ドライバーの仕事探し・応募・転職のコツ

ドライバーを辞めたいときのお悩み相談と退職手続きの方法

トラックドライバーとして働いているものの、「こんなはずではなかった」「想像していたよりも仕事が辛い」と、退職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、辛くて辞めたいと思っているものの、会社に言いづらい、退職の判断がつかなくて迷っている、というケースもあるかもしれません。

ここでは、トラックドライバー が退職を考える理由として多いケースと、退職を決断した方がいい状況、さらに、円滑に辞める方法についてご説明します。ご自身の状況の整理に、お役立ていただければ幸いです。

ドライバーを辞めたくなるときの理由

ドライバーの長い勤務時間がつらい

理由として一番多いものは、拘束時間が長いこと、また、生活リズムを整えづらいケースが多く、なかなか自分のための時間や家族との時間が取りづらいことが挙げられます。
また、付随する要因として、拘束時間の長さゆえに心身のコンディションを崩し、集中力を欠いた状態で事故の不安を抱えている、などもあるようです。

給与面が低いのがつらい

「歩合給制度で、インセンティブを期待していたが思ったよりも稼げない。」「長年勤務したが給与が変わらない。」そのような声は少なくありません。
給与に関しては、会社によって異なる実態があるようです。現在ドライバーは人材不足で、待遇改善に取り組んでいる会社もありますので、ステップアップを見据えた転職を検討しても良いかもしれません。

人間関係や会社への不満がある

運転をしている間は一人の時間を確保できるトラックドライバー ですが、やはり上司や同僚との関係はゼロにすることはできません。また、会社に対し、安全性をおそろかにしているのでは?といったような不信感を募らせてしまうケースもあります。

辞表を出してドライバーを辞めた方がよいかもしれない場合ってどんなとき?

上記のような不満を抱えていても、「自分がもう少し頑張れば」または「どこも似たような状況なのでは」と思ってしまい、なかなか退職の決断に踏み切れないこともあるかもしれません。以下に、このケースに該当する場合はその会社を辞めた方がいいという基準を記載しますので、参考にしてください。

労働時間が異常に長い

労働時間の長さは、労働基準法によって上限が定められており、それを超えた場合は違法になります。
トラックドライバーの場合、労働時間と休憩時間を合わせた拘束時間を原則13時間以内とすることと定められています。例外として16時間までの延伸も認められていますが、15時間を超えていい回数は週に2回までなどの定めもありますので、13時間以上の拘束が常態化している場合は辞めた方がいいと判断できるでしょう。

残業代がごまかされたり、給料の未払いがあったりする

トラック運転手の残業代はみなし残業制や歩合給制を理由にごまかされるケースがあります。残業代が正当に支払われない、給与の未払いがあるなどの場合は会社を辞めた方がいいでしょう。

心身に過度なストレスがあったり健康に不調をきたしている

長時間かつ不規則な拘束時間だけでなく、会社への不信感や人間関係がストレスとなり、心身に不調をきたしている場合、辞めた方がいいでしょう。
あなた自身の体調を気遣うことが一番です。

ドライバーの退職手続きの方法とトラブルを回避するためのスムーズなステップ

トラックドライバー であるあなたが、いよいよ退職の意思を固めたら、まず何から始めればいいのでしょうか。トラブルになったり、後から損をしていることに気づいたりすることのないよう、事前に流れと気をつける点をしっかり確認しておきましょう。

まずは退職の意思を伝える

最初に行うことは、会社(上司)へ退職の意思を伝えることです。言い出すのは気が重かったり、勇気のいることではありますが、今後の手続きを円滑に進めるためにも、引き継ぎや会社側の代替人員準備の時間を考慮し、1ヶ月半前までには伝えることが一般的です。
法律上は2週間前までに退職届けを出せば問題ないことになっています。

退職届と退職願いの違い

  • 退職願…社員が会社へ退職をしたい旨を願い出るもの。
  • 退職届…退職の意思を一方的に宣言するもの。退職願が受理されなかった場合に提出する。

辞める前に有給休暇を取得する

有給休暇の消化は、労働者の権利です。以下の条件を満たしていれば申請することができます。条件を満たしていれば取得できますので、遠慮せずに申請し、すべての日数を消化しましょう。

  • 雇用開始日から6ヶ月以上勤務していること
  • その期間の労働日のうち、8割以上出勤していること

申し訳ないと思うことなく、しっかり消化してリフレッシュして退職し、新たなステージを迎えましょう。

有給休暇を取得後、そのまま退職、つまり、休暇に入る前営業日が最終出社という流れが多いケースです。その点も考慮のうえ、残休暇日数を確認し、引き継ぎ業務を行いましょう。

有給の買い取りについて

残った有給休暇の買い取り制度を設けている会社もありますが、例外的です。原則、有給休暇は休暇として取得することを念頭に入れておきましょう。

退職したら保険関連・年金の手続きはどうする?

退職後すぐに次の会社への入社が決まっている場合は、新しい会社への指定書類の提出のみが必要です。転職先が決まっていないなど、再就職までブランクがある場合の手続きを、以下に説明いたします。

失業保険の申請手続き

失業保険は、雇用保険に2年以上加入していたことがあり、ハローワークを使って転職活動をしているのにも関わらず転職先が見つからないなどの場合に受給することができます。条件を確認し、手続きを行いましょう。

健康保険の手続き

健康保険の手続きは、人によって選択肢が異なります。
・家族の扶養に入る(扶養してくれる家族がいる場合)
・退職した会社の健康保険を任意継続する
・国民健康保険へ切り替える(自治体窓口での手続きが必要)
退職した会社の健康保険を継続できるのは、該当健康保険に2ヶ月以上加入していたことが条件となります。
不慮の怪我や病気で思わぬ負担を発生させないためにも、早めの手続きを行いましょう。

ドライバーを辞めるときの年金の手続き

再就職まで間がある場合は、年金の手続きも早めに行いましょう。未納期間ができてしまった場合、将来もらえる年金の額が減らされてしまう可能性もあります。
手続きとして必要なものは、会社員の種別である「第2号被保険者」から、「第1号被保険者」への切り替え(種別変更)です。

辞める前に未払いの残業代・手当の申請を!

