ドライバーや運送会社が知っておくと便利な情報

トラックドライバーのための用語辞典

Contents

トラック用語:あ行

井桁積みとは

パレットに同一形状をした荷物やコンテナなどを同一方向に平行に並べ、各段ごとに縦,横交互に積み重ねていくことで、漢字の井『井げた』のように積んでいくことをいい、交互列積みともいいます。ある程度の高さまで積んで一塊にすることで積み荷を安定させることができ多少の振動や傾きがあっても崩れにくいのが特徴です。

ウィング車とは

平ボディに箱型の荷台を乗せた貨物自動車で、バンの部分の側面と天井部分が、すべて上に跳ね上げられた形で開口します。進行方向左側が開口するものと進行方向右側側面の両方が開口するものがあります。この両側面を同時に開口したときの形が鳥が翼を開いたときの形に似ていることからこの名前がつけられました。別名でガルウィング車とも呼ばれています。左右両側面が開口することにより荷台が前面解放され、フォークリフトなどで荷物の積み下ろしをすることが容易になり、荷台のスペースを無駄なく均等に配置することができるというメリットがあります。

エアサスペンションとは

空気圧を利用したサスペンション。一般的な金属製のバネと比較して、高い振動吸収性能により走行時の振動や方向転換時の荷台の揺れを軽減し、荷物の安定性において高い評価を得ている。一方で定期的なメンテナンスによってサスペンション内の空気圧を保つ必要があり、またサスペンション自体のコストが高いため、維持費などコスト面の高さが欠点と言える。

追っかけとは

生鮮食品を運送することを意味します。語源は色々ありますが、生鮮食品は市場の到着が遅いほど価格が下がっていくのでどのトラックも自分が一番に到着できるよう急いで市場に向かった様子から『追っかけ』という名前がついたという説が有力です。鮮度が第一のため迅速に輸送しないといけないため、トラック運送の中でも時間がタイトで厳しい仕事の一つです。

あがりとは

配送の仕事が終わることをあがりと言います。荷物を目的地に届けたら、そこからまた別の荷物を持って帰り、それを何度か繰り返して最後まで終わった状態のことを指します。運送業界以外でも、物事がひと段落ついた状態のことを『あがり』と言います。

親伝とは

荷物を配送する時に、送り主や受取人の住所や名前などの情報を記入し、荷物に貼る伝票のことを『送り状』と言いますが、またの名を『親伝』とも言います。荷物を届けた際に受取人に判子やサインを受領印としてもらい、それが荷物を確かに届けたという証明になります。運送会社によって送り状の形態は様々です。

エア噛みとは

エンジンやポンプなどの機械系統内部に空気が入り込んだ状態をさします。空気が入り込むことにより、エンジンが始動できなくなったりポンプの能力が低下したりする不具合が発生します。不具合を解消するためには専用のポンプ等を使いエア抜きをする必要があります。

Sメーターとは

トラック無線用語。スピード違反の取り締まりを指す。ネズミ捕りと言われたりすることもある。「Sメーター開局」などと使われ、同業者に「ネズミ捕りがいるぞ」と業務無線やアマチュア無線を使って伝える際に使われる。直接「ネズミ捕りがいるぞ」と言うのを避けるための隠語。

青タンとは

信号が青の状態のことを、『青タン』といいます。また、信号が赤の状態のことは、『赤タン』といいます。また、タクシー業界では、タクシーの深夜割り増しメーターのことを『青タン』といいます。深夜になり、料金が割増になると、メーターが青に光ることから、そう呼ばれるようになったそうです。ちなみに、方言で怪我をしたときにできる『青あざ』のことを、『あおたん』とも言ったりしますが、トラック用語とは関係ないそうです。

エフビックとは

『エフビック』とは、『Fine Business』の略称で、『素晴らしい』ことや『ポジティブなこと』、『プラスなこと』が起きた時に使われます。『FB(エフビー)』とも言われます。例えば、『いい事があった』といいたい時は、『エフビックがあった』、『素敵な出会い』といいたい時は、『エフビックな出会い』という風に使うことができます。また反対に、『悪いこと』が起きた時に伝える時は、『BF(ビーエフ)』と言い、『BFな案件』、『今日はBFだ』のように言うことができます。

お声がけとは

『お声がけ』とは、ドライバー同士で交信をする際、お互いに『(軽く)あいさつ』をすることをいいます。長く交信することは『お声がけ』とは言いません。あくまでも、『あいさつ程度』のことを指します。例えば、『おはようございます』や『よろしくお願いします』、『お気をつけて』などの一言程度で終わる交信のことです。この用語は、トラック無線だけでなく、他の無線でもよく使われる言葉で、意味としては同じ様に使われます。

業者というよりはトラックのドライバー同士が無線通信でやり取りを行う、挨拶程度の短い通信のことを言います。挨拶自体はドライバーだけでなく、ビジネスや社会の中でも一番に大切にされることが多く、マナーとされていますが、ドライバー同士でも、無線を使用し小さな連絡を日々行うことで、ルートが違う運送業者同士のドライバーの連携や信頼関係を築くことができ、トラブル防止にもつながるため、挨拶や連絡を疎かにしないことが大切です。

男の花道とは

『男の花道』とは、『国道1号線』を表すときに使われます。『国道1号線』は、東京の日本橋から大阪の梅田をつなぐ道であり、全長512kmにもなる大きな国道のことです。国道には、トラック業界の中で呼びやすく名前が付いているようです。 例えば『国道19号線』は『ピンク』、『国道22号』は『ニコニコ』、『国道41号線』は『シッピン』と呼ばれているなど、ほとんどの名前は国道の番号の呼び方を変えているだけのものが多くなっています。

オペレーターとは

『オペレーター』とは、『運転している自分自身』を指すときに使います。似たような言葉ですが『ハンドルオペレーター』という言葉もあり、これも『運転手』のことを指します。元の意味としても『オペレータ』は『機械類の操作をしている人』とされていて、トラック業界だけでなく、無線用語として多く使われています。

アオリとは

“トラックの荷台の両側面と背面を囲うように設置されている板のことをいいます。アオリの下部と荷台とは蝶番によって取り付けられており、それぞれの板を開閉することができます。

バンと違って荷台に屋根が無いので、荷揚げや荷下ろしが簡単にでき、比較的大きな荷物も運ぶことができるメリットがありますが、雨風等の天候に左右されるというデメリットもあります。”

お二階さんとは

“トラックドライバーが無線で会話をする際に使用される専門用語で、高速道路を意味します。トラックは普通自動車よりも道路を傷つけやすいため、高速料金が通常よりも割高になります。このため、経費節減のため長距離移動でも高速道路を使用せず、一般道のみを使用して移動することを指示される場合があります。”

営業トラックとは

顧客の荷物を有償で輸送することを目的とした運送会社等の企業が保有し、使用するトラックのことです。事業用トラックとも言います。白地に緑文字ナンバーの自家用トラックに対して、営業用トラックのナンバープレートは緑字に白文字で記されているため、見ただけで区別ができるようになっています。車体の大きさは、2トン以下の小型から超重量車やトレーラーまで幅広くあります。形状も平ボディやバンボディ、ウィングボディ、その他特殊な形状もあり、その用途についても、大小の荷物の輸送、ダンプ車や保冷車などさまざまなものがあります。運送方法や業種によって適切な車種を選択できるようにバラエティーに富むものとなっています。

オリコンとは

折りたたみコンテナの略。プラスチック製で、物を運ぶときだけ組み立てて利用し、使用しないときは薄い板状に折りたたみむことができる。少ない収納スペースで良いため、保管に大変便利である。主に、コンビニや運送会社、軽作業を行う工場などで利用されている。梱包材(ダンボール)に比べ、折りたたみコンテナの場合は繰り返し使用することができるので、使用する資源が削減され環境への配慮につながると同時に、コストの削減にもなる。

エアサスとは

車は上下左右の衝撃が大きく、そのまま走行してしまうと故障の原因に大きくつながります。その大きな振動の衝撃を吸収する役割を果たす箇所や部品がエアサスといい、正式にはエア・サスペンションと言われ、車体とタイヤの間にあります。トラックのエアサスはとても重要で、割れやすい、崩れやすい荷物や精密な工場機械を運ぶ際に大きな衝撃が吸収されることでそれらのトラブルを防ぎ、ドライバーの運転する乗り心地も変わってきます。

おつむとは

無線アンテナのこと。おつむは頭の幼児言葉ですが、他にもてんてん棒とも呼んでいるように、アンテナは通常、トラックのヘッドにあたる屋根に取り付けていることから転じておつむと呼んでいます。一般的に車載用として運用されているCB無線機は日本国内では違法となる大出力の物となるためアンテナを装着していること自体が電波監視摘発の対象とみなされます。それで目立つアンテナ装着を避けてトラックの荷台そのものをアンテナとして使用する、ボディアンテナという形で運用するドライバーもいますがそれでも摘発されている事例がありますから注意が必要です。

エルちゃんとは

広義にはLADYの頭文字をとっていますから女性のことですが、もともとはヤングレディの略称であるYLからきています。ですから無線用語としては若い女性、未婚の女性のことです。 もっとも年配の男性をOMというのに対し女性については他に既婚女性を表すXYLという表現にとどまっていますから、Lちゃんと呼ぶことには親しみやすくまた年齢のことを気にしないで使うことができるようにマナー的な配慮がされているといえます。

