免許をなくしたり誰かに盗まれてしまったときは車を運転することはできないのでしょうか?しかし、免許証は作り直すことができます。でも、「どうやってするのか」「時間はどれくらいかかるのか」「一体いくらかかるのか」という疑問もあるでしょう。そこで、運転免許の再発行について詳しくご説明します。
紛失・盗難・破損などで運転免許証の再発行をする場所とタイミング
免許をなくしたり、盗まれた、または傷つけてしまった時は、作りなおさなければいけません。そこでまず、再発行するタイミングや、どこで手続きしないといけないのか、手続きの流れといった内容をご紹介しますので、ご参考にしてください。
どんなときに運転免許証は再発行する必要があるの?
まず、再発行しなければいけないときはどのようなときなのでしょうか。再発行する必要があるときは、なくしたり、誰かに盗まれた時、また、大きく破損させてしまった時など、いわゆる手元から無くしてしまった状態となります。よく聞く期限切れの更新との違いですが、更新の場合は、効力が切れるときに「引き続き継続して有効にする」という意味で、再発行は効力は有効であるものの、「証明書自体がなくなったときに再び証明証を発行する」ことになるため、決して失効するわけではありません。
運転免許証の再発行はどこでできるの?
免許をなくした場合、次の場所で手続きをすることができます。
・一発試験を受ける時に使う試験場
・免許を取るときに通う運転免許センター
・住んでいる地域の警察署(公安委員会)
ただし、場所によってはセンターや試験場でしかおこなっておらず、警察署では再発行の手続きができないところも存在します。そのため、行ってみたものの手続きできなかったとならないように、再発行したい時は前もって電話で問い合わせることをおすすめします。ちなみに交番ではできませんのでご注意ください。
免許証を再発行しないとどうなるの?
免許証をなくしたり傷つけた場合でも、いつまでに手続きをしなければいけないという決まりはありません。免許証の効果が認められる有効期間の間であればいつでもおこなうことができます。
しかし、いつでもできるからと言って、いつまでも作りなおさないまま車を運転すると立派な違反となってしまいます。その場合は、さすがに「無免許運転」にはならないものの、3千円の反則金を払わなければいけません。(違反点数はありません)これではあまりにももったいないですよね。また、免許証をもっていないことで受ける違反は履歴として残らないため、この違反は一見すると軽い処分に見られがちのようです。しかし、免許の所持はドライバーとして当たり前のことであるため、「持っていないけど運転できる」など決して軽いことと思わず、できる限りすぐに対処するようにしましょう。
また、いつまでもなくしたまま放置していると、拾った人に悪用されるリスクもあるため、無くなったと思ったらすぐに対策する必要があります。
運転免許証の更新と同時に再発行はできるの?
免許が無くなったとき、有効期限の1ヶ月以内の場合は期限切れが近づいてるため、再発行ではなく、新しく更新することが必要になります。その場合は新しく作り直すための費用(3千5百円)は必要ありません。
免許の住所変更や本籍や氏名・名前の変更と同時に再発行はできるの?
免許証に書かれている内容(住所変更、本籍、氏名、名前)を変更するのと一緒に再発行手続きも行うことができます。その場合は、記載されている内容の変更に必要な書類も持って行くのを忘れないようにしましょう。
免許証が盗まれたり盗難にあったら、再発行以外に何をすればいいの?
免許証が盗まれた場合は、警察署に「紛失届」を出すことと、信用情報機関に申告する必要があります。
また、免許は本人の顔が載っているため、簡単には悪用できないものの、名前や住んでいるところ、生まれた日付などといった個人情報がたくさん書かれており、どこでどう使われるかわかりません。
万が一免許を悪用に使われると考えられることは、勝手に金融機関から借り入れされたり、銀行口座を作られたりと、住んでいるところがバレると最悪ストーカー行為に発展する危険も考えられます。そのため、再発行の手続きとともに、すぐに「紛失届」を提出する必要があります。
また、お金を貸し出すときには本人の信用の確認審査があるため、「身分証明書を無くしたため、貸し出しの審査を慎重にしてほしい」と伝えておきましょう。そのすることで、悪用しようと考える人が不正にお金を借りようとしても、本人確認が厳しくなるためなかなか借りることができなくなります。
運転免許証の再発行の手続きの流れと時間
運転免許証の本籍や氏名・名前等の変更の手続きには再発行の時と同じく運転免許センターや運転免許試験場、警察署ですることができます。必要なものは、運転免許証記載事項変更届、運転免許証、住民票、印鑑(実印)となります。
手続きの流れは地域によって違うものの、平日の9時~16時の場合が多く、手続きの時間自体も空いているときは1~2時間で済ますことができるため、その日のうちに終えることができます。ちなみに変更手続きに必要な費用はかからないことと、変更だけであれば委任状を書くことで本人以外でも手続きをすることができます。
運転免許証の再発行にはどれくらい時間がかかるの?
センターや試験場で再発行する時間は、地域によって差はあるものの、平日であれば受付時間は午前の部と午後の部に分けられています。そのため、かかる時間は、空いている場合は大体1~2時間ほどとなり、午前中に受付を済んだ人は、午後からでもおこなってもらえます。しかし、センターで働いている人は午後5時に仕事を終えてしまうため、午後3時以降に手続きをしたり、混んでいるときに行くと免許の再発行は翌日になってしまうことも。そのため、当日に免許を再発行してもらいたい人は、なるべく朝早くの時間に手続きを済ましてしまうことをおすすめします。
一方警察署で手続きをした場合は新しいものが届くまで2~3週間ほどかかります。もちろん免許が無い期間に運転すると捕まった時に罰金を納めなければいけないため、すぐに必要なときは例え遠くてもすぐにセンターや試験場に行くようにしましょう。
免許証の再発行に予約・受付時間や事前に必要な手続きはあるの?
再発行は当日に直接窓口に行き手続きするため、前もって予約することはできません。そのため、万が一人が多いときは早い人からおこなわれることになります。さらに、窓口で対応できる受付時間は決まっており、平日の午前9時~12時、午後は13時~17時の間に受付を行うことになります。また、事前に必要な手続き自体はありませんが、代わりに最寄りの警察署に紛失届を出し、信用情報機関にも申告をしておくといいでしょう。
土日祝日や休日・年末年始に免許証の再発行はできるの?
センターや試験場は平日の日中しか運営しておりません。そのため土日祝日、といった休日や年末年始は施設自体が閉まっているため、手続きを進めることはできませんのでご注意ください。
免許の再発行は本人でなく代理人にもお願いできるの?
運転免許の変更手続きの場合は委任状を書けば本人以外でもできますが、再発行手続きは本人でしかできないため、日中忙しいからといって代わりの人に代理で行ってもらうことができません。
運転免許証の再発行に必要な持ち物
免許証を再発行するときに必要な持ち物は?忘れてしまうと?
再発行に必要なものは次の5つとなります。
・顔写真1枚(新しく作る免許で必要)
・身分証明証(本人であるか確認する)
・再発行手数料(手続きにかかる費用)
・印鑑(受け取ったという確認で使用)
・運転免許証再交付申請書・運転免許証紛失顛末書(新しく申請する申し込み書)
まず顔写真は縦3センチメートル、横2.4センチメートルの写真が1枚必要になります。このサイズは一般的な証明写真機で撮ることができます。また、身分証明証は、住所、氏名、生年月日がわかるものが必要となります。再発行にかかる費用は3千5百円ですが、現金で納めるのではなく窓口で証紙を買い、用紙に貼って提出する方法であるためご注意ください。印鑑は一般的な認印で構いませんが、多くの人が忘れてしまうことが多いため気をつけましょう。
最後に「再交付申請書」と「紛失顛末書(てん末書)」ですが、
・再交付申請書・・・再発行してもらうために必要な書類
・紛失顛末書(てん末書)・・・再発行してもらうのかを証明する書類
となります。どちらも各施設に用意されている専門の用紙に記入することができるため、あらかじめ用意しておく心配はありません。
免許証の再発行にマイナンバーは必要?
再発行には、上記でご紹介した持ち物の中で、身分証明証が必要になりますが、それがマイナンバーでないといけないということはありません。あくまで住んでいる地域、氏名、生年月日を確認できれば問題ないため、マイナンバーカードだけではなく、「健康保険証」「住民票」「社員証」「パスポート」「学生証」でも問題なく使用することができます。
もし、いずれの現住所の確認ができない場合には過去3ヶ月以内に支払った公共料金などの支払書を一緒に提出すれば手続きを進めることができます。また、支払い書は未払いの支払い書でも住所が確認できれば問題ないため、忘れずに持って行きましょう。
再発行後に古い免許証が見つかったときは?
もしも無くなった免許が出てきたときは、手続きしたいずれかの施設に返す義務があります。もし、シュレッダー等で捨ててしまっても、罪に問われることはないものの、よっぽどのことがない限りはすぐに返納するほうが確実でしょう。
また、警察署に「紛失届」を提出していたり、信用情報機関に申告しているときは、すぐに見つかったと報告し、通常の状態に戻してもらえるようにしましょう。
運転免許証の再発行に必要な持ち物
免許証の再発行の手数料としてお金・値段はいくらかかるの?
再発行にかかる料金は、手続きにかかる費用の3千5百円と、写真が必要となるため、写真代(約7百円ほど)が必要になります。そのため、全体でかかる金額は約4千2百円ほど必要となる計算となります。また、免許の更新手続きと一緒にする場合であれば手数料は必要ありません。
免許を無くすと、費用がかかるうえ、手りなおしができる時間も限られています。しかし無くなった場合は誰かに渡っている可能性も考えられるため、警察署や信用情報機関に申告してこれ以上被害が大きくならないように対策する必要があります。さらにいつまでもない状態で運転すると違反となるため、万が一捕まった時に罰金を納めないといけません。また、自分が忙しいからといって誰かに代理で行ってもらうことはできませんのでご注意ください。
一方で、効力が失効するわけではありませんので、手続きさえできれば1日で済ませることができるため、再発行する必要があるときはなるべく早くしてしまうことをおすすめします。
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