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タクシードライバー(運転手)の仕事内容、給料、免許/資格、向いているタイプがまるわかり

タクシーが代表するような人の移動を手助けする仕事は、全国で多くの需要があります。高齢者や障害者の方を手助けする介護タクシーや、飲み会の帰りにありがたい運転代行も、利用者が尽きません。こうしたタクシー・介護タクシー・運転代行のドライバー・運転手の仕事に興味がある方に向けて、本記事ではドライバー・運転手の仕事内容や収入・待遇、転職の方法などについて詳しく紹介します。

この記事の目次
  1. タクシー、介護タクシー、運転代行の違い
  2. タクシーのドライバー(運転手)の仕事内容
  3. タクシードライバー(運転手)の具体的な業務内容
  4. 介護タクシードライバー(運転手)の具体的な業務内容
  5. 運転代行の具体的な業務内容
  6. タクシードライバーが向いているタイプ
  7. タクシードライバー(運転手)の給料体系
  8. 介護タクシーや運転代行ドライバー(運転手)の給料体系
  9. タクシードライバー/介護タクシードライバー/運転代行の平均年収
  10. タクシーのドライバー(運転手)の手当・賞与
  11. タクシーのドライバー(運転手)の仕事でたくさんお金を稼ぐには?
  12. タクシーのドライバー(運転手)の働き方
  13. タクシードライバーの勤務形態(昼日勤務/夜日勤務/隔日勤務)
  14. 介護タクシードライバーの勤務形態
  15. 運転代行ドライバーの勤務形態
  16. タクシーのドライバー(運転手)の雇用形態
  17. 介護タクシーや運転代行の一般的な雇用形態
  18. タクシーのドライバー(運転手)の仕事に必要な免許・資格
  19. タクシーのドライバー(運転手)の仕事に必要な資格をもっていない場合はどうする?
  20. タクシーのドライバー(運転手)に就職・転職するための求人募集を探すには
  21. タクシーのドライバー(運転手)転職サイトに登録・検索・応募する方法は?
  22. タクシーのドライバー(運転手)の仕事まとめ

タクシー、介護タクシー、運転代行の違い

タクシーの仕事は一言で表現すると、移動に困っている人を自動車を使って目的地まで安全に運ぶ仕事です。

介護タクシーとは

介護タクシーは、1人で外出が難しい高齢者や障害を持ったの方の移動をサポートする特殊なサービスを指します。主に、利用者が医療施設や福祉施設へ通う時の送迎や付き添いに利用されることが多いサービスです。介護タクシーであれば通常のタクシー業務に加えて、利用者を介助する作業も加わってきます。

介護タクシーはタクシーと違って、1人での移動に制限がある利用者からの事前の利用予約に応じ、利用客を運んだり乗降の補助を行なったりします。通常のタクシーと同じように始業時には営業所に出勤し、利用客の予約に合わせて介護タクシー車両で利用客のもとへ向かいます。利用客の外出介助や乗降介助を行ない、目的地まで運転を行ないます。利用プランによっては、目的地での移動介助も行うことがあります。利用者の目的が済んだら、再び利用者を介護タクシーに乗せて自宅まで戻り、降車介助をして利用者を自宅へ送り届けたら営業所へ戻ります。

運転代行とは

運転代行は、何らかの事情で自動車の運転ができなくなった利用者に代わって、その利用者が所有する自動車の運転を代行し、目的地まで一緒に移動するためのサービスを指します。お酒を飲んで自分では運転できない人が飲み会帰りに利用することが多いようです。

運転代行は、利用客の依頼に応じて利用客の元へ向かいますが、利用客と利用客の自動車を運ぶため、2人1組で仕事をするのがユニークな点です。勤務時間になると営業所へ出勤し、運転代行の利用依頼があれば2人と1台のタクシー車両で利用客のもとへ向かいます。1人は利用客とともに自動車に乗り込んで目的地まで運転を代行し、もう1人はタクシー車両で随伴します。目的地に到着すると料金を精算し、次の利用客の元へと向かいます。勤務の終了時間が近づくと、営業所に戻って売上報告や清掃作業を行なって業務終了となります。

