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ドライバーや運送会社が知っておくと便利な情報

大型車を運転したいドライバーなら知っておくべき免許と交通ルール

大型車は道路交通法で寸法や重量などの条件が定められており、トラックなど荷物を載せる『大型貨物自動車』とバスなど人を載せる『大型乗用車』の2種類に分類されます。今回はそんな大型車の情報を『大型貨物自動車』と『大型乗用車』を比較しながら説明いたします。

大型車の定義

同じ大型車でも、『大型貨物自動車』と『大型乗用車』は車体のサイズや条件が異なります。

大型貨物自動車の定義

大型貨物自動車の条件は以下の通りです。

  • 寸法:全長12メートル、全幅2.5メートル、全高3.8メートル以内
  • 重量:最大積載量(荷物を載せることができる上限の重さ)が5トン以上、又は車両総重量(車両自体の重さ+最大積載量+燃料など走行時に必要な物の重さ)が8トン以上

大型乗用車の定義

次に大型乗用車の条件は以下の条件のうち1つを満たす必要があります。

  • 乗車定員:11名以上
  • 最大積載量:5000キログラム以上
  • 車両総重量:8000キログラム以上

大型乗用車は寸法や重量の最低サイズの条件が無いので、マイクロバスなどコンパクトな車も大型車と判断されます。

大型車の免許を取得するためには?

『大型貨物自動車』『大型乗用車』共に、運転するためには大型免許が必要となり、以下のような条件があります。

  • 年齢が満21歳以上であること
  • 普通免許、中型免許、大型特殊免許を通算して3年以上取得していること
  • 視力が片目で各0.5以上、両目で0.8以上あること
  • 赤色、青色、黄色の識別ができること
  • 深視力検査を3回行い、平均誤差が2センチメートル以下であること
    • 深視力検査とは箱状に3本の棒が並んでおり、その内の真ん中1本が前後左右に動くので、3本が一直線に並んだと思ったところでスイッチを押すことで、遠近感と立体視を測ることができる検査のことです。
  • 聴力が10メートル離れたところで90デシベルの音が聞こえること(補聴器の使用可)
  • 自動車運転に支障をきたす恐れのある身体の障害がないこと。(※補助手段を使用して運転に支障が無いと認められれば免許取得可能です。)

大型免許を取得するためには教習所に通う方法の他に、自力で勉強して一発試験で合格する方法もあります。また、大型乗用車を運転するためには、大型免許の他に大型二種免許も必要となりますので、ご自身に合った方法で免許を取得しましょう。

大型車を運転するときの基本的な交通ルールと違反したときのペナルティ

大型免許取得に向けて、大型車を運転するためのルールを少し勉強しましょう。

大型車の車線ルール

道路交通法二十条で、基本的に左側車線を走行するよう定められています。しかし、一部の地域で導入されている環境レーンがある場合は、中央寄りの車線を走行するようにしましょう。また、追い越しを行う場合は、直近の右側車線へ完全に移ってから行い、追い越した後はすぐにもとの車線に戻るよう道路交通法第二十条三号で規定されています。

この法令を違反した場合、1点減点・7000円の罰金という罰則があります。

大型車の法定速度

法定速度は大型貨物自動車・大型乗用車共に一般道で60キロメートルです。高速道路では大型貨物自動車が80キロメートル、大型乗用車で100キロメートルになります。

スピード違反の罰則は超過速度が何キロメートルかによって金額が変わり、最低でも1万2000円になります。最悪の場合免許停止処分になることもあるので、安全運転のためにも法定速度はしっかりと守りましょう。

大型車の通行止め標識

通行止めの標識は斜線の引かれた赤丸の中に対象となるイラストが描かれています。

  • トラックの絵…大型貨物自動車、大型特殊自動車、特定中型貨物自動車
  • バスの絵…大型乗用自動車、特定中型乗用自動車

該当した場合はその標識より先へは進めません。しかし、緊急時の場合は通行禁止道路通行許可申請を行うことで通行可能になります。

通行禁止区域を通行してしまった場合、または許可を得ていても許可証を携帯していなかった場合には道路交通法違反となります。罰則はそれぞれ通行禁止違反で2点減点・9000円の罰金、通行許可条件違反で1点減点・6000円の罰金となります。

通行禁止道路通行許可申請の手続き

申請には『通行禁止道路通行許可申請書』、『運転免許証の写し』、『自動車検査証の写し』、『通行道路の路線図』が必要で、車種によっては『特殊車両通行許可証の写し』が必要となり、それらの書類を揃えて通行予定の道路を管轄している警察署へ申請を行います。許諾が得られると、『通行禁止道路通行許可証』と、通行禁止道路通行許可車と記載された『標章』が交付されます。

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