今やすべての業界で人材不足が深刻となっている中、ドライバー業界においても採用難な状況になっています。頑張って採用活動のための広告費を払ってもいいドライバーが採用できない。内定を出しても他社に逃げられてしまう。と悩んでいる企業も多いことと思います。そこで今回は、ドライバー採用活動のコツをまとめてみました。求人の条件提示や、面接などの際には、是非参考にしてみてください。
まずはドライバー人材が不足している理由を考える
多くの企業が、採用をしたい!となった場合は、無料で行えるハローワークに求人票を出しているのではないでしょうか?しかしながら、ハローワークを通して採用ができるのは今やまれなこととなってきています。そのため有料の求人媒体に広告を出稿している企業がほとんどだと考えられます。
しかしながら、せっかく、お金を出して広告を出しても、たくさんの求人があるなかで、自社の採用がみられず、応募が来ない企業も多いはず。なぜ有料の広告を出しても応募すら来ないのでしょうか?
現在は超売り手市場。2019年1月現在の有効求人倍率1.61倍で、1973年以来45年ぶりの高水準です。そもそも現在は仕事を探している側が選べる立場ということを知りましょう。
人材不足の業界でもドライバー採用を成功させるためのコツとポイント
自社のドライバー求人の情報、特に勤務条件を見直すべし
現在は、仕事を探している側が選べる時代です。競合他社よりも悪い給与やそのほかの就業条件があれば、選ばれる可能性は確実に下がります。人手確保が急務であれば、競合他社よりも悪い条件があれば、少なくとも同等程度にするようにしまよう。
この採用難な時代、良い人材を確保するためには、お仕事の就業条件(給与、休暇、シフトの取りやすさなど)が良いことが重要です。
とはいえ、競合他社に比べ異常な高額条件の提示や、いつでも休んでいいよ。というようなことは準備はできないですよね?就業条件を少しでも他社に比べよくすることは重要ではありますが、限界がありますよね。
採用を成功させるために、採用側ができることでもっと重要なことは、就業条件の明確化です。給与はどういう条件であがるのか。シフトはいつどのように決定するのか。お休みの希望はどのくらい通るのか。など、働くうえで重要になる条件を明確化して、求職者が安心して会社に応募できる状況を作りましょう。
求職者に対して会社の情報をアピールする工夫をすべし
働く側が仕事を選べる時代です。より、働いた時のイメージがわく企業が選ばれています。求人サイトを通じて、どういう人と働くのか、職場環境として、例えばコーヒーが飲み放題、ラグジュアリーな空間で仮眠が取れるなど、ささいなことでも構わないので、たくさん情報を開示していきましょう。オープンな会社には人が集まりやすい傾向にあります。
お仕事を探している人にとって、自分がどんな会社で、どのような条件で働き、どのような仲間がいて、どんなキャリアを積んでいけるのか。ということはとても重要なことになります。
今は、求職者側が仕事を選べる時代、そのような情報が求人票からみてとれない会社には応募が集まらない状況になってきます。
ボーナス額はどうやって決まるのか。会社の従業員数や、正社員、契約社員、アルバイトの割合は。ドライバーから管理職になった人はいるのか。資格取得支援はあるのか。など、細かいかなと思うことまですべて情報を沢山見せるように意識しましょう。自然と応募者数が増えてくるはずです!
トラック運転手の採用条件については年齢にこだわりすぎないようにすべし
タクシーなどでは比較的高齢者の門戸も開いていますが、トラックやトレーラーなどの募集条件の箇所に、経験者必須や、週末も働けること必須、20代必須、などと記載してはいませんか?
気持ちはわかりますが若手の確保や、経験者の確保は、現在非常に難しくなっています。経験や年齢に拘らず、人柄ややる気も含めて採用することを検討していかなければ、人は集まりません。
企業にとっては、即戦力となるドライバーが採用できるのが一番良いことです。教育にかかる手間もないですし、すぐにドライバーとして活躍してくれるからです。
とはいえ、どの企業も即戦力が欲しいため、激戦となります。即戦力にこだわるあまり、なかなか採用がうまくできないと、今いるドライバーも仕事が増え疲弊してきて辞めてしまうという悪循環になることも・・・。
この人材不足の時代は、年齢や即戦力に拘らず、幅広い年齢層から会社にマッチする人材を採用しましょう。未経験でもやる気がある若者であればOKにする。年が高くても、過去の会社のルールや、年下からの指示に難色を示さないような柔軟さや素直さがある人であればOKにする。など、過去の採用実績にとらわれず、年齢の幅を広げて人材を確保していきましょう。
ハローワークに加えてドライバーの求人サイトや人材紹介などを上手につかいこなす
既に取り入れている会社も多いかと思いますが、普通の事務職希望者や営業職希望者など、ありとあらゆる業界と職種のサイトに掲載しても、なかなかドライバー採用の母集団を集めるのは難しい現状があると思います。
まずは、自分たちの会社の求人のページにたどり着いてもらう可能性をあげていくことが重要です。そのため、ドライバーをすでに希望している人がみているドライバー専用の求人サイトを是非利用しましょう!
また、その中でも、ドライバーが知りたい情報をしっかり見せているサイトはどこなのかをしっかり見極め求人票を載せていくようにしましょう。ドライバー専用ですと、driversjobなどは、ドライバーが知りたいと思うような車種の情報などもあり、おススメです。
「働いても給料や条件があまりよくならない」、「体力的にも労働時間もしんどくなってきた」、「将来が不安」、でも”いい仕事ってないよなぁ”と感じたりしていませんか?
もしそうなら、ドライバー不足の今は絶好のチャンスです!
ご存じかもしれませんが、ドライバー不足でどこの企業も人を欲しがっているため、これまで考えられなかったような高年収・好待遇の案件が増えてきています!
なので、もしあなたが最近になっても「あまり年収や待遇がよくならないなあ」と感じるなら転職すれば年収・条件アップの可能性はかなり高いです!
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もちろん転職やお金が全てではありません。慣れた環境や仕事があれば長時間労働や低い年収も気にしないという考えもあります。
ただ、そこまで本気で転職を考えたりはしてないけど、「一応、ドライバーの年収や労働条件って世の中的にはどの位がアタリマエなのか興味はある」、というのであれば情報収集するのは得はあっても損はないでしょう。
ただ、ドライバーの仕事は忙しいのでじっくり探す時間はなかなか取れないものです。ホームページに書いてあることが本当かどうかあやしいと感じるドライバーさんもいます。
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また、「ちょっともうドライバーは疲れたなあ」「他の仕事もやってみたいなあ」という方もいらっしゃると思います。
今の世の中はどの業種も人手不足で年齢に関わらず未経験者も積極活用中です。ドライバー経験者の方は体力もある方が多く採用でも有利なため、全く別の業界で活躍される方も多くいらっしゃいます。
人材紹介サービスはどの会社も転職希望者に費用は発生しないので(採用企業がコストを支払うため)、気になった方は話だけ聞いてみるのもアリでしょう。