タクシーのドライバー(運転手)の仕事内容

タクシーは、駅や街なかで一般の利用客を見つけて、利用客を目的地まで運ぶのが仕事になります。

タクシーにも様々な種類がありますが、最もポピュラーなタクシーは、ドライバーと車両を貸し切る形で少人数(多くの場合は1~3人程度)の利用客を目的地まで運んで移動する輸送サービスのことを指します。ここに、利用者の荷物の積み下ろしや一般的な接客業務が加わります。

始業の時間には会社の営業所へ出勤し、担当のタクシー車両に乗り込んで街へ利用客を探しに出ます。

基本的には始業と終業の時間以外には社外に出ており、食事や休憩もドライバーのタイミングで取ります。就業時間が近づくと営業所へ戻り、売上報告や清掃作業などを済ませて退社する流れとなります。

タクシードライバー(運転手)の具体的な業務内容

タクシードライバーの1日はおおむね4つの業務で占められます。

タクシーの出社・運行前点検

出社時間は勤務形態や会社規則によっても変わりますが、隔日勤務や昼日勤務では6~7時始業、夜日勤務では18~19時始業が多いです。まずは勤務時間が始まると、自分の車両のランプやバッテリーチェックなどの自動車点検を必ず行ないます。会社によってはドライバーのアルコールチェックを実施することもあります。

タクシーの営業(接客)

通常は、駅前やホテルなどのタクシー乗り場で利用者を待つ「付け待ち」をしたり、街なかを走りながら利用者を探す「流し」、利用者からの配車依頼を受けた会社からの連絡で直接利用者のもとへ向かう「無線配車」で利用者をタクシーに乗せて、目的地まで安全に送り届けていきます。休憩や食事などは、ドライバーのタイミングで取ることができますので、タクシー利用者が少なくなる時間帯などに休憩することが多いです。営業時間は、昼日勤務や夜日勤務では約8時間ですが、隔日勤務では最長で21時間くらいになります。

タクシーの納金

タクシー業務の終了時間になると、会社に戻ってその日の業務報告と売上の納金を行ないます。

タクシーの洗車

一日中外を走り回った車両は、その日のうちにきれいに洗車して1日の業務を終えます。

介護タクシードライバー(運転手)の具体的な業務内容

介護タクシードライバーの仕事は、身体に障害を持っている方や高齢者の方など、自分1人での移動が困難な利用者に対して、自動車での移動や乗降の介助、付き添いなどのサービスを提供します。普段は1人で移動できない方が利用するサービスなので、介護タクシーの利用目的は利用者によって様々です。

例えば、通院・買い物・お墓参り・選挙の投票・市役所等での手続きなどに利用されます。また、時には利用時の荷物運びや、病院や市役所などでの受付の補助を行なう場合もあります。

  1. 出社・運転前点検:介護タクシーのドライバーは日勤制が多く、出社時間は7~8時となります。また、通常のタクシードライバーと同様に、業務前に車両を点検したりアルコールチェックを行ないます。
  2. 営業(接客):時間になると、介護タクシーに乗車して利用客のもとへ向かいます。介護タクシーの仕事は予約制のため、1日の予定は立てやすいです。
  3. 帰社・業務報告:1日の営業がすべて終了したら、営業所へ戻ります。営業所に戻ったら、業務報告や日報の作成を行ないます。
  4. 清掃・帰宅:業務報告が終わったら、使用した車両をきれいに清掃し、退社して帰宅します。

普通のタクシーと比べてドライバーの仕事は多岐にわたりますが、移動が不自由な利用者にとってはなくてはならない、やりがいのある仕事です。

運転代行の具体的な業務内容

運転代行は、通常のタクシー・介護タクシーと比べると仕事内容が特殊で、2人1組で乗務をします。

  • はじめに、ドライバー2人で1台のタクシー車両に乗り込み、利用者のもとへ向かう
  • ドライバーの1人は利用者と一緒に利用者の自動車に乗り込み、運転を代行して目的地まで安全に運転する
  • もう1人のドライバーは、タクシー車両の料金メーターを作動させて利用者の自動車に随伴する
  • 目的地に到着後、利用者に自動車を返却して代金を精算する
  • 再びドライバー2人で1台のタクシー車両に乗り込んで次の客先に向かうor事業所へ戻る
  • 事業所へ戻ったら売上報告を行う

