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オルタネーターの点検・故障・交換と費用・価格・工賃

オルタネーターはエンジンの一部に位置するパーツで、車の生命線です。特に走行中の故障はエンジン停止に直結する為、事故になる危険が高いのです。役割や構造を理解し、急な故障でも慌てないよう知識を増やすことで、より安全に適正価格で維持できるようになります。

オルタネーターって何?

オルタネーターはどこにあるの?

オルタネーターは自動車に搭載された発電機で、エンジンに組み込まれている、扇風機のような網目形状が特徴的です。中にはリングをコイルで巻いた『ステーター』と、その内側にコイルで巻いた『ローター』があり、エンジン動力がオルタネーターブラシを通じてローターに伝わり、ローターがステーター内を回転することにより発電します。最近では常時発電させるのではなく、減速時に熱として放出されるエネルギーを回収し、再利用することで発電を抑え燃費向上に繋げています。

金属部分は潤滑油で覆われていますが、オルタネーターブラシは通電を目的とするため油膜がありません。摩耗する消耗品ですので、オルタネーターに異常が見られたときには真っ先に交換されます。

オルタネーターの役割は?

ほとんどの自動車に使われている発電機で、エンジンの回転力の一部を電力に変えます。ダイナモの発電は直流ですが、オルタネータは交流、自動車の電源は直流ですので、変換機の『レクチファイア』を通し、直流にしています。

ダイナモより低回転で発電できるので安定した電力が供給できます。発電後、余った分はバッテリーに蓄えられます。そのバッテリーからエンジン始動の際のセルモーターの電源を取っています。

発電力の大きさはコイルの巻き数で変わり、30A(アンペア)、50A(アンペア)などと表しますが、アンペアが大きい方がコイルの巻き数が多く、発電力も大きいのです。また、寒冷地などの電力が多く必要な環境で好まれる、発電量の大きいタイプのオルタネーターもあります。

オルタネーターが故障したときの症状と原因は?

オルタネーターが故障したときの症状と原因は?

カラカラカラという高い機械音は内部の故障であることが多く、キュルキュルという異音はゴムベルトの異常であることが多いです。内部の故障で多いのはオルタネーターブラシの摩耗です。不調のまま放置していると、走行中に完全に故障することもあり、電力供給が止まってしまいます。バッテリーも充電されなくなるので、早々にエンジンは止まってしまい、再始動できません。

オルタネーターが故障する予兆はあるの?

異音の症状がある場合はボンネットを開けたままエンジンをかけ、その異音がどこから聞こえてくるのか特定します。エンジン始動時に充電警告灯が明滅する症状も故障の予兆です。電流がスムーズに流れていませんので、ヘッドライトや室内灯の電気系統がチカチカするなどの影響が現れます。アイドリングが不安定になることもあります。

同じ電気系統でもエアコンやオーディオの不調はそれ自体が故障することが多いパーツですので、早合点は禁物です。

エンジンルームから硫黄のようなにおいが漂って来たら、バッテリーが過充電されているのかもしれません。この場合、バッテリー液が過剰に気化しますので、硫黄のようなにおいが充満してきます。バッテリー液にはかなりの耐久性がありますが、減り始めると無くなるのは早く、バッテリー液が無くなってしまうとエンジンがかからなくなってしまうので早急に対処しないといけません。

オルタネーターが故障するとどんな問題が起こるの?

オルタネーターが故障すると起きる問題は?

オルタネーターが故障すると電圧が下がり、エンジンがかからなくなります。走行中ではオルタネーターによる電力供給が途絶えても、しばらくバッテリーを電源にし走行可能ですが、それも限りがあり、間もなくエンジンは停止してしまいます。乗用車でバッテリーのみで約6km走行したという事例もありますが、限界まで走行してしまうと、他のパーツにダメージを与えたり、修復作業も料金もおおごとになってしまいます。

走行中のエンジン停止は大きな事故にもつながりかねませんし、ロードサービスによる自動車の移動を余儀なくされますので、安全を考えても費用面から見ても、なんとしても予兆の症状で気が付かなければいけません。

オルタネーターの点検・交換をする時期やタイミングは?

点検・交換をする時期とタイミング

一般的な走行環境で15万km~20万km程度の走行距離、過酷な環境下では10万km程度での交換が理想的です。消費電力の大きい電装品やスピーカーの増設、キーレス、アイドリング時間が長い車も設置状況により過酷な環境になります。

とはいえ、うまく走ればそれ以上長い使用も問題ありませんし、オルタネーターは修理工場やディーラーには比較的在庫がある部品ですので、費用を考えても故障してから交換する人も少なくないです。

工賃をかけずに不具合のチェックもできますので、電圧が低いと感じた時は早めのチェックをお勧めします。通常のバッテリーは14V程度の電圧ですが、低い場合はオルタネーターの故障を疑います。目安の値は11~12Vです。

オルタネーターの点検方法

電圧に不安を感じたらホームセンターやカー用品店で『オルタネーターチェッカー』を購入し、自主点検するのが良いでしょう。バッテリーに端子をつなぐだけで簡単に点検できます。まず初めにバッテリーの電圧を計測しチェック、そのままエンジンを始動させオルタネーターをチェックします。

装着してヘッドライトを付けたり、運転するだけで状態を3段階のLEDライトで確認できる、簡易的なシガーソケットに差し込むタイプのチェッカーもあります。

状況によりドライブベルトの交換だけで済む場合もあります。定期点検を受けていればベルトの摩耗状態やひび割れなどは指摘されるポイントです。しかし電圧が15.5V以上の高値ではオルタネーターの交換を要するケースが多いです。

オルタネーターの修理や交換にかかる費用・価格や工賃は?

オルタネーターの修理や交換にかかる費用

オルタネーターの部品代は5万円から10万円程度です。これに工賃が、1万円から2万円かかります。

リビルトで費用を抑えようとすると部品代2万円から3万円にプラス工賃です。また、分解して交換・修理が必要な部分がオルタネーターブラシだけであれば部品代は2千円弱位で購入出来ます。

ベルトが消耗していた場合はプラス3千円から5千円の価格になります。その他にもバッテリーマークの警告灯を表示させる『チャージランプリレー』価格は2千円程度や、発電量を一定に制御する『ボルテージレギュレーター』価格は1万円程度、を同時に交換することが勧められることもあります。

リビルトを選択する場合は修理後、何年程度で乗り換える計画にするか料金なども鑑みて決めましょう。

 

日ごろ整備に携わる人でも、どこがいつ壊れるか予知するのは非常に難しい判断です。オルタネーターの異常発生時には特に緊急で修理が必要になります。できるだけ普段の車の状態から見た異常発生時の振動や異音など正確に整備担当者に伝えることで、異常の連鎖を未然に防ぐことができるかもしれません。

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