もし、支払われていない残業代や各種手当がある場合は、会社に請求することができます。給与体系、残業代のルールを再度確認し、不当に少ない支払額ではなかったかを明らかにしておきましょう。

ドライバーを辞めるときの会社への提出物と返すもの

退職を決意した際は、退職の意志を会社に、2週間前までに伝える必要があります。ただし会社としても2週間前に急に辞めると言われても、人員の確保や引き継ぎなど色々な準備をする必要が生じ、場合によってはもう少し待ってと言われる場合もあるかもしれません。そのため、会社に伝える場合はある程度猶予を持って、1ヶ月前くらいに伝えるのが良いのではないでしょうか。また、人によっては有給が残っている場合、退職前に有給消化することが出来ます。マナーとしては辞めるので明日から有給を消化しますという態度は好ましくないので、事前に日取りと計画性を持って会社に伝えるようにしましょう。

また、退職する際は、会社から貸与されていた備品などを漏れなく返却することを忘れないで下さい。備品には会社によって色々とあると思いますが、パソコンや制服、会社の身分証明書、机の鍵やロッカーの鍵などが考えられます。さらに、会社からは社会保険に関する書類の提出などが求められます。転職するからと言って、不誠実な対応をしないよう十分にお気をつけください。

ドライバーを辞めるときに会社から受け取るもの

源泉徴収票は次の会社で必要です

会社から受け取る必要がある書類もあります。まずは源泉徴収票です。源泉徴収票は転職先に提出する必要があります。提出した源泉徴収票をもとに年末調整をしてもらうことで、場合によっては税金の還付があるかもしれません。

失業保険を受け取るために離職票をもらう

また、離職票も受領することになります。離職票は、失業保険の給付手続きを受ける際に必要になります。ただし、失業給付金は退職する人全員が受け取れるという種類のものではありません。失業状態で、ハローワークに求職の申請をしており、過去2年間で雇用保険の加入期間が12ヶ月以上であることなどの条件があります。

ドライバーを辞めたときの失業保険手当でもらえるお金と申請について

手当は過去働いていたときの給料から算出されます。過去6ヶ月間の給料の合計を180で割った金額が1日に支給される額です。ただし、年齢によって支給される額の上限が決まっていますのでご注意下さい。

また、受給できる日数も会社都合での退職か、自己都合での退職かによって変わります。会社都合の場合、最大330日受給できる場合がありますが、自己都合での退職の場合は最大でも150日程度です。

退職してから転職活動を始める人にとっては貴重な生活費を捻出するための手段として使える失業保険ですが、その給付条件は人によって様々となります。手当がもらえるかもらえないかは生活に余裕があるか余裕がなくなるかの大きなポイントでもありますが、場合によっては思ったより給付を受けることが出来ず、生活費が足りなくなってしまうという場合も考えられるかもしれません。事前に給付条件についてはご自身の状況に合わせしっかりとご確認下さい。

ドライバーとして運送会社を円満退社するコツはお世話になった感謝の気持ちを伝えること

どんな相手でも、お世話になったり感謝することの1度や2度はあるはずです。嫌な上司がいたとしても、退社後に実はとても良い人だったりしたことがわかる場合もあります。

離職後は疎遠になってしまいがちなので、立つ鳥跡を濁さず、誠心誠意で最後位は気持ちを通じ合わせて会話が出来ればベストです。

ドライバーを辞める前に退職後の計画を立てておく

ドライバーに限らずではありますが、会社を退職した時に、転職先が決まっているか、退職後に転職活動を始めるかでは状況がかなり変わってくると言えるでしょう。理想としては退職前に転職先が決まっている方が生活という点では安心出来ると思いますが、なかなか仕事をしている最中に転職活動に時間を費やすというのは難しい場合が多いと思います。また、退職後にしばらくゆっくり過ごしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

この時、大事なのは、退職前に退職後の過ごし方を考えておくということです。どういった過ごし方をするかを考えておかないと、転職までの時間がかかってしまう場合や、なかなか就職活動が進まないという事態にもなりかねません。

また、転職先が決まっていない場合、どういった職業に就きたいのかも考えたほうが良いでしょう。同じドライバーとして違う会社に転職したいのか、まったく違う業種で働きたいのかは自分がどういった人生を歩みたいかにより変わってくるでしょう。また、まったく違う業種の場合、スキルがない場合や、未経験である場合などは、給料が今の仕事より下がってしまう場合もあるかもしれません。自分の今後の生活とやりたいことをじっくり考え、どういった仕事をしたいかを考えてみてはいかがでしょうか。

 

社会人として働いている以上、一生同じ会社で働くか、転職して他の会社、他の業界に携わるかという問題について考える人は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。この人生の転機ともなる決断ですが、いざ転職しようと思い立ったときにすぐさま会社を退職、というわけにはいきません。退職する前にはトラブルにならないように色々な手続きや準備、そして人間関係の整理をきちっと行ってからにしましょう。

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