これが、運転代行の基本的な仕事内容です。お客様の見つけ方も、客待ちをするというよりは、電話などで配車依頼を受けて客先へ向かうことがほとんどです。利用者のオファーを受けてはじめて仕事ができるので、日によって仕事量の変動が大きい仕事です。夜がメインの稼働時間になるので、日中の仕事とは別に、副業として運転代行をしている方も多いです。

タクシードライバーが向いているタイプ

まずは気配りができる人がタクシードライバーに向いています。タクシー利用者と直接やりとりをする機会が多い仕事なので、こまかい気配りが出来ると利用者にも喜ばれるでしょう。また、利用者を乗せてタクシーを運転するので、安全と乗り心地に気を使った運転スキルが必要となります。

次に我慢強い人です。我慢強い方はタクシードライバーに適性があるともいえます。接客業タクシーや介護タクシー、運転代行は様々な人に利用されるので、気の良い人ばかりを相手するとは限りません。接客業ですので、時には文句を言ってくる人や期限の悪い人、泥酔している人でもきちんと対応する必要があります。どんなお客様にも冷静に接客できる忍耐力があると良いです。

そして、長時間一人になっても苦にならない人です。ドライバーの仕事は個人で取り組みますから、同僚や仕事仲間と関わり合う機会は1日のうちのごく僅かです。また、利用客を待っている間や移動中など1人きりになる機会も多くなります。孤独になる時間が長くても平気な方、一人で運転や活動をすることが好きな方には向いている仕事だと言えます。

タクシードライバー(運転手)の給料体系

ただし、タクシードライバーの給与体系は大まかに分けてA型賃金、B型賃金、AB型賃金の3つの給与形態があり、このうちどれに該当するかによって歩合といって営業の成果がそれだけ給料に反映されるかが異なり、また固定給の金額も異なります。

さらにタクシーには隔日勤務などの特殊な働き方もありますので、人によってかなりばらつきがあるといえるでしょう。

タクシーのA型賃金

A型賃金は「固定給+歩合給」となります。固定給があり安心できるように思えますが、他の給与形態に比べて歩合の割合は低いので頑張りが反映されにくいとも言えるでしょう。

タクシーのB型賃金

B型賃金は「完全歩合制」となります。完全歩合制なので月収は安定はしないですが、頑張れば頑張るほど収入が増えるので、ガツガツ稼ぎたいガッツのある人にとっては魅力的な制度です。

タクシーのAB型賃金

AB型賃金は「固定給+歩合給」でA型とB型の中間をとったような給与体系です。

タクシーのその他の賃金制度

さらに、毎月の歩合給の一部を積立して年3回程度に賞与として支払われる制度をとっている会社もあります。給与体系は会社によって異なるので、求人をよく確認してあなたに適した働き方を見つけましょう。

介護タクシーや運転代行ドライバー(運転手)の給料体系

介護タクシーは会社によって、月給制のタクシー会社と、固定給+歩合給のタクシー事業者があるので、歩合制であればあなたの努力次第で給料を増やすこともできます。

運転代行は、歩合制をとっている会社が多いです。そのため、たくさんの仕事をこなせば給料を増やすことが可能でしょう。特に、都会部や飲食店の多い繁華街であれば仕事が多く取れます。また、運転代行の仕事は夜間がメインであることからアルバイトや副業、タクシードライバーとの兼業で乗務している人が多いとされています。

タクシードライバー/介護タクシードライバー/運転代行の平均年収

タクシードライバーの平均的な年収は、全国平均としては333万円程度となっており、これには賞与は含まれず基本給のみの金額となっております。月収にすると26万円程度となります。

年収(※賞与は別)
  • タクシー 全国平均:333万円
  • 介護タクシー 240~360万円
  • 運転代行 180~264万円
月収・月給
  • タクシー 全国平均:26万円
  • 介護タクシー 18~20万円
  • 運転代行 18~20万円
日給(※一か月あたり20日働いた場合で計算)
  • タクシー 1.3万円
  • 介護タクシー 0.9~1万円
  • 運転代行 0.9~1万円
時給(※一日あたり8時間働いた場合で計算)
  • タクシー 約1625円程度
  • 介護タクシー 約1250円程度
  • 運転代行 約1250円程度

参考:タクシー運転者の賃金・労働時間の現況(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会)