赤タンとは “『赤信号』のことです。トラックドライバー同士が無線で会話する際に使われる用語で青信号は『青タン』といいますので、“青タン”の対義として“赤タン”という用語が使われているのでしょう。
また地方によっては身体をどこかにぶつけたときにできる青アザを“青タン”というようですが、“アザ”は生まれつきできているほくろや蒙古斑、“タン”はぶつけたりなどしてできるものと区別しているそうです。ただ、これはトラックドライバーが使う無線用語との関連はないようです。

絵符とは

荷物の不具合や、取扱いについて書かれた荷札を絵符といいます。他にも、届け先の住所や氏名、箱の中身が確認できる送り状。一目で荷物の取扱い方法が分かる、割れ物注意などの荷札シール。さらにバーコードも、絵符の一つとされています。絵符は、ドライバーが荷物を迅速丁寧に送り届けるためにはなくてはなりません。絵符の起源は、江戸時代にさかのぼります。この頃にはすでに運送業は発達しており、幕府や朝廷、公家、寺社などの富裕層が、荷物を送るために荷札を使ったとされています。荷札のつけられた荷物は、“御定賃銭”という送料を幕府に払うことで、馬で配達してもらっていたと言われています。

合い紙(あいし)とは

トラック運転手が印刷物など運ぶ時に崩れないようにテクニックとして使うもの。例えば、印刷機のデリバリー部分(排紙部分)に印刷された用紙を積み上げて運ぶ場合は、途中に合い紙(あいし)を挟んで崩れにくくします。数段に1枚を印刷物にまたがるように挟むことで効果を発揮します。荷受け先が印刷工場であれば、合い紙はあらかじめ準備されていることが多いです。合い紙は、本来荷物の印刷物の数量を数える際に間に挟むことで簡単に数えられたり、印刷したての紙が積み重なることで色移りがしないように使われています。間紙(かんし)と呼ばれることもあります。

トラック用語:か行

カプラーとは

トラックはトラクタとトレーラーが繋がって走行していますが、トラクタ側のパーツをカプラー、トレーラー側のパーツをキングピンと言います。二つを連結させることで、トレーラーをけん引したりカーブを安全に曲がったりします。海上コンテナのドライバーは頻繁に連結作業を行うので、馴染みのある部品です。

グリーン高速とは

主にトラック無線で使われている言葉で「東名高速道路」や「名神高速道路」のことを指します。ほかの高速道路比べてみると中央分離帯に常緑樹の植込みが多く、いつも緑があることからこのように呼ばれはじめたといわれています。

ゲテモノとは

配送や荷物の積み下ろしが、一筋縄ではいかない注意を必要とする荷物をこう呼びます。主にドライバーが一人で積み下ろしや運び込みができないような大きさ、または重量あるいはその両方の荷物のことをさします。運送会社からの手伝い要請の依頼がはいることがあります。またタイヤなどがダンボール梱包をされていないときにこう呼ぶことがあります。タイヤが荷崩れを起こしたときに跳ねて周囲の荷物、あるいは後続車などに接触してしまう恐れがあります。荷崩れしないよう注意が必要です。

月光仮面とは

トラック運転手の無線用語で白バイのことを指します。全身が白づくめでサングラスをかけたバイクに乗っているレトロヒーローを、白バイ警官に掛け合わせて呼ばれるようになったため、元ネタをしっている年代のドライバーが使っているようです。

現認とは

送り先で現物を実際に確認をすることをさします。買い手から売り手へ製品を送り返すかたちでおこなわれることが多いです。荷物や製品の破損具合や欠品、故障やダメージがある場合に買い手から売り手へ申告し、対象の荷物をそのまま売り手へ輸送して事実を確認してもらうなどの状況をいいます。

ガッチャマンとは

トラック運転手が無線交信の際に使用する無線用語のひとつです。交通事故を意味します。ガッチャンと、衝撃や音をガッチャンと表現してガッチャマンと言われるようになりました。使用例としては『今高速でガッチャマンだから気をつけて。』というような使い方をします。

首振りとは

『首振り』とは、『牽引自動車(けんいんじどうしゃ)』、いわゆる『トレーラー』のことです。この『トレーラー』は形が特徴的で、運転席の後ろに牽引車が付属されていて、そこに荷物をのせて走ります。本来は運転席の部分を『トラクター』、荷物をのせる部分を『トレーラー』と呼びます。また、『首振り』のほかにも、『中折れ』『中折れジャンボ』と呼ばれることもあります。

観音とは

2枚の板によって閉じられた扉が、それぞれ左右の外側端部を軸として、中心から外に向かって左右に広げて開くことを観音開きといい、その扉自体のことを観音といいます。運送業では宅配便のトラック等で使用され、扉が大きく開くことで荷物の積み込みや荷下ろしがしやすく、屋根があるため天候の影響を受けにくいというメリットがあります。扉は開放時に邪魔になることを避けるため、270度に開く設計にされているものが主流です。

ゴトコンとは

『5tコンテナ』を略した言葉で、最大5tまで貨物を積載することができるコンテナのことで、主にJR貨物で使用されています。コンテナはトラックと鉄道とが協力して運搬されます。トラックによって運ばれたコンテナはフォークリフトによって貨車に移され、鉄道路線を走行して目的地付近まで運搬されます。目的地まではまたコンテナをトラックに移して運ばれます。車よりも馬力がある鉄道の力を利用するので、一度に大量の荷物を長距離移動することができ、遅延の可能性も低いというメリットがあります。

強制半固定とは

赤信号で停車していること、信号待ちをしていることを表すトラック無線用語です。無線局には固定式と移動式の2種類がありますが、船舶やトラックなどの自動車に積まれている移動式無線局が一定の時間止まることを半固定状態と言います。半固定状態を強いられているということで信号待ちという意味になります。略して『強制』もしくは『強制半固』でも通じます。または『赤玉半固』『強制赤玉半固』とも言います。赤玉とは赤信号のことです。

ガッチャとは

トラックの荷台に荷物を損傷させることなく固定し、締め付けることによって荷崩れを防止する器具をラッシングベルトと言います。その本体は、自然環境に最も強いポリエステル原糸を加工した耐久性の高いベルトに、固定用のバックルを取り付けたものです。種類は、手で引き締めバックルで固定するカム式と、ラチェットハンドルの上下反復を繰り返して締め込みをするラチェット式があります。この繰り返し操作の際にガチャガチャと音がなるためにラッシングベルトのことを『ガッチャ』もしくは『ガチャ』と呼びます。

キャブオーバーとは

運転席(キャビン)が、エンジンの上にある(オーバー)ことや、その形状の車両自体のことを総じてこう呼びます。Cab over the Engine の頭文字をとってCOEと略されることもあります。それとは対比的に、運転席の前のボンネットの中にエンジンがある車両のことを、ボンネット型もしくはボンネットトラックと呼びます。日本やヨーロッパではキャブオーバー型が、アメリカやカナダではボンネット型が多く普及しています。その理由は以下に依ります。まずキャブオーバーの大きなメリットとしては、積荷の空間を広く確保できるという点です。運転席とエンジンを2階建てに構造にすることによって、貨物室を最大限大きくすることができ一度に多くの荷物を運ぶことができるのです。車両規制の厳しい日本にとっては最適と言えます。もう一つは前方の視界がとても良いということです。これはそれほど大したことではないように思えますが、道路の狭い日本にとっては安全運転や小回りを利かせることにもつながる重要なポイントです。デメリットは4点あります。クラッシャブルゾーンがほとんど無いということ(衝突安全性)、ボンネットが無いため空気の流れが滑らかでないということ(空気抵抗)、エンジンの真上にドライバーが乗るため騒音や振動があること(快適性)、整備の時に運転席を持ち上げなければならない労力(整備性)の4点です。とはいえ、近年では各メーカーの改善が続き、快適性や整備性、安全性や燃費をそれぞれ向上させています。

から荷とは

荷物を配送した後の帰り便で、新しい荷物を積まずに帰る状態のことを、荷台の上に何もなく空っぽであるためにこう呼びます。その時のトラックを『空トラック』、その運送状態を『空車回送』とも呼びます。日本には運送会社が数万社ありますが、そのほとんどは中小企業のため、空いているトラックがあっても積む荷物を自社で手配できなかったり、逆に荷物はあるのに空いているトラックがいなかったりといったことが多々起こります。このことに関して運送会社同士はもともと共存共栄の業界でありそれぞれの情報を共有していますが、近年では更に業界全体としても売上減少や人手不足の解消につながることであるため、それを補うための求荷求車(きゅうかきゅうしゃ)、つまりトラックと荷物をマッチングさせることの重要性が高まってきています。

かご車とは

トラックなど物流業界でよく使用される搬送や収納に使用する台車のことをいいます。別名、ロールボックスパレットとも呼ばれます。たくさんのものを一度に使用可能なので必要不可欠なアイテムです。メリットは他にも多数ありますが、積み重ねても荷崩れしない作りで、折りたたんで収納できるため、保管場所に困らない点が特に挙げられます。また、素材や扉の開閉方法、網目の違いもあり、使用する荷物に合ったものを選ぶことができます。

