事

冒頭でもお話ししたように、6トン車の使いどころは4トン車とほとんどの場合同じでしょう。4トン車はトラックの中でも汎用性が高いことで人気の大きさですので、もちろん6トン車もいろいろなシーンで活躍できる車両です。

ですので6トン車両のドライバーになれば、さまざまな土地や配達先に出会う機会が沢山増えますから、飽きずに続けていけるでしょう。

また運送会社によっては大型のトラックよりコストがかからない分、6トン車を多くそろえ、そのドライバーを広く募集していることもあります。

確かに他の規格のトラックと比べると、増トン車の数はまだ少ないです。ですが販売市場が賑わい種類が増えつつあることで、ニーズに合わせた購入や使い方ができるため、増トン車を扱う運送会社の増加も見込めるでしょう。

ドライバーを目指している方や、興味のある方は一度募集を探してみてはいかがでしょうか。自分の希望や優先したいことに合わせた働き先を見つけることもできるでしょう。

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これから6トントラックのドライバーになる人に向けて

6トンドライバーになりたい方の中にはトラックに乗ったことがない方も少なくないでしょう。

中型車両のドライバーはそんな方にも目指してほしい職業ですが、それでもご自身に運転経験がないことをしっかり意識することは大切です。

一般的にトラックドライバーになるとき一番初心者にもやさしいのが2トン車などの小型トラックです。その理由は、小型であっても乗用車と比べると乗ったときの感覚が異なるからです。

4トンや6トンの中型となればそれはなおのことです。車高が違えば景色が変わり死角が増えますし、車体が重く大きければブレーキは効きづらくなります。

頭の中でシュミレーションするのと実際乗るのとではわけが違いますから、「自分は初心者なんだ」ということを忘れずに運転することを心がけましょう。

またドライバー歴のある方でも小型車両から乗り換える場合には十分注意してください。2トンから4トンへの変化は、乗ってみるとかなり大きいと言われています。車体の全長が違いますので2トン車でできていたことができなくなります。

特に後輪から後ろの車体であるオーバーハングの長さは誰もが戸惑うことでしょう。これらのことを意識せずにいると、カーブの際に後続車両にぶつかったり、思わぬ事故を引き起こしたりということになりかねません。

初心者であっても、経験者であっても、慎重な運転と周りへの配慮が求められます。

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