タクシーのドライバー(運転手)の手当・賞与

タクシードライバーでは、一般的には残業代、深夜手当、休日手当などが付く会社が多いです。会社によっては無事故手当や家族手当などがつく場合もあります。

介護タクシー専任のドライバーであれば、各種手当てや賞与を支給する会社は比較的少ないです。ただし、必要な資格を取得するための費用全額負担をしてくれる会社は多いです。また、通常のタクシー+介護タクシーの兼任ドライバーとしての求人であれば、通常のタクシーと同等の待遇となります。

運転代行のドライバーの場合は、会社にもよりますが、常勤雇用であれば賞与や深夜・残業手当の支給がある事業者もあります。ただし、アルバイトの場合は、深夜・残業手当がつかないか、深夜・残業手当を含んだ時給としていることもあるので、求人情報をよく確認しましょう。

タクシーのドライバー(運転手)の仕事でたくさんお金を稼ぐには?

タクシードライバーの場合は、基本給が低く、売上の50~60パーセント(会社の給与規則によって異なる)が給与となる歩合制を採用する会社が多いです。

歩合制と聞くと「稼げないんじゃないか?」と不安になりますが、まじめに営業していればサラリーマンの平均年収くらいは稼げます。そしてタクシーのドライバーは歩合制ということもあって、工夫次第では年収を大幅にアップすることもできます。

ただ、がむしゃらに頑張ればいいというわけではなく、それなりの戦略と効率化が必要となります。タクシードライバーは勤務時間の上限が厳しく定められているので、いかに効率的に営業して長距離乗車が見込める利用者を見つけるのか?同じ勤務時間でもたくさんの利用者を乗せられるか?これが収入アップの秘訣になります。

タクシードライバーで収入を増やすためには、大きく次の2つのパターンがあります。

  • 長距離乗車してくれる利用者を乗せる
  • たくさんの利用者を乗せる

客待ちや空車で走る時間ロスを減らし、効果的に営業をする分析力が必要になります。また、単純に利用客の多い都会部に勤務することも重要な要素のひとつです。

介護タクシーや運転代行の場合、歩合制であれば頑張り次第で年収を上げることもできます。とはいえ、介護タクシーや運転代行の仕事は基本的に予約制なので、自分だけの都合で仕事量を増やせないという制限はあります。介護タクシーや運転代行で年収を大きく上げるためには、通常のタクシードライバーを兼業で務めるなどの一工夫が必要でしょう。

タクシーのドライバー(運転手)の働き方

タクシードライバーの働き方は大きく分けて昼日勤務・夜日勤務・隔日勤務の3種類があります。もっとも一般的な勤務形態は隔日勤務です。隔日勤務は一言で言うと、1日に長時間ドライバー勤務して次の1日は休む、という働き方です。隔日勤務の場合は月の勤務日が半月以下となるので、人によってはとても気楽な働き方に感じるでしょう。

介護タクシーの仕事は日中のみで残業も少なく、仕事はシフト制としている会社が多いです。

運転代行は主に夜間に勤務し、17時頃~翌朝5時頃までの時間をシフト制で勤務します。勤務も少ないところでは週2から働けるので、副業で運転代行を務める人も多いです。

勤務時間・休憩 昼日勤務、夜日勤務、隔日勤務、休憩は各自のタイミング
運送・配送エリア 利用者の目的地による
移動距離 利用者の目的地による
通勤方法 車通勤可能な会社も多いが、都市部のタクシー会社の場合は確認しておいたほうが良い。
研修の有無 一般的には、第2種免許の取得や地理試験合格のための支援があり、新人研修や先輩ドライバーとの同乗研修がある会社が多い。
その他

タクシードライバーの勤務形態(昼日勤務/夜日勤務/隔日勤務)

タクシードライバーは、勤務するタクシー会社のよっても変わってきますが、一般的には次の3つの勤務体系があります。

  • 昼日勤務
  • 夜日勤務
  • 隔日勤務

3つの勤務体系によって、勤務時間はそれぞれ異なりますが、1日の仕事内容は基本的に同じです。それでは、ひとつずつ勤務体系を紹介していきましょう。

タクシーの昼日勤務とは

昼日勤務は、通常の企業と近い勤務形態です。1日の勤務時間8時間+休憩1時間で、7時始業や8時始業がありますが、会社や雇用契約によって異なります。出勤日数も20日程度なので、一般的なサラリーマンと同様の働き方をしたい方に人気の働き方です。休日は週2日程度をシフト制で取ることができます。