キロ掛けるとは

キロ掛けるとは無線機の送信出力を1KW以上に増幅させることです。本来、合法CB無線機の本体出力は0.5W以下しか出力がなくそれゆえに免許も必要としませんでしたが当然交信距離も限られてきます、それでこの言葉はアメリカへの輸出向けを逆輸入した5W以上の出力のある規格外の無線機にさらにリニアアンプといった増幅器をつないで1000w以上に増幅させることを意味しています。 ちなみに地方都市で運用されるコミュニティラジオ放送局の認可出力は基本20Wです。

キャリアとは

無線用語としては無線機から発せられる電波そのもののこと、つまり搬送波の事をいいますが、長距離トラックのドライバー達は無線機で用いるマイクの事をキャリアと呼びます。なぜそのように呼ばれるようになったかは不明ですが、マイクには側面にスイッチが付いていてトランシーバーのようにスイッチを握ると送信できる造りになっています、それで語源として定かではないですがマイクを握ると搬送波が出ることからキャリアと呼ぶことには関連があるといえます。

カンカン・台貫とは

台貫とは、車両や乗せている荷物が、どれだけの重さかを測るための巨大な秤のことです。台貫には電気抵抗線式、振り子式、台手動式の三つの種類がありますが、電気抵抗線式が代表的です。主に採石場や石油化学工場で使われており、重量が基準値かどうか、検査を行っています。車両を運転して秤に乗せるだけで、結果が出るようになっています。台貫という言葉以外にも、『カンカン』という呼び方があります。これは、計測をする行為、あるいはそのために使う秤という意味の『看貫』から来ています。

コマーシャル・コマーシャルベースとは

『仕事』や『職業』という意味で、トラックドライバー同士の無線での会話で使われています。これはアマチュア無線の会話でも同じ意味で使用されており、いわゆる無線用語としても認識されています。
コマーシャルを英和辞典で調べてみると最初に“商業の、商事の、商業に関する”という語句が記載されています。もしかしたら,仕事をして稼いだお金でアマチュア無線を楽しんでいるということから、仕事=コマーシャルという意味で使うようになったのかもしれません。

『職場』や『仕事場』という意味で、トラックドライバー同士の無線での会話で使われています。 一般的に使われている“コマーシャルベース=商業上の採算”という意味ではこの場合、 使われません。アマチュア無線の用語としても同じ意味で使用されていますので、いわゆる無線用語として認識されています。コマーシャルベースとは、コマーシャル(=仕事、職業)を行なうベース(=本拠地、基地)だから、職場や仕事場のことであるという解釈が成り立つのでしょう。

ご安全にとは

運転手同士のコミュニケーションの際、『ご安全に』という言葉がよく使われます。これは、『お気をつけて』という意味であり、お互いに安全運転を心がけて無事に一日を終えましょう、といったニュアンスで使われています。元々、ご安全にという言葉は、製造業などの常に大ケガになりかねない、危険と隣り合わせの作業場で使われ、広く業界で使われ始めたものです。その意味は当初、安全意識をお互い確認し合うというものでしたが、今は『おはようございます』『こんにちは』『お疲れ様です』の昼夜の挨拶に加え、全体朝礼やミーティングの時など、場面を問わずに使える挨拶として、合言葉のように使われるようになりました。

帰庫とは

業務を終えたドライバーが、車庫にトラックを片付けることを帰庫と呼びます。帰庫した後、ドライバーはまずどこで、いつ、どのような流れで仕事をしたのか日報をつけます。そして帰ってきたドライバーで点呼をとり、明日どこのルートを回るのか、事前に確認をします。最後に、明日の準備を整えてから業務は終了。帰宅することができます。帰庫の時間は、荷物の数や配達先までの距離、交通状況によってかなりまちまちです。日にちをまたぐことも有り得ます。

カンバックとは

目的地から帰ること、営業所へ戻ることを言います。英語でもカムバックという意味は帰る、戻る、思い出される、復活する、返り咲く、言い返すという意味があり、その言葉からそのまま無線でも使いやすいようにカンバック=帰るとなったようです。ドライバー同士の連絡や連携は無線でも一言、二言が多く分かりやすいものから暗号のような言葉を利用しますが、カンバックはその中でも意味も分かりやすく、利用しやすい言葉かと思います。

棺桶とは

バンやウィングなどの箱型のトラックのことを言います。バンという言葉自体は違う意味で各国にて利用されていますが、箱型の貨物用の自動車という意味では世界で共通となっているようです。ウィングは貨物自動車の荷台形状のひとつで箱車と呼ばれています。トラックの荷台側面が羽のように開き鳥が翼を広げた状態を連想することからウィング車、側面開閉車とも呼ばれるようになりました。バンもウィング車も四角が主流なので、そこから棺桶のように角張った車と変換されたようです。

グランドとは

グランドとはドライバー同士が無線での通信ではなく、直接場所を決めて会うことを言います。グランドという意味には大型の、正式の、りっぱなという意味もあり、正式なという意味から、直接会って話をするという行動の意味になったものと思われます。同じ意味合いで、アイボールという無線用語があります。直訳すると「目玉」という意味があり、目と目を合わせて話をするという意味からドライバー用語ではどちらも直接会うという意味になるようです。

組むとは

積み荷が崩れないように1段ごとに荷物を並べる向きを交互に変えて積むことと指します。例えば、1段に5個ずつ荷物を積み上げるときに、1段目は3個を縦に2個を横に並べたら、2段目は2個を縦に3個を横に並べます。こうすることで1段目と2段目の荷物の間に摩擦が生じて荷物が崩れにくくなります。正方形の荷物の時には組むことができません。他にも、荷物を回るように並べて組む方法もあります。また、この反対に、組まずに積むことを棒積みと呼びます。

トラック用語:さ行

自重とは

“貨物などの積載物を除いたトラックの『車両重量』のことです。これには架装やコンテナなどの輸送容器の重量も含まれます。また、トラックは走行する道路や橋などにダメージを与えないために、道路交通法で『車両重量』と『車両総重量』が定めれており、自重に貨物の最大積載量を加えたものが車両総重量となります。

トラック(自重)=トラック(本体)+コンテナ等(輸送容器や架装)
トラック(車両総重量)=トラック(自重)+貨物(最大積載量)”
実重量とは “貨物自体の重量のことを示します。実重量には梱包している資材などの重量も含みます。ただし、貨物がコンテナなどの輸送容器内に積み込まれている場合、輸送容器の重量は含みません。貨物(実重量)=トラック(総重量)ートラック(自重)”

全ベタとは

トラック運転手が、有料道路を使わずに運搬物の受取・配達を完遂することの意。時間がかかる分に問題はないが、高速代金を抑えたい場合に全ベタで移動するドライバーが多い。

セラカンとは

トラック運転手が使用する専門用語で、セラミック真空管をさします。セラミック真空管は、一般にはあまり馴染みのないものですが、通信システムを使用するためになくてはならない機器で、送信管や、受信管など種類もさまざまです。

サイドガードとは

サイドバンパー・サイドガードとは、トラックの左右側面に設置されているパイプ状または板状の保護装置のことです。道路運送車両法によって定められている普通自動車の左右側面に取り付けて、自転車や歩行者を巻き込み後輪で引かないようということが大きな目的となっています。保安基準では「前輪及び後輪との間隔は400mm以下、下縁450mm以下、地上の高さは上縁650mm以上」と定められています。トラック事故が起きていない年は聞かれませんが、このような措置でせめて人身事故は起きないようにと願われます。

じか積みとは

トラックの荷台に荷物を積む際にパレットを使用せず、手積み手降ろしで直に積んでいく作業のことをいいます。パレットとは、重量のある荷物を積む時にフォークリフトと一緒に使用するアイテムです。通常、宅配業者など比較的軽量で手で荷物を降ろす事が可能な時に使われる作業です。

ジャンボとは

『ジャンボ』とは、『大型トラック』のことを指します。『大型トラック』とは、車両総重量11トン以上、もしくは最大積載量6.5トン以上のものをいいます。中型(総重量5トン以上11トン未満)、小型(総重量5トン未満)トラックに比べはるかに大きいですが、運行速度は遅いことが多いです。これは、高速道路での事故を防ぐために、最大で時速90kmしか出ないように装置がつけられたためです。アクセル全開にしてもスピードが出せないようになっています。

スライドとは

トラックが走行中に別のトラックとすれ違うことをこう呼びます。『今日はそっち方面に行くからスライドしたらよろしく』といった会話でトラック運転手同士はコミュニケーションを取ります。トラックの運転席は高くて広範囲を見渡せるので、通常であればスライドしたことに気づきます。万が一、相手が気づいたのに自分がそれに気づかなかったとしたら、先程の会話のコミュニケーションも水の泡、気まずいこととなってしまうかもしれません。

下とは “トラック業界において下とは、所謂一般道と呼ばれる、高速道路ではない道路のことを指します。人によっては下道(したみち)と呼ぶ場合もあります。これの対義語として高速道路のことを『上』と呼びます。ちなみにこれらはトラック業界だけでなく、一般的にも広く使われている表現です。高速道路が、柱を立てて一般道路に対して上に作られていることから、『上』『下』という呼び方で表現されるようになったのではないかと考えられています。

すべりとは

すべりとは、トラック運転手が無線で、自身の運行状況を説明する際によく使う用語で、荷物を運搬したりする際に下り車線を走行していくことを指します。日本の道路の始まりは、東京にある日本橋であるとされています。すべり、つまり下り車線とは、高速道路において、始点である日本橋からどんどん遠ざかっていく方向の車線のことを言います。関西方面や北陸方面、もしくは東北方面などへ向かう際には『すべり』を走ることになるのです。

ゼロチャン/有線とは

“携帯電話を含めた電話のことを指します。トラック運転手は荷物の運搬に関することで客先と電話をしたり、仕事の進捗状況確認等で本部から電話がかかってきたりと、意外と電話をする機会が多いのです。運転中に携帯電話を使うことは、道路交通法の違反に当たり、大変危険な行為です。走行状況に関わらず電話がかかってくる可能性の高い運転手は、運転中でも通話ができるようにイヤホンを使い、視線は常にまっすぐ前を見れるように対策を取る場合が多いです。

電話のことです。この電話の中には固定電話はもちろん、携帯電話も含まれます。トラック運転手が無線で仲間と交信する際に混線して雑音が入ってしまったりする時にその状況を説明するために使用されます。無線用語でもあります。

サイドバンパー·サイドガードとは

トラックの左右の前輪と後輪の間にあるパイプ状又は板状の装置を指し、主として巻き込み防止のために設置する。トラックなどの車は、道路運送車両法により設置が義務付けられている。サイドバンパーを設置することで、もしも自転車や歩行者を巻き込んでしまった際に車輪で轢いてしまう可能性を低くする。また、サイドバンパーは、素材の弾力性や、構造により緩衝装置の役割を担い、車に何かがぶつかったときには衝撃をやわらげる役目もある。
シャーシとは シャーシはフレームの別名であり、車両のボディやエンジンを外して残る骨組のことです。シャーシの基本的な構造は3つあります。まず、ディファレンシャル・トランスミッション・ドライブシャフトといった、エンジンで大量につくられた熱エネルギーをタイヤに送りこむ装置。そして、タイヤ・サスペンションなどの足回りの装置。これは、熱エネルギーを使って車両を動かします。最後にステアリングなど、タイヤの舵をとる装置。現在では、フレームより強度な骨組みである、ボディやエンジンと一体型のモノコック構造の車が登場しました。これは、今やフレームを抑え、一般化しています。サイドバンパー・サイドガードとは トラックの荷台の下側面についている、ステンレス製のパイプをサイドバンパーと呼びます。サイドバンパーは、通行人や自転車を後輪に巻き込んでしまわないようにと、道路運送法で設置が義務づけられています。現代では、乗用車にも取り付けることができますが、巻き込み防止という役割はなく、あくまで見映えのためにつける人が多いです。他にも、サイドガードと呼ばれることもあります。トラックにおいてのサイドガードは、サイドバンパーとほぼ同じ意味で使われます。しかし、乗用車の付属品としての意味では役割が大きく異なり、ドアミラーの側面・バンパーなど、接触しやすい部分に取り付け、車体をキズから守ります。

シールとは

主にドライバー用語で使用されるシールとは、コンテナに使用されるものです。用途はいくつかあり、海外から船舶運送される際に取り付けられる『封印の意味でのシール』には管理番号が記載されており、輸送中に中身の改ざん、盗難、紛失などがされていないことを証明する手段となります。ワイヤー、ボルト、板など頑丈な素材で作られている物が多く、簡単に破ることができないのが特徴です。その他、積み荷への『注意喚起するシール』もあり、取り扱い図、警告、国籍などが記載されたシールがコンテナに直接貼り付けられています。トラックドライバーがコンテナを陸送する際、気を配るようになるのは『注意喚起シール』の方だと言えるでしょう。

トラック用語:た行

デジタルタコグラフ(デジタコ)とは

当該車両の速度や走行した距離など、様々なデータを計測する装置。主に自動車がどの程度使われているのかを確認する際に用いられる。別名、「運行記録計」。この装置を搭載しなければならない車両の種類が増えており、1962年以降、バスやトラックからタクシーなど徐々にタコグラフ装着義務対象車の拡大が行われている。車両の稼働状況をデータを元に管理するために、走行中の瞬間速度や走行距離の総計などの情報を計測しデジタル化処理を加えてメモリーカードに記憶する装置。客観的な数値による分析・評価が可能というメリットがある。
車両の稼働状況をデータを元に管理するために、走行中の瞬間速度や走行距離の総計などの情報を計測しデジタル化処理を加えてメモリーカードに記憶する装置。客観的な数値による分析・評価が可能というメリットがある。

デジタル・タコグラフの略称です。タコグラフは車両に搭載して利用する運行記録用計器でデジタコは1998年から装着義務車両への搭載が可能になりました。
アナログに比べて高価ですが多機能です。記録は専用機器でパソコンに読み込むため改ざんが難しいほか、オプションが多彩でGPSによる位置情報の取得などのほか急発進や急加速を感知して音声や文字で警告するなど安全運転を促すこともできます。

トラックステーション(トラステ)とは

全国の主要国道沿いに40箇所設けられている施設で、主に長距離を運転するトラック運転手が休憩をとるために立ち寄ったり、道路の混雑状況、工事状況などの情報収集を行う場所。
広い駐車場が確保されており、大きなトラックでも駐車することが可能である。施設内にはトイレや食事スペース等一般的な休憩設備の他に、仮眠や入浴できるような設備もあるのが特徴である。
しかし、最近では24時間営業の店や、格安で利用できるビジネスホテルが増えてきているため、その影響で利用者数が年々減少している。そのため営業時間を短くしたり、定休日を設けたり、食事施設を設ける代わりにコンビニを併設させて営業するといった対策をとる施設が増えている。

トラックターミナルとは

運送業者が、荷物を集めたり運んだりする前に、その荷物の行き先をある程度の方面別に分ける作業を行う運送拠点となる場所のことです。
同じ方向へ行く荷物ごとに分けて運ぶことで効率があがり、無駄な走行が減るために道路の渋滞緩和の点においても役立っています。
いくつかの業者のトラックターミナルを一か所に集約させた場所を一般事業者ターミナルと言い、これは本来複数存在するものを1つにまとめることで、公共的役割を持っている。

既にトラックに積まれている物品を別のトラックへと積み替えを行う輸送拠点のこと。一般的に、効率的に方面別に仕分けを行うため、長距離用トラックの貨物を配送用の中型トラックに積み替える。その逆も然り。また、一時的に荷物の保管・集積するためにも利用されます。

トレーラーとは

トラックやトラクターといった大型貨物車に引かれて品物を輸送する車両のことを指す。
トレーラー自体にエンジンはないので、単品で走行することはできない。引きずるという意味の英単語trailが語源となっている。
荷重がほとんどトレーラー自体にかかってきていて、自身のタイヤでトレーラー本体を支えているフルトレーラーと、連結装置が負荷する垂直荷重が車両総重量の10%以上のセミトレーラーの2種類がある。
一般的に見かけるのはセミトレーラーの方である。

ツーデフとは

エンジンの動力をタイヤに伝えるギフが、トラックタイヤの後軸二つについているものをツーデフと言います。未舗装や工事現場などの悪条件の道路で走る場合に向いているため、ダンプトラックやミキサー車などに使われています。ちなみに、タイヤの後軸一つにだけギフを使っているものはワンデフと言います。

台切りとは

車両のヘッドとシャーシを切り離して、ヘッドだけにすることをいいます。大型トラックやトレーラーなどの構成は、コンテナ本体を載せた車輪付きの台とコンテナ本体を揃ってシャーシと呼び、牽引車両である運転席部分をトッドと呼びます。ヘッドについているカブラーから、シャーシ側のピンを外し、電源コードやエアホースを抜き取ってシャーシの足を伸ばすことでシャーシを地面に立たせることができます。ヘッドは単体で走行できるので、コンテナに荷物の積み下ろしをしている作業中に次のコンテナを接続して移動することができます。

てっちんとは

てっちんは、前を走っている車が急停止した際に距離が詰まり事故のおそれが生じ、その事故を避けるために急停止した場合などに使われます。隣車線の車が唐突に割り込んできた際に急ブレーキをかけた場合などにも使われます。自分ではなく他者が要因で急ブレーキを踏ませられたことを”てっちんを食らう”などと表現します。他にも、車線変更をしたい時に思うように車線変更出来ず、前方を走る車との距離が詰まってしまい急ブレーキを踏んでしまった場合でも使われます。

ちょんまげとは

トラック業界においてトラックの運転手が利用する言葉で、クレーンを装備しているトラックのことを指します。クレーンを装備したトラックのことを”ユニック車”とも呼びます。クレーン部は用途次第で長さを調節することが出来、伸びる長さは段数で表されます。最大で4段まで伸びるタイプのものが一般的で、多くの現場で利用されています。平地以外の場所、山間部で作業をする場合は5~7段のクレーンを利用することが多いです。クレーンが伸びているその様はちょんまげのように見えることから、”ちょんまげ”と呼ばれるようになりました。

炊くとは

受信ブースターの電源をオンにすることをさします。受信ブースターは、電波の弱い場所や遠距離でも電波をひろいやすくするために使用します。トラック運転手にとって大切な仕事道具をより便利にしてくれるものです。

てんこつとは

山頂など標高が高いところのことを意味するもので、トラック運転手や、運送業者が仲間と無線でやりとりをする際に使用します。自分の居場所を伝えたり、移動予定を伝えたりする時に使用されます。標高何メートル以上など高さの定義はありません。

てんてん村とは

CB無線機を取り扱っている販売店のことをてんてん村といいます。CB無線は個人的な用務や小さな企業や会社間での連絡手段として利用する無線システムのことです。低コストで利用できます。今ではネットでも購入が可能です。

ともえとは

ともえ西東京のともえアンテナという意味です。あまり馴染みがありませんが無線を扱う人の間で使われてきた専門用語です。会社名の『ともえ』からきています。ともえ西東京は、もともとは釣具店を営んでいました。それから事業の方向性を変え、ともえ西東京となりました。

ドライバー求人とは

ドライバー(職業運転手)の仕事情報に特化した求人募集のこと。ひとくくりにドライバーといえど、普通乗用車、小型トラック、5t以上中型トラック、11t以上の大型トラックなど、車両の大きさによって仕事内容は大きく異なってくるため、応募する際には自身の希望に合った仕事内容かしっかり確認する必要がある。

ドライバー専門派遣とは

ドライバー(職業運転手)の派遣を専門とする人材派遣サービスのこと。取り扱う車両はフォークリフト、小型・中型・大型トラック、バス、普通自動車、二輪車など多種多様。派遣後は、配送ドライバーや送迎ドライバーなどとして、派遣先の企業にて派遣社員として勤務する。

ダンプブレーキとは

大型のトラックやダンプカーについている補助ブレーキのことをさします。エアブレーキや排気ブレーキがそれにあたり、大きく重い車体を安全に減速させたり停止させるために必要なブレーキになります。通常の乗用車のブレーキが油圧式なのにたいし、エアブレーキは高圧のエアを利用し強力な制動力を得ます。また、排気ブレーキはエンジンの排気部分に開閉可能な弁を設け、それを閉じることによって強いエンジンブレーキをかけて減速します。

トラステ・トラックステーションとは

トラステ(とらすて)とは、トラックステーションを略したもののことです。主に、営業用トラックドライバーの方が対象となっており、休息したり、運行情報を確認する場所となっています。運行管理センターと休憩場所が統合された道路施設を表しています。具体的には、一定数の駐車スペース・ドライバーに必要なトイレ・休憩・仮眠・入浴・食事ができる休憩施設、運行管理センターより構成されます。この施設はあくまで緑色ナンバーをつける営業用トラックが優先的に利用できる施設であり、関係のない車は利用することができません。全国主要な国道沿いに設置されており、2016年10月現在、全国に31か所のトラックステーションが存在すると全日本トラック協会により公表されていますが、近年ではコンビニエンスストア、ホテル、通信手段の進化に伴い、営業時間の変更や施設の廃止を余儀なくされる施設も出ています。安全なトラック輸送のため、適切・適度な使用が推奨されています。

デコデコとは

直列の電圧を24Vから12Vに変換してくれるパーツのことをいいます。DC/DCコンバーターが正式名称になります。乗用車で使用していたアイテムを簡単にトラックで使用することが可能です。配線タイプのものやシガーソケットタイプもあり、後者は面倒な取り付けもなく、携帯電話の充電器などがすぐに使えます。

鉄の爪とは

トラックの荷物の積み下ろしにかかせないフォークリフトのことを意味しています。爪は英語でフォークです。荷物を持ち上げる時に要となる爪は交換可能で、用途により使い分けしオプションパーツを装着できます。爪が短い場合は延長させることも可能です。

墜落モービルとは

主にトラック運転手が使用する用語で、首都高や東名高速などの道路から一般道へ変更するために高速道路を降りることをいいます。ただ、高速を降りることだけをいう場合は墜落のみになります。トラックの高速料金は、4トンまでは普通車と同じ料金になります。

冬季割増運賃とは

北海道や東北、北陸などの一部の地域でみられる冬季限定で適用される割増運賃のことです。割増運賃のある期間も地域によって異なります。大量の雪の中での走行は冬用タイヤを着用していても運転が難しいため、豪雪地帯では割増制度を適用しています。あまり雪がなく道路状況に問題がない場合でも、冬季割増運賃が適用される期間であれば料金は割増され、雪が大量に積もっていて走行に支障があっても適用期間外であれば通常料金での運行となります。

縦持ちとは

主にトラック業界、また引っ越し業界で使われます。荷物を下の階から上の階に運んだり、上の階から下の階に降ろしたりすることを意味します。 エレベーターがあるかどうかや、荷物の大きさなどによって、縦持ちの状況は変わってきます。対義語である「横持ち」はトラックから建物や、建物からトラックへの荷物の移動を表しています。

低床車とは

低床の『床』とは、トラックの荷台の床面のことで、それが通常より低い車両を『低床車』と呼びます。大型トラックや長距離のドライバーにとって低床車はとても扱いやすいため、その需要は伸びています。その大きなメリットとしては一つに、地面から床面までの高さが低いために荷物の上げ下ろしが楽になり、ドライバーや倉庫作業員の負担が少なくなるということが挙がります。さらに荷台を下げたことにより、積荷の高さをより高く確保できるため多くの荷物を運ぶこともできます。仕事道具や工具などをスムーズに乗せたり下ろしたりすることができるため、建築・設備・土木・塗装さらには農業などの業種に人気のあるトラック形状と言えます。デメリットとしては、タイヤが小さくなるために揺れや衝撃が荷物に伝わりやすく破損や荷崩れなどの注意を必要とします。ドライバーにとってもハンドルの操作がしにくく、振動により運転の疲労もたまりやすいとも言えます。そういった乗り心地の悪さをカバーするためにはエアサスペンションを導入しクッション性を高めれば解消できます。またスペアタイヤも2種類必要なため保管や点検など少しだけ手間がかかるというデメリットもあります。

テンテン棒とは

“主に運送の業者が使用する無線アンテナのことですが、元々はアメリカで交信の最後に10-10,テンテン、交信終了の合図のテンコードとして使用されていました。それが日本にて部分的に使われるようになり、無線を使う、するという意味から無線アンテナ自体のことをテンテン棒と呼ぶことに変化しました。初心者の方には一つひとつのコードを解釈することは難解で難しく、余計に混乱してしまう場合があるため色々なコードを安易に併用はしない方がいいかもしれません

たぬきとは

たぬきワッチともいいます。ワッチは傍受という意味がありますが、狸寝入りから由来して、自分自身は交信に参加しないで他局間の交信だけを聞いていることを指します。 たぬきとワッチの違いは電波の状態や、他局の使用状況を調べるために受信することをワッチといい、特に会話を聞いているたぬきと使い分けされています。このように無線通信には秘匿性がないので誰かに内容が傍受されていることも思いに留めて交信することができます。
球とは 真空管の事です。真空管とは現在のLSIやICといった半導体の先駆けとなった電子部品で、ヒーターと電極を内部を真空にしたガラスの筒の中に封入して電圧と熱を加えることによって入力される信号を増幅して出力することのできる部品です。 作りや形状が白熱電球に似ていることから由来しています。またリニアアンプなどの増幅器の電気回路に使われている真空管の数を表すのに4球アンプや6球アンプといった呼び方もします。

手づかみとは

手づかみとは文字通り、荷物の積みおろしを手作業で行うことです。重い荷物や宅急便の中継のようにさまざまなサイズの荷物が混載していたり、配送先で仕分けやすいようにある程度仕分け済みにした形で送り込むといった必要があるならボックスパレットやカーゴといった輸送用の箱に入れてリフトで積み下ろしをした方が便利ですが、同じ大きさの段ボール箱をとにかくたくさん積み込みたいといったなど荷台の容積を最大限用いたいときは直接荷物を積み込む方がたくさん載せれるのでそうした場合には手づかみとなり作業も体力仕事になります。

ドッキリカメラとは

『オービス』=自動速度違反取締装置のことをトラックドライバーは無線での会話でドッキリカメラといいます。制限速度を超過して走行中にストロボが発光してドッキリ、数日後に警察から出頭通知が届いてドッキリ、反則金の金額にまたドッキリ。速度超過違反をしてオービスに撮影されるとドッキリ続きとなります。ラテン語で“眼”を意味するオービスというネーミングはボーイング社の登録商標なので厳密にいうと他社製の自動速度違反取締装置は“オービス”ではないのですが、取締装置全般の通称として使われています。

側乗とは

『睡眠を取ること』をトラックドライバー同士の無線での会話ではドリームタイムといいます。大切な荷物を安全かつ確実に目的地に運ぶ役目を担うトラックドライバーにとって、運転中は常に緊張感を伴い一瞬たりとも気を抜くことは許されません。仕事の休憩時や、無事に仕事を終えた後にゆっくり眠ることは、まさに“夢の時間”といえるでしょう。特に長距離を走行するトラックドライバーにとっては、充分な睡眠時間を取り心身共にしっかりと休ませることが必要です。

トンカチとは

『赤信号』のことです。トラックドライバー同士が無線で会話する際に使われる用語で青信号は『青タン』といいますので、“青タン”の対義として“赤タン”という用語が使われているのでしょう。

また地方によっては身体をどこかにぶつけたときにできる青アザを“青タン”というようですが、“アザ”は生まれつきできているほくろや蒙古斑、“タン”はぶつけたりなどしてできるものと区別しているそうです。ただ、これはトラックドライバーが使う無線用語との関連はないようです。

チューリップとは

『パチンコ』のことをトラックドライバー同士が無線で会話する際に“チューリップ”といいます。現在のパチンコはデジパチが主流ですが、以前は開閉する非電動役物に玉を入れることによって出玉を得ていました。その非電動役物の開閉する様子がチューリップの花に似ていることから一般的にも、隠語でパチンコをチューリップというようになりましたが、今では昭和遺産の言葉ともいえるでしょう。地方などでは街道沿いに広大な駐車場のある巨大パチンコ店があり、トラックドライバーの息抜きの場になっているようです。

出遅れとは

出遅れたから『遅刻』―そのままですが、トラックドライバー同士が無線で会話する際に使われている用語です。生鮮食品を運搬する際、出遅れで延着すると鮮度が落ちる分、値が下がったり商品価値がなくなってしまったりすると差額分を運送した側が負担するなどのペナルティーが、昔はあったようです。また例えば工業部品を運ぶ際、出遅れで届くのが遅くなり生産ラインをその間止めてしまったことで納期に間に合わなかったような場合は、分刻みでの補償ということもありますが、保険で対応できるようになっています。とはいえ、遅刻は人としての信用問題に関わってきますので、くれぐれも御用心ください。

たち便・帰り便とは

荷物を積んだトラックが営業所を出発し、目的地に着くまでを『たち便』といいます。トラック業界でよく使われる用語で、何かの荷物を運ぶときに、荷物を出発地点から目的地まで運んでいく過程をたち便といいます。逆に目的地から出発地点まで戻る過程を帰り便といいます。以前はたち便や帰り便という区別はあまりありませんでしたが、物流の発達とともに目的地から戻る際に荷台に荷物が入ったままのことが増えてきたため、たち便や帰り便などと区別して呼ぶことが増えてきました。

逆に、目的地で荷を下ろし、再び営業所に帰るまでを『帰り便』といいます。昔、帰り便は空きの車を走らせていたので、無駄なガソリン代や高速料金がかさみ、あまり効率的ではありませんでした。しかし、現在では、帰り便にも荷物を載せるといったシステムを導入することで、今までのデメリットを払拭しています。さらにこのシステムは、普通便に比べて値段が安いのも、魅力の一つになっています。

台車・トレーラーとは

貨物自動車の種類のひとつで、トラクター(牽引車)などの車両の後ろにつなげて使用されます。台車やトレーラーはエンジンを積んでおらず台車・トレーラー単体で移動することはできません。荷物の重量が全てトレーラーにかかるフルトレーラーと、重量をトラクターと分担するセミトレーラーがあります。トレーラーの中にキッチンやトイレ、ベッドなどを備えたキャンピングトレーラーや、ボートを陸路で運ぶときに使うボートトレーラーなど、なかには限定された使用方法のものもあります。

トラクタ・トレーラーヘッドとは

トラクタ・トレーラーヘッドとはトラクタ、ヘッド、頭などと呼ばれるトレーラー車の運転席部分のことを意味します。主にコンテナなど大型の荷物を牽引するための車両であり、ヘッド部分のみで自走することが可能です。荷物の積み降ろしにかかる手間がなく、荷物運搬に関する自由度が高いのがメリットです。目的地へ荷物を搬送し、直接荷物を現場へ置いてこられることから、運送の効率化を図る上で大きなコスト削減となっていると言えるでしょう。

トラック用語:な行・は行・ま行

ネックレスとは

トラック運転手が使用する専門用語で、タイヤチェーンを意味します。こちらは仲間に積雪や道路の凍結している道路の状況を無線で伝えて情報の共有をする際に使用されます。積雪や道路の凍結は業務に影響するものです。

ニューヨークとは

トラック無線用語で入浴を意味します。入浴をすることをニューヨークチャージと言ったりすることもあります。昼夜を問わず運転しているドライバーが仲間間で状況を報告したり連絡がきた時に『ニューヨークチャージしてた』というような使い方をします。

乗り越しとは

主にトラックドライバーが使用する用語で、本来配達するべき営業所ではない別の営業所へ間違えて届いてしまったことをいいます。原因は発送に欠かせない伝票の打ち間違えによるものです。鉄道などでも、購入した乗車券の下車駅よりも先まで来てしまった時に使われる言葉です。

波とは

トラックドライバー同士が無線で会話する際に使われる用語で『電波』のことをいいます。”波”の状態の良し悪しはそのまま無線通信の感度に影響します。ラジオを聴いたり他のBGMを御供に運転するトラックドライバーもたくさんいるでしょう。その他の音にかき消されないクリアな音質の無線通信でトラックドライバー同士、会話が交わせれば運転中に数多く感じるストレスのひとつが解消され、快適なドライビングワークになることでしょう。

ヒルスタートアシストとは

坂道の途中から車を発進させる際に、ブレーキからアクセルに踏みかえる間の数秒間、ブレーキを踏んでいるのと同じ状態を保つことができるシステムのこと。坂道での後退防止に役立ち、多くの車に安全装備として備わっている。電磁弁を取り付けるだけで簡単に設置できるため、ほとんどの車種に対応可能となっている。

平ボディとは

荷台の横に柵があるだけで上がオープンになっている凡用的なトラックのことを指します。シンプルな造りのため工事現場や引っ越しなど様々な用途で使用されています。天井が無い分積み荷の自由度は高いですが、雨や雪などで荷物が濡れてしまうデメリットがあります。フレームに四角いコンテナを取り付けた一般的なトラックのこと。最も最初に作られたトラックで、現在では様々な種類があり、汎用性が非常に高いです。床の高さが高いもの・低いもの、部品がアルミでできているもの・鉄でできているもの、積み下ろしがしやすいようにフォークリフトの機能がついているものなど、そのバリエーションは多岐にわたります。

引きずりとは

トラックの用語でいう『引きずり』とは、大型トラックの最後尾の動力の伝わっていない車軸をさします。前輪が1軸に後輪が2軸あるような構造の大型トラックの場合、前輪と次の後輪の車軸まではデファレンシャルギアでエンジンとつながっているため動力が伝わり回転しています。しかし、最後尾の車軸は動力が伝わってないため、トラックに引きずられて回っているだけになるためこの名前が付いています。また、このような引きづりを持ったトラックのことを指す場合もあります。

ベタとは

この言葉には二つの意味があり、トラック運転手が頻繁に使う無線用語です。一つ目は高速道路以外の一般道という意味です。『時間があるから今日はベタでゆっくり走っていくよ』という風に使います。もう一つの意味は、フォークリフトなどの荷役運搬機械を使わずに荷物を人の手で積んでいくことを指します。『大量の荷物を全部ベタ積みしたから疲れたよ』といった風にトラック運転手だけでなく、倉庫の作業員もよく使う言葉といえます。

ベンケイとは

CB無線機の送信出力を大幅に増幅させる真空管式リニアアンプのブランドです。 CB無線機は国内向けのいわゆる合法無線機で0.5W、海外仕様のもので5Wでしたがこうした増幅器を通すと1000W以上の大出力を出すことができますが、周辺の周波数に多大なノイズを混入させることにもなります。 搭載する真空管の数によって区別されるPSL-4、PSL-8といった機種がありました、現在は生産されておらずオークションでごく少数があくまでコレクション、鑑賞向けとして取引されています。

ポンテとは

ポンティアックという東京都福生市に存在した無線用品店のことです。1970年代から多くの無線用品店がアマチュア無線機やCB無線機を販売してきましたが、インターネット通販の普及によって昔からの実店舗は減少し続けています。こちらの店も2010年ごろまで営業していてCB無線機やアンテナやマイクといった周辺機器やそれらのジャンク品など幅広く扱っていてCB無線を運用するドライバー御用達の店でした。   現在は店舗は残っているものの、閉店して美容用品店が入りポンティアックという看板がその名残をとどめています。

バラ車とは

袋詰めしていない、粉状のセメント『バラセメント』を運ぶ運搬車のことをバラ車、といいます。バラ車は、セメントの工場からバラセメントを運び出し、コンクリートプラントと呼ばれる工場に運び入れるときに使用されます。大きさもさまざまあり、10t以上積むことができる特定大型車もあります。生コンクリートの輸送には、いつも細心の注意が払われており、バラ車にはあらゆる注意点があります。まず外観について。長さ、高さ、横幅はどれだけか。セメントの重さ、車と合わせての重さはどうか。さらに、どれだけの重さに耐えられ、どれだけ走るのか、など。さらに、内部がどうなっているのかについて。速度抑制装置や、車高を調整する空気バネ『後輪エアサス』がついているか。ETC付の車なのか、など。他にも、いつつくられたのか、そのメーカー名は、車検日はいつか、といったことにも気を配ります。

ブルーとは

『青梅街道』のことをトラックドライバー同士の無線での会話では”ブルー”といいます。シンプルに”青梅”の“青”が由来でしょう。都内では比較的渋滞の少ない青梅街道ですが、都下では国道16号と交差する箱根ヶ崎西交差点付近が慢性的に渋滞していました。しかしそれも2007年に立体化されてからは解消されました。

ただ青梅街道は都内の一般道の中では事故発生率が高く、ワーストランキング第5位となっています。青梅街道を走行する際はブルーな気持ちにならずハッピーな気持ちで安全運転を心掛けてください。

平行スライドとは

主にトラックドライバー同士の無線での会話に使われる用語で『追い越し』を意味します。片側に複数車線のある一般道や走行車線と追い越し車線が区別されている自動車専用道路や高速道路での走行中に、追い越しをかけようとしている車両が、追い越そうとしている車両と一旦、“平行”に並び走行しつつもタイミングを見計らって“スライド”(=滑る)するように追い越していく様子をそのまま表現した用語です。スマートな行為のようですが、くれぐれも制限速度を超過した無理な追い越しはしないよう安全運転を心掛けてください。

ぽんぽこチャージとは

食べ物を充填し腹鼓を打ちたくなるほどの満腹感を得るというイメージからでしょうか『食事を摂ること』を”ぽんぽこチャージ”といいます。主に長距離を走行するトラックドライバーは”〇〇サービスエリアのうどん”や”〇〇市のドライブインの名物定食”など、その場所ならではの食事を楽しみにしていることも多いでしょう。食事は気分転換にもなりパワーもチャージされますが、お腹が”ぽんぽこ”になるほど満腹だと眠気が誘発される可能性や腹痛の心配もあります。腹八分目を心掛けることが望ましいでしょう。

ブタとは

ブタとは、ブースターケーブルの略称であり、自動車のバッテリーが上がった時、かからなくなったエンジンを動かすために使う、赤と黒の2本のケーブルです。使い方はまず、動かなくなったAの車と、エンジンのかかるBの車を近距離で停車させ、2つのボンネットを開きます。そして、B車のボンネットの中にある、プラスとマイナスのバッテリーの端子を軽くひねり、プラスには赤いケーブルのクリップを、マイナスには黒いケーブルのクリップをそれぞれつけます。次は、A車のボンネットを開け、こちらはプラスの端子だけをひねり、赤いクリップをはさみます。最後に、B車のエンジンをかけ、アイドリング状態にし、残っている黒いクリップを、A車のエンジン本体に取り付ければ、故障していたA車は無事起動します。ちなみにブースターは、ホームセンターで普通に買うことができ、急な故障のときにはプロでなくても対処が可能です。

パンダとは

パトカーのことをパンダと言います。色合いが白と黒で同じなため、そう利用されるようになりました。かわいい用語ですが、使用例としては高速道路や一般道路で交通の取締りを行っている場所を無線で知らせる際に使う隠語として使用します。どちらかというとどこで何がどう起きているかを知らせる役割があるためあまり良い意味合いではないかもしれませんが、事故等でパトカーが多く止まっている場合は交通の流れがわかるため渋滞を回避できる用語ともいえます。

ぶっちゃけとは

ダンプトラックやダンプカーのことを言います。
ダンプとは荷台を傾けて、積荷をどさっと降ろすという意味があり、主に土砂や廃棄運搬する車のことをダンプカーと言います。私たちが工事現場でよく目にする砂を運んでいるトラックのことです。もともとぶっちゃけとダンプカーに大きなつながりはありませんが、砂利を運びながら走っている際に揺れてこぼしながら、それこそぶちまけながら走っている様子から使われるようになったようです。

ハンドリフトとは

トラック運転手などが荷物を積み下ろしするときなど、いろんな荷物の移動に使う道具です。手動ですが、小さい力で楽に荷物を動かすことができます。動力がついているフォークリフトよりも安価であり、小型なので正確に配置することができること、狭い場所でも使用できるなどのメリットがあります。フォークリフトと違い、資格なども必要なくだれでも使用可能です。荷物や作業者を守るため、過積載を防止する機能がついているものもあります。

持ち出しとは

主に宅配業者が使用する言葉で、荷物が保管されている営業所等から出て、目的地へ向かって運搬されている最中であることをいいます。伝票に記載されている番号によって、荷物の配送状況を確認することができる追跡番号のお問合せをすると、『持ち出し中』と表示されることがあり、順調に目的地に向かって運ばれていることが分かります。

マイナス(マイナス・セット)とは

トラック業界において、トラックから積んでいた荷物を降ろすことをマイナスと言います。主に降ろす時にはフォークリフトを使用する場合が多いです。これに対して、逆にトラックの荷台に荷物を載せていく作業を『プラス』と言います。どちらの作業も、大切なお客様から預かった大切な荷物を運ぶ作業なので、慎重に行われます。また、荷物を運ぶことは常に時間との勝負なので、『マイナス』も『プラス』も素早く行う必要があります。

荷物を降ろすことを言います。例えば東京都でプラスし、大阪でマイナスします。という言葉を使用する場合は、東京で荷物を受け取り、積み込み作業を行う。大阪にて到着したら荷物を降ろすということになります。セットとは完了や終了したという意味も含まれており、マイナス・セットで荷物降ろし完了という言葉になります。主にドライバーや業者同士が使用する言葉で、マイナスという言葉で後ろ向きな意味にとらえがちですが、作業が終わったことを表します。

マルマルとは

トラック業界において、マルマルとは『(何かの状態が)良い、GOODである』ということを表わします。『上の運行状況がマルマル』というような時は『高速道路が渋滞しておらず、順調に目的地へ向かっている』という意味になります。
トラック運転手はトラック無線で、自身の状況を本社や仲間に報告することが多いのです。その際に問題ないことを伝えるためにこのような表現を使っています。トラック業界では広く一般的に使われる表現です。

耳が悪いとは

トラック業界において、耳が悪いとは、トラック無線の聞こえが悪いことを言います。無線の聞こえが悪い理由として、受信感度が低いことや他の電波の妨害(混変調と言います)にあって上手く聞こえなくなってしまう、ということが挙げられます。無線は、もともと雑音が入りやすく、感度がよい状態でも慣れるまでは聞き取りにくく感じることがあります。また、業界用語が多い世界なので、無線の会話を聞きとれるようになるのには少し時間がかかるという人が多いようです。

マルとは

トラック業界においてマルとは、『(言われたことを)分かった、了解した』ということを伝えるときに使われる言葉です。例えば業務中に本部から無線で、運搬業務などについてとある指示を受けた際に『マル』と手短に返答することで、指示をしっかり理解したということを伝えることができます。たった一言だけなので走行中でもあまり支障がありません。
マルを2つ繋げてマルマルと言った場合には『状態が良い』という意味になるので、似た言葉ですが少し意味が変わってきます。

右巻きとは

トラック業界において右巻きとは、右折をすることを指します。これに対して、左折をすることは左巻きと呼ばれます。ちなみに、トラックなどの大型の車で一番事故が多いのは左折をする時であると言われています。ミラーの死角に歩行者が入ってしまって巻き込み事故をしてしまうのが一番の原因です。大型車の事故はたくさんの人を巻き込んでしまう重大な大事故に発展することが多く、右巻き、左巻きをする際には十分な注意が必要です。

ひっつきもっつきとは

『渋滞時、前後に並んでしまい無線通信ができない(=電波が出せない)状態』をいいます。秋から冬にかけての季節に草むらを歩いたあとで服にくっついてなかなかとれないオナモミやコセンダングサなどのように、先端がフックのように曲がったトゲをもつ植物を広島地方の方言で“ひっつきもっつき”といいます。これが転じてべったりくっついて離れない様子も“ひっつきもっつき”というようになりました。厄介ものの植物を表す方言がトラックドライバー同士の無線での会話で使われるようになったわけです。

トラック用語:や行・ら行・わ行・英数字

宵積みとは

荷物の輸送を発送日の朝一番に即出発できる状態に、あらかじめ前日以前にトラックなどに積載しておくことをいいます。『よいづみ』または『ゆいづみ』と読みます。例えば引っ越しなど当日に作業を終えることができないと判断される場合に時間短縮を計るため、前日など事前に家財などの荷物をトラックに積んでおき、朝一番に引っ越し先に出発できるようにするなど作業時間短縮や作業遅れなどによる損失が発生させないなどのメリットがあります。

4畳半とは

トラック無線用語。一般的に、4.5トンまで詰めるトラックを指す。4畳半のトラックは、9畳くらいの荷台を持つトラック。ただし、トラックには最大積載量と車両総重量があり、車両の重量や乗車する定員の体重などによって最大積載量が変わってくるので、実際に4.5トンまで荷物を詰められるとは限らない。

館とは

トラック業界において館とは、家のことを指します。『やかた』と読みます。全国を走り回るトラック運転手にとって家は、疲れた体を癒す心安らぐ空間です。館でしっかり体を休めることで、事故のない安全な運転を行うことができるのです。
やみやみとは トラック業界においてやみやみとは具合が悪いことを指します。その意味の通り当然『病む』が語源となっている言葉です。トラック運転手は長距離を走るため、1日ほとんど同じ姿勢で過ごしていることが多くなります。そのため、トラック運転手の職業病として腰痛がまっ先に挙げられるのです。パーキングエリアにこまめに停まってしっかりストレッチをしたり、湿布を貼ったりするなどして、腰痛対策を施す運転手がとてもたくさんいるのです。

やっちゃばとは

トラック業界においてやっちゃばとは、市場や、そこへ出入りして荷物を運んでいるトラックのことを指します。細かく言うと、市場の中でも特に野菜売り場である青果市場のことをそのように呼ぶのが本来の意味ですが、今では特に制限なく広く市場のことを指す場合が増えてきているようです。

市場でセリをする際に『やっちゃやっちゃ』と声をかけるところから、このように呼ばれるようになったと言われています。この『やっちゃ』とはもともとは物事がうまくいっていることを表わす言葉だと言われています。

ランデブーとは

主にトラックドライバーが無線で会話する時によく使う用語で、2台のトラックが前後一緒に走行する意味になります。フランス語での待ち合わせという意味から来ているといわれています。トラック以外の無線でも使用されますが意味は同じです。

ラッパとは

自動やトラックに取り付けられている警音器のことで、一般的にいうクラクションのこと。主にトラックの無線用語として使われる。ラッパから派生した、「菜っ葉」「スラッパ」「平行スラッパ」という言葉もある。菜っ葉はラッパと同じ意味でクラクションのこと。スラッパはすれ違いクラクションを略した言葉で、並行スラッパと共に、二台のトラックがすれ違う時に何かの合図のためにクラクションを鳴らすことを意味しています。

リタイヤとは

トラック無線用語の一つで、トラックなどが故障してしまうことを意味している。退職を意味する英単語、「retire」からきている。使い方の例として、「<地名>の○○あたりでジャンボがリタイヤしている」が挙げられる。この文章の意味は、「<地名>の○○の付近で、大型車が故障している。」となる。

レジャッコとは

トラック業界で使われる用語で、業務用のトラックに対して、乗用車などのことを表しています。観光目的で乗車する車両を意味する「レジャーカー」からできた言葉であり、レジャーモービルともいいます。もともとはトラック以外のすべての乗り物の総称がレジャッコとされていましたが、最近は軽自動車を表す「ケロヨン」という言葉が生まれ、軽自動車はこれに含まれないこともあります。

ルート0号線とは

トラック業界で主に使われていて、国道や県道、また市道や高速道路などの公道ではない道のことを指します。別の言い方で言うと裏道。公道には番号が振られているものが多く、「国道○線」(○は1以上の数字)となっていることが多く、それに対して番号が振られていない裏道などがルート0号線と呼ばれるようになった。

ロウとは

トラックの荷台の床に塗って荷物の滑りをよくするために使うものです。専用のワックスも売っていますが、一般的なロウソクで代用している人もいます。バラ積み(荷物を手作業で一つずつ積むこと)が多い人は荷物を押して滑らせることで体力的にも時間的にもとっても効率よく作業ができるようになります。丁寧に運ばなくてもよい荷物や荷台の奥まで荷物を持っていかないといけないときに愛用されます。パレット積みの際には荷崩れするので使ってはいけません。

ワシントンチャーリーとは

主にトラックドライバーが無線で会話する時によく使う無線用語で、トイレを意味する言葉になります。英語でWater Closetの略がWCです。アメリカではrest roomになります。同様の意味で045という無線用語もあります。

ワンカップとは

トラックに同乗することをトラックドライバー同士の無線での会話でこういいます。トラックの運転席と助手席でふたりひと組、即ち“One couple”に由来します。
トラックドライバーの無線用語というのは運転中に交わされる都合上、なるべく短い言葉で的確かつ効率的に相手に伝達されることがなにより大切です。また、少しのユーモアが含まれている言葉が多いのは、ハードな局面が多いトラックドライバーのささやかな息抜きにも繋がるからでしょう。

渡し板とは

トラック運転手が荷物の積み下ろしをする際に使われるものです。荷台とプラットホームに段差がある場合に段差をふさぐように使うことで荷物を持ち上げる必要がなくなり、スムーズな作業が行えるようになります。荷受け先の会社で荷物の近くに用意されていることがほとんどです。アルミで作られていることが多く、重い荷物にも耐えられるように丈夫に作られています。もし渡し板が無ければ厚手のコンパネ(ベニヤ板を張り合わせたもの)などを使うこともありますが、荷物重いときには壊れてしまう恐れがあるので、スムーズな作業を行うためにも、あらかじめ渡し板が用意されているか確認する、もしくは自分のトラックに積み込んでおくように注意しましょう。

BFとは

トラック無線用語。FB(fine business)は無線用語で「良いこと・素晴らしい」を指すのに対し、BFは「悪いこと」を指す。「今日は交通渋滞に巻き込まれて、気分がBF(悪い)です」などと使われる。

ACとは

トラック無線用語。Alchohol(アルコール)を指す。飲酒運転は法律で禁止されているので、「AC入れた後の運転は絶対にしてはいけないぞ」「AC飲んで運転していないか」などと使われる。

JUMBOとは

トラック無線用語。真空管式ブースーターを指す。真空管とはガラスや金属などの内部に電極を入れ、中身が真空状態になったものをいう。ブースターとは、機械の速度を上げたり、圧力を大きくしたりするもの。主にトラックなどに使われる。

QRとは

トラック無線用語。基本的に渋滞のことを指すが、渋滞から派生して迷惑を意味することもある。「QRに巻き込まれた。最悪だ」「左車線が〇〇パーキングエリアまでQRみたい。右車線を走って〇〇サービスエリアまで向かおう」などと使われる。
PUMAとは トラック無線用語。JUMBOと同じく、真空管式ブースーターを指す。真空管とはガラスや金属などの内部に電極を入れ、中身が真空状態になったものをいう。ブースターとは、機械の速度を上げたり、圧力を大きくしたりするもの。主にトラックなどに使われる。

Xとは

トラック無線用語。QRX(一時閉局)と同義。「待ってください」「待っています」という意味で使われることが多い。「QRX30」と言われると、「30分待ってください」「30分待っています」を指す。シチュエーションによって、意味が異なる。

1010とは

トラック無線用語。「ジュウジュウ」ではなく、「テンテン」と読む。「さようなら」を意味する。「了解です。それでは、〇〇の件についてはお任せします。ありがとうございました。テンテン」のように、交信の最後に使われることが多い。

73とは

トラック無線用語。Best Regardsを意味し、男性に対して「さようなら」と言いたい時に使う。「ナナサン」と呼ばれがちだが、「セブンティースリー」と呼ぶので注意。ちなみに女性に対して「さようなら」と言いたいときは、Love&Kissesを意味する「88」を使う。読み方は「エイティーエイト」

045とは

『トイレ』という意味で、トラックドライバー同士の無線での会話で使われている用語です。ゼロをO(オー)として、ヨンがシ、ゴをコとして読んでみると“オーシコ”即ち“オシッコ”からの連想でしょう。同様に『トイレ』という意味で使われる無線用語にワシントン・チャーリーというのもあります。Washington・Charlieの頭文字がW.Cとなるので、これがトイレのことを指す言葉として、045と同じくワシントン・チャーリーもトラックドライバー同士の無線での会話に使われています。

4649とは

字面を見てみればすぐにおわかりになるのではないでしょうか。『ヨロシク』という意味で主にトラックドライバー同士の無線での会話で使われている用語です。4がヨ、6をロ、次の4はシ、9をクとなります。トラックドライバーの方達にも絶大な人気を博すミュージシャンの口癖をもじっているのでしょうか。トラックドライバー同士が交わす気の置けない会話の中で、話題を締めくくるとき、頼みごとをしたときなどはもちろん、挨拶にも使われている無線用語です。

4番テーブルとは

4番テーブルとは首都高速道路4号線のことを言います。テーブルという意味は支柱と天板があり、食事をとる際に利用する台のことを言います。そのほかの意味では表や一覧表、タイムテーブルと予定を示唆する言葉でも利用されています。ドライバー用語としては、大きな道路(平面)の上を車が走る様子からテーブルと表すようになりました。4番はという数字はもともと首都高速道路の4号線のため、略して4番というようになりました。

88エイティエイトとは

トラックドライバー同士の無線での会話で相手が女性の場合に、別れ際の挨拶で使う『さようなら』のことです。
もともとモールス符号による通信で使われていた「love and kisses」を意味する用語でした。
元来の意味からすれば妻や恋人などの、とても親しい女性に対してしか用いないようにも思えますが、女性のトラックドライバーも増えた昨今では同じ仕事をしている仲間として認めていればこそ使われる用語かもしれません。
トラック運転手が使うアマチュア無線の用語のひとつで、別れの挨拶「さようなら」を意味します。読みは「はちじゅうはち」ではなく英語で「エイティーエイト」と読みます。女性に対して使う別れのあいさつでLove&Kisses(愛をこめて)の意味が込められています。日本語でいう手紙の最後の締めに使う「敬具」のような意味を持ちます。言葉を数字で表す無線用語はほどんどなくなってしまい、いまだに使われている用語の数少ないひとつです。

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