タクシーの夜日勤務とは

夜日勤務は、昼日勤務と同様に勤務時間8時間+休憩1時間ですが、夜間のみ勤務する働き方です。始業時間は18時や19時頃からとしている会社が多く、勤務日数も20日程度になります。客層も昼日勤務とは違い、帰宅する人や繁華街に向かう人、お酒を飲んで帰る人や終電を逃してしまった人などが多くなります。また、深夜の時間帯では割増料金が加算されるので、昼日勤務と比べて稼ぎやすい雇用形態と言えます。

タクシーの隔日勤務とは

隔日勤務は、タクシードライバーに最も一般的な雇用形態です。勤務日は、休憩3時間を含めて営業時間が19時間~21時間にもなりますが、翌日は必ず1日休日となります。そのため、月の勤務日数は11~12日程度になりそれ以外はすべて休日となります。1日あたりの勤務時間が長時間になるので、慣れないうちは体力的にきつく感じる方もいます。けれども慣れてしまえば、まとまった余暇時間が多いので家族と過ごしたり趣味に没頭したりと余裕のある生活を過ごす人も多いです。

介護タクシードライバーの勤務形態

介護タクシードライバーの仕事は、基本的には利用者の利用予約によって決まるためシフト制がとられています。勤務時間や勤務日は会社や利用者の状況によって異なるため一概には言えませんが、日勤制で残業は少なく、仕事が少ない時には週3日勤務もあります。また、会社によっては通常のタクシーと介護タクシーの兼任ドライバーという求人もあり、この場合は介護タクシーの予約がないときには通常のタクシーとして営業します。実際の求人詳細は、各求人情報をよく確認してみましょう。

運転代行ドライバーの勤務形態

運転代行ドライバーの仕事はシフト制を採用しているところが多く、働き方は会社にもよりますが、勤務日は少ない会社で週2日から勤務ができ、勤務時間は早ければ17時から~遅くて朝5時までの勤務になります。この時間帯の中でも、より短い時間だけ勤務するシフトを設定している会社もあるので、自分の働き方にあったシフトを選択できます。

タクシーのドライバー(運転手)の雇用形態

タクシーのドライバーの雇用形態はいずれも、正社員とアルバイトがあります。これは介護タクシーや運転代行も同様です。

そのうちタクシーと介護タクシーは正社員雇用のほうが圧倒的に求人募集が多く、運転代行では逆にアルバイト雇用が多くなります。

形態 アルバイト 契約社員 派遣社員 正社員 業務委託
募集 あり なし なし あり なし

タクシードライバーの雇用形態は大きく分けて正社員とアルバイトの2形態があります。

正社員では歩合給、アルバイトでは時間給の給与体制となっているところが多くなっています。

タクシードライバーは圧倒的に正社員が多いですが、定年退職後のシニアドライバーや長時間は働けない子育て中の女性など、決められた勤務時間内だけで働きたい方がアルバイトとして雇用されています。

介護タクシーや運転代行の一般的な雇用形態

介護タクシードライバーの雇用形態も正社員とアルバイトがあります。正社員としては、介護タクシー専任ドライバーとして雇用される場合と、普通のタクシーと介護タクシーの兼任ドライバーとして雇用される場合があります。

運転代行のドライバーは、タクシーや介護タクシードライバーと比較するとアルバイト求人の割合がかなり多くなっています。というのも、運転代行は夜間勤務が多く、お小遣い稼ぎや副業で運転代行を務めているという人も多いようです。

タクシーのドライバー(運転手)の仕事に必要な免許・資格

ドライバーなので基本的には普通自動車免許を保有していることが前提となりますが、さらに下記のような資格・スキルなどが必要になります。

  • 普通自動車の第二種免許が必要
  • 年齢は21歳以上
  • 一部地域では「地理試験」に合格する必要あり(タクシーと運転代行ドライバーの場合)
  • 介護職員初任者研修(介護タクシードライバーの場合)
車種: 原付 バイク 軽貨物 バン トラック バス
使用有無: なし なし なし なし なし なし
車種: 普通車 中型車 大型車 特大車 特殊車両 その他
使用有無: あり なし なし なし なし なし
原付免許 二輪車免許 普通免許 準中型免許 中型免許 大型免許
必要性 なし なし あり(第二種免許) なし なし なし
その他必要な免許 なし
免許以外に必要な資格
  • タクシードライバーと運転代行:一部地域では地理試験の合格(正答率8割以上)が必須
  • 介護タクシー:介護職員初任者研修
必要な経験

普通自動車第二種免許とは

タクシー・介護タクシー・運転代行は、普通自動車免許さえあれば仕事ができると考えている方も多いと思いますが、代金をもらって自動車に他人を乗せるためには、普通自動車第二種免許という免許の取得が義務付けられています。

タクシーのドライバー(運転手)の年齢

これは、タクシー・介護タクシー・運転代行のドライバー・運転手の仕事につく条件として、明確に年齢が制限されているわけではありませんが、普通自動車第二種免許を取得するには普通自動車免許を取得してから3年以上は経過している必要があります。

つまり、普通免許が取れるようになるのが18歳なので、タクシー・介護タクシー・運転代行のドライバー・運転手に実際になれるのは21歳以上ということになります。

タクシーの地理試験とは

東京(23区、三鷹市、武蔵野市)、神奈川県と大阪府の一部地域では、タクシードライバーになるために地理試験の合格が必須条件となっています。タクシードライバーに必要とされる地理の知識と、安全や法令に関する知識などが問われます。

介護タクシーの介護職員初任者研修とは

介護タクシーのドライバー・運転手は、利用者の乗降介助といった作業を行なうため、介護職員初任者研修を受ける必要があります。利用者の体に触れる「身体介護」をするためには介護資格が必要となりますが、介護職員初任者研修は新人向けの介護資格として位置づけられています。

タクシーのドライバー(運転手)の仕事に必要な資格をもっていない場合はどうする?

普通自動車二種免許や介護資格を自分で取得するのは、費用がかかったり勉強が必要なので、なかなか難しいことです。

最近では、資格を持っていない場合には会社負担で資格取得をさせてくれる会社が増えています。ドライバー・運転手の求人に応募する際には、資格の取得費用を会社が負担してくれる制度があるのかよく確認しましょう。

タクシーのドライバー(運転手)に就職・転職するための求人募集を探すには

最もポピュラーな求人の見つけ方は、ハローワーク・誌面求人・ネット求人の3つで求人を探す方法です。

近ごろは外国人観光客の増加やタクシードライバー高齢化の影響もあって、求人の数は増えているので比較的簡単に求人を見つけることが可能です。

主な求人の探し方としては、「ハローワーク」「誌面」「ネット求人」の3つがあります。

各市町村に設けられたハローワークでは、相談窓口から転職の相談もでき、タクシー・介護タクシー・運転代行のドライバーの求人も紹介してもらえますので、一度相談に行ってみましょう。

求人広告やフリーペーパーなどでは、あなたの地元の求人を探すことができます。タクシードライバーの求人も掲載されていることがあるのでこまめにチェックしてみましょう。

もっともお手軽なネット求人では、パソコンやスマホから全国のタクシー・介護タクシー・運転代行のドライバー・運転手の求人を検索することができます。

タクシーのドライバー(運転手)転職サイトに登録・検索・応募する方法は?

タクシー・介護タクシー・運転代行のドライバー・運転手の求人をネットで探すなら、転職サイトを活用しましょう。

総合転職サイトであれば、全国の求人の中から、非常に幅広い求人情報を探すことができます。

タクシー求人専門の転職サイト

タクシー求人専門の転職サイトもあります。

タクシー求人に特化しているので、総合転職サイトより詳細な条件付き求人検索が可能です。勤務形態だけでなく資格取得支援の有無や乗車するタクシーの装備まで検索条件に入れることができるので、あなたの希望の求人情報を詳しく探せます。

タクシーのドライバー(運転手)の仕事まとめ

最近では、タクシードライバーの高齢化や外国人観光客の急増などの影響で、タクシードライバーは慢性的に不足しています。

完全に売り手市場となっているためどこのタクシー会社も新規ドライバーの獲得に力を入れており、未経験や女性でもドライバーに転職しやすい時代になったと言えます。東京オリンピックを控えた2020年頃まではこのドライバー需要も続くと考えられますので、好条件のドライバー求人を探す絶好のチャンスでしょう。

この機会にあなたがタクシードライバーとして新たな道を見つけ活躍できる日が来ることを願